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ブックマーク / easy.mri.co.jp (2)

  • インターネット基盤技術者の閉塞感

    今年もまたエープリルフール RFC の季節がやってきた。昨年は結局発行されなかったので寂しい限りであったが、今年は少なくとも一つは発表されたようだ。今回は、今年のエープリルフール RFC を読みつつ、今後のインターネットの行く末を占ってみたい。 手旗信号システム上のIPデータグラムの伝送 今年発表されたエープリルフール RFC はRFC 4824の、「手旗信号システム(SPSS)上のIPデータグラムの伝送」(The Transmission of IP Datagrams over the Semaphore Flag Signaling System(SFSS))である。手旗信号で規定されている A-Z の26パターンのうち、16個をデータ通信用に、また9個をデータコントロール用に定め、P2P のユニキャスト通信のプロトコルを規定している。 RFC 4824 の記述で興味深いのは、エラー

  • トンネルを掘って IPv6 を使おう

    今回は、IPv6 を導入していない企業・組織や家庭から、 インターネットに IPv6 接続しようという話である。 プライベートアドレスからの IPv6 利用は面倒なもの 先日、知人からこんな相談を受けた、 IPv6 アプリケーションを開発したいのだが、 動作検証するための IPv6 インターネット環境が無い、 なんとかしてくれ。 知人の組織はネットワークの研究なども行っているので、 IPv6 は普通に使えるのかと思っていたので少し驚いた。 IPv4 だけしか使われていないネットワーク(ほとんどの組織がそうだ)から、 インターネット上の IPv6 ホストに接続するための技術にトンネルというものがある。 トンネルには入口と出口があり、 入口では IPv6 のパケットを IPv4 のパケットで包んで送信し、 出口では IPv4 のパケットの中から IPv6 のパケットを取り出す。 知人には、 筆

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