チャップマン大学の歴史学者で、反帝国主義のリアーム・オマラ氏のインタビュー。 前回、「シオニズム」に関してのインタビューも非常に勉強になった。抄訳はこちら。 オマラ先生は米国出身のユダヤ人で、親パレスチナ活動家。このインタビューは2時間にも及び、内容の範囲が広大なので、3部に分けて訳して行く。ヨルダン川西岸地区を訪れた時にユダヤ人入植者に発砲されたり、車で轢かれそうになった話(「西岸の入植者達は恐ろしい人達です」)の後、本題に入る。 反ユダヤ主義が親パレスチナ解放運動に及ぼす悪影響「ユダヤ人は人口の2%しかいないのに、バイデン政権の閣僚はほとんどがユダヤ人だ」とのユダヤ差別的なポストがパレスチナ人に連帯する人のコミュニティーの中で拡散された。 ユダヤ差別的なミームパレスチナ解放の運動の中でこのようなユダヤ人差別が流布してしまうことが実はパレスチナのためにならない事は数十年の活動の失敗の経験