私の株式投資歴は10年を超えますが、そのなかで最大の反省といえば、短期投資と長期投資の区別が中途半端だったことになります。その反省から、少し前から、長期投資は現物口座で、短期投資は(現物口座に現金を担保したうえで)信用口座で、明確に分離しておこなうことにしました。短期では、損益と期限を常に明らかにしていることが金利負担を差し引いても意味があると考えました。そのあたりのことをつらつら書いてみます。今となってはアタリマエのことを書いているだけですが。 短期投資と長期投資とでは、どちらが良いか?私の答えは「意味のない質問だ」です。「陸上競技で、短距離走と長距離走のどちらがよいか」という質問に似ています。ただ、言えることは、100メートル走で成績が良くなかったからといって、そのまま42キロを走り続けても、うまくいくはずがないということです。短期投資をずるずる長くしても長期投資で成功するはずがありま