標題の件について、本日、大阪府・市および関連事業者(以下「大阪府・市等」といいます。)による報道発表があり、調査の結果等が公表されました。 「あおもり犬」は青森県立美術館に展示されている作品で、半身が地中に埋まった特徴的な形をしています。青森県出身である奈良美智は、隣接する三内丸山縄文遺跡を背景とした美術館のコンセプトとその土地の持つ歴史を深く理解し、美術館の思いに応える形で、自身の故郷への感謝の念も込めて「あおもり犬」を制作しました。この度、大阪IRの施設に「あおもり犬」がアート作品として展示されているかのような広報資料が作成、公表されたことは極めて遺憾であり、著作権侵害行為であることに加え、著作者人格権の侵害行為でもあったと受け止めております。 これを機に、アートにかかわる権利が広く尊重される社会となることを強く希望いたします。なお、大阪府・市等関係者の方々からは真摯な謝罪をいただきま