フリーのウイルス対策ソフトを提供するAvast Softwareは、ライバルであった「AVG Technologies」を13億ドルで買収し、事業拡大を図っている。買収の意図と今後の戦略について、Avast CTOでコンシューマ部門の上級副社長 兼 ゼネラルマネージャーを務めるOndrej Vlcek氏に話を聞いた。 「ユーザー」と「センサー」が買収の目的 チェコが創業の地のAvastは、フリーのウイルス対策ソフトを中心に事業を展開。一方で買収されたAVGも、同じくフリーのウイルス対策ソフトを主力としてオランダで創業した。両社はライバルとして、長く市場で切磋琢磨してきたが、Avastによる買収でついに一体化することとなった。 フリーのウイルス対策ソフトという枠組みで「似た会社に見えていたと思うが、まったく違う会社だ」とVlcek氏は語る。フリーミアムモデルの採用こそ同一だが、AVGは英語圏
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