「出来ないことは出来ないと言って欲しい」のエントリーの続きになるが、こうして営業がはったりをいった後のプロジェクトは多くの場合最後にひどいことになる。出来るといった部分が実際には出来なくて問題となり、その対応の為に納期遅延が発生するのである。業界で有名なデスマーチの到来である。 そんな時にも大手のSIerの場合、最後の時点でSEや技術者を大量に投入して火消しにかかる。大手ベンダーだとマシンパフォーマンスの問題であればCPUやメモリの追加で対応するし、研究所から新しい技術を持ち込む。出来ない部分もSEの物量にモノを言わせて最終的にはなんとか作りこんでしまったりする。 そしてそういった時にもユーザの上層部は「さすが○○だ」といって満足してプロジェクトが完了する。 さて果たしてそうなのか?その大量に投入したSEの体力や技術のコストはどこが負担しているのだろうか?もしSIerが負担しているのだとし