英ロンドン(London)の王立美術院(Royal Academy of Arts)に展示されているビンセント・ファン・ゴッホ(Vincent Van Gogh)の絵画「ゴッホの椅子」(2010年1月19日撮影、資料写真)。(c)AFP/Shaun Curry 【2月15日 AFP】オランダの巨匠ビンセント・ファン・ゴッホ(Vincent Van Gogh)の絵画の特徴である鮮やかな黄色が茶色く変色してしまう原因を、欧州の研究チームが化学的に解明した研究結果が14日、米化学専門誌「Analytical Chemistry」に掲載された。 ベルギーのアントワープ大学(Antwerp University)などが参加する研究チームが、超高感度のX線顕微鏡でゴッホの絵画を分析したところ、絵の具とニスが混ざり合った部分が日光にさらされると化学変化が引き起こされることが分かった。 フランスのグルノー