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ブックマーク / maclalala2.wordpress.com (34)

  • おバカはどっちだ?

    [おバカ・・・Be stupid] デベロッパの視点から書かれた興味深いコメントがある。 比喩がとてもおもしろいと思った。 funkatron.com: “We’re the Stupid Ones: Facebook, Google, and Our Failure as Developers” by Ed Finkler: 15 February 2010 *     *     * iPad のインターフェイス 最近 iPad が登場したことによって、コンピュータといかに付き合うかという議論が白熱している。自分を含むギークなタイプは、アップルが発表したのは「タブレットコンピュータ」ではなく、「でかい iPod Touch」だったことにいら立った。たしかにどちらもコンピュータではあるが、付き合い方が異なるのだ。現代のコンピュータインターフェイスはマルチタスキングとウインドウ環境をモチー

    おバカはどっちだ?
  • iPad の未来を決めるもの

    [ギークか一般ユーザーか] iPad のプロモーションビデオの冒頭で Jonathan Ive がつぎのように語りかける。 どうして動くのか理解できないものに出会うと魔法みたいにみえる。iPad がまさにそうなのだ。 It’s true when something exceeds your ability to understand how it works, it’s sort of become magical. And that’s exactly what iPad is. 過去の延長上でしか物事を見ることが出来ないひとには iPad のことは理解できないといっているようだ。 そのことに触れたすばらしい文章がある。 Mule Design Studio’s Blog: “The Failure of Empathy” by Mike Monteiro: 03 February 2

    iPad の未来を決めるもの
  • 100 億曲目を予測する

    iTunes ストアカウントダウンページ] iTunes ストアのダウンロード曲数が 100 億に近づいている。 地球上の人口 60 億の老いも若きも含め1人1曲以上買ったことになるのだからスゴい。 100 億曲目をダウンロードしたひとにはアップルが1万ドルくれるそうだが、地球上から1人を選ぶのより難しい確率になる。 100 億曲目ダウンロードをめぐる楽しい話題を Jim Dalrymple が提供している。 The Loop: “Predicting when Apple will hit its 10 billionth song” by Jim Dalrymple: 15 February 2010 *     *     * アルゴリズム 頭のいいひとはスゴいことを考えつくものだといつも感心する。最近の例でいえば、アップルの iTunes ストアで 100 億曲目がダウンロードさ

    100 億曲目を予測する
  • アップルの秘密のクラウド戦略とは何か

    [アップルがぶち上げる] アップルの招待状「最新作を見においで」によって、これまで半信半疑だったアップルタブレットの話題が一気に解禁になった感がある。 なかでも注目されるのが、クラウドサービスの観点からアップルの行方を占った記事だ。 TechCrunch: “Apple’s Secret Cloud Strategy And Why Lala Is Critical” by Michael Robertson: 19 January 2010 TechCrunch Japan: “Apple、秘密のクラウド戦略とLalaが最重要である理由“: 20 January 2010[Nob Takahashi 訳] アップルが乗り出そうとしているのは iTunes のサブスクリプション化などではなくもっと壮大な計画だと Michael Robertson はいう。それはアップルを一夜にしてクラウド

    アップルの秘密のクラウド戦略とは何か
  • iPhone に雪崩れ込む 200 万の Flash デベロッパ

    TechCrunch が Flash に関する興味深い記事を載せている。 「アップルが Flash を嫌っているのは周知の事実だ」と書き始めた Erick Schonfeld は、CS5[Creative Suite 5]が登場すれば環境は激変するという。 TechCrunch: “This Will Be The Year Adobe’s 2 Million Flash Developers Come To The iPhone” by Erick Schonfeld: 10 January 2010 TechCrunch Japan: “デベロッパーに朗報―Adobeの新CS5はFlashアプリをiPhone向けに自動コンバート” by 滑川海彦: 12 January 2010 *     *     * Flash デベロッパの次期開発ツール CS5[現在ベータ]には「Packag

    iPhone に雪崩れ込む 200 万の Flash デベロッパ
  • もしもアップルがタブレットを出すとしたら・・・

    [いよいよ出るか・・・] とうとう John Gruber もアップルタブレットについて書きはじめた。長文の論考だがこれがすこぶるおもしろい。 彼は「Apple Tablet」とはいわず「The Tablet(総称としてのタブレット、例のタブレット)」と呼ぶ。(MacBookMac Pro ではなくマックというのと同じだ。)巷のウワサとは距離をおいて、タブレットの質に注目する。 Daring Fireball: “The Tablet” by John Gruber: 31 December 2009 *     *     * タブレットについて知っていること タブレットなるもの(The Tablet)に関して私が持っている情報はほんの少しだ。しかもこの半年間少しも変わらない。すなわち、タブレットプロジェクト物だ。ご存知の誰かさんが心血を注いでいる。開発に携わっているものは誰

    もしもアップルがタブレットを出すとしたら・・・
    yukio2005
    yukio2005 2010/01/03
    彼らは大きく考えているのだ、パーソナルコンピューティングの体験を再定義するものになる、私はそういいたい。 タブレットはパーソナルで持ち運びできる汎用コンピューティング(personal portable general computing)に対する
  • Snow Leopard はタブレット OS だ

    このところ Cult of Mac の Leander Kahney はすっかりアップルタブレットに取り憑かれてしまったようだ。 発売されたばかりの Snow Leopard も Touchscreen OS に見えるというわけ・・・ Cult of Mac: “More Evidence That Snow Leopard Is a Touchscreen Operating System” by Leander Kahney: 01 September 2009 *     *     * 見れば見るほど・・・ Snow Leopard は、いじればいじるほどアップルから出ることになるタブレットのためのものだと思わずにはおれない。 The more I play with Snow Leopard, the more it looks like it’s designed to run

    Snow Leopard はタブレット OS だ
  • Snow Leopard には大きな意味が隠されている

    [Snow Leopard] Snow Leopard について興味深い記事がある。 Forbes.com: “Why Snow Leopard Is Truly Disruptive” by Brian Caulfield: 27 August 2009 *     *     * 見過ごされている点 アップル最新の OS X Snow Leopard についてたくさんのレビューが書かれているが、どれも肝心な点を見過ごしている。 BURLINGAME, Calif. — The reviews for Apple’s latest Operating System, OS X Snow Leopard, have been written. And, well, they’ve missed the point. Snow Leopard には新しい機能がなく、パフォーマンスもわずかしか

    Snow Leopard には大きな意味が隠されている
  • FCC に対するアップルの回答から見えてくること

    [FCC investigates…] 連邦通信委員会(FCC)に対するアップルの回答が全文公開された。 ありがたいことにデベロッパとして App Store に精通する深津貴之氏が全文を訳しておられる。 fladdict: “Appleによる連邦通信委員会への回答 を翻訳してみた” by 深津貴之: 22 August 2009 全文公開をきっかけに多くの記事が書かれている。 なかでも Phil Schiller から回答を引き出した John Gruber の感想がたいへん興味深い。 Daring Fireball: “Choice Nuggets From Apple’s Response to the FCC’s Inquiry Regarding the Rejection and Removal of Google Voice Apps From the AppハStore”

    FCC に対するアップルの回答から見えてくること
  • アップルの巨大データセンター

    Apple data center in Newark, Calif.] アップルが米東海岸に巨大なデータセンターを作るらしい。 その背景がいまひとつ分かりにくい。 少し前になるが Data Center Knowledge の記事がそれを取り上げている。 Data Center Knowledge: “Apple Planning $1 Billion iDataCenter” by Rich Miller: 26 May 2009 *     *     * 東海岸に巨大データセンター アップルはオンライン事業の規模拡大を図るため、米東海岸に大規模データセンターを計画している。建物や巨大サーバーファームに投じられる金額は 10 億ドルに達するものとみられている。アップルはノースカロライナ州の複数の地域を検討しているが、同州ではアップルを誘致するため課税控除の優遇策を成立させようと当局

    アップルの巨大データセンター
  • カット&ペーストに見るアップルの哲学

    [表参道の孫社長と上戸彩] iPhone 3GS が 3G に比べていかに早いかという記事で溢れている。 iPhone 3.0 にアップグレードした自分の iPhone 3G も体感できるほどスピードアップしのだから、きっと 3GS の早さは当に違いない。 優れたテクノライターにしてアップルウォッチャーでもある John Gruber が、iPhone OS 3.0 のカット&ペーストがすばらしいことを取り上げている。 Daring Fireball: “Copy and Paste” by John Gruber: 26 June 2009 *     *     * iPhone でブログ投稿 自分のブログ「Daring Fireball」にリンクを投稿するのに iPhone を使う回数は、あなたが考えるよりずっと多いと思う。昼間の仕事で WWDC のようなカンファレンスに出かけると

    カット&ペーストに見るアップルの哲学
  • 誰でも iPhone プログラマーになれる・・・わけではない!?

    [Armchair programmer?] スタンフォード大の iPhone プログラミングコースが、開講後7週間で 100 万回ダウンロードされたことがニュースになった。 しかし、実際に受講したひとの率直な感想にはなかなかお目にかかれない。 その意味で、かつて自らも Logo[Lisp の方言で児童用開発言語]の開発に携わった経験を持つ Philip Elmer-DeWitt の感想は大変興味深い。 Fortune [Apple 2.0]: “Stanford’s iPhone U: The rise of the armchair coder” by Philip Elmer-DeWitt: 20 May 2009 100 万回(正確には 120 万回)というのは、それぞれの講義ビデオがダウンロードされた回数の合計で、受講者数になおすと約 20 万人になる計算だという。 *     

    誰でも iPhone プログラマーになれる・・・わけではない!?
  • iPhone がわが家にやって来た

    [Fun with iPhone by Charlotte Geary] 実はまだ iPhone を持っていなかった。 iPhone の記事を追っかけるのに持っていないとどうも不便だ。 *     *     * きっかけはウチの奥さんのひとこと。 iPhone のコマーシャルを見たバーチャル嫌いの奥さんが「私だって出来るかも・・・」 このチャンスを逃がす手はない。 *     *     * ウチの奥さんの長年の夢はおチビさんたちとケータイのメールをやりとりすること。 だが何度チャレンジしてもうまくいかない。文字入力が大仕事、やっと出来たメールは送信する前にどこかへ消えてしまう。 助け舟を出そうにもケータイ嫌いのボクには分らない。 おチビさんたちがわが家にくるたびに特訓するのだが、ひとりでやる段になるとどうしてもうまくいかない。 とうとうおチビさんたちも投げ出した。 *     *   

    iPhone がわが家にやって来た
  • デベロッパの会議であることを再確認させた WWDC 2009

    [会場のデベロッパたち] John Gruber の予想があまりにも的中したことにビックリ・・・ 「iPhone 3G S」もそのとおりだった。S もスピードの S だった。(キーノートビデオ 1 時間 45 分ごろ) *     *     * キーノートのストリーミングを見るかぎり、なんとなくいつもと会場の雰囲気が違うような気がした。 デベロッパのみんなが主人公とでもいえばいいか・・・ 高い入場料を払って、売り切れになるほど押し掛けたデベロッパ自身はどう感じたのだろうか。 iPhone 3.0 や In App Purchase など、デベロッパからみれば興味深い話題が多々あったと思うが、肝心のデベロッパ諸氏がどう感じたのかぜひとも感想を聞いてみたい気がする。そのうち John Siracusa あたりの感想も聞けるに違いない。 iPhone アプリの開発者をフィーチャーしたビデオは会

    デベロッパの会議であることを再確認させた WWDC 2009
  • Google Wave とは何か

    Google Wave が大きな話題になっている。 John Gruber が興味深い発言をしている。 Daring Fireball: “Google Wave” by John Gruber: 30 May 2009 *     *     * 今週初めの Google I/O で「Google Wave」が発表されて以来ずっと考え続けている。テクノロジーの成果としてはすばらしいことに思える。しかし Google Wave が何物なのか私には理解できない。テクノロジーとして複雑なだけでなく、コンセプトとしても複雑に思えるからだ。 I’ve been thinking about Google Wave since it was announced earlier in the week at Google I/O. It looks brilliant and impressive a

    Google Wave とは何か
  • そんなわけないだろう、新しい iPhone が出るにきまってるじゃないか

    ・・・と John Gruber がいっている。 Daring Fireball: “A New iPhone Means New APIs” by John Gruber: 13 May 2009 ことの発端は6月に迫った WWDC についてアップルがプレスリリースを出したことだ。 元気になった Steve Jobs が新 iPhone を発表するのではないかという大方の期待に反して、キーノートは Phil Schiller 以下、テーマは iPhone OS 3.0 と Mac OS X Snow Leopard という内容だ。 *     *     * アップルの WWDC プレスリリース 2009年5月13日、アップルは日、恒例のワールドワイドデベロッパカンファレンス(世界開発者会議、以下WWDC)が、6月8日(月)午前10時(米国西海岸時間)から始まる基調講演で開幕します。ア

    そんなわけないだろう、新しい iPhone が出るにきまってるじゃないか
  • 大変だあ、パスワードのリセットができない!

    [スタートアップ時にパスワードを要求される] 真っ青になった・・・ MacBook が開けなくなってしまったのだ。 久しぶりに赤ん坊を連れて帰ってきた娘が使っている MacBook だ。 Mac でも Windows でもやすやすと使いこなすくせに、OS やソフトにはサッパリ関心がない。 OS も Tiger(10.4)のままなので、親切気を起こして(というか余計なお節介で)Leopard(10.5)へのアップグレードを申し出たのがそもそもの始まり。 なかなかインストールディスクを受け付けないのは光学式ドライブがおかしくなっているせいか。何度か試みてやっとアップグレードできた。ところが、その後が大変・・・ 再起動するとパスワードを要求するようになったのだ。これまでそんなことはなかったのに。 肝心のパスワードだが、娘自身も忘れていて、いろいろ試してみるのだがどれも受け付けない。 *     

    大変だあ、パスワードのリセットができない!
  • 同時進行でみるスタンフォード iPhone プログラミング:第2回 Object-C・第3回 Object Lifecycle

    同時進行でみるスタンフォード iPhone プログラミング:第2回 Object-C・第3回 Object Lifecycle 2009年4月15日 投稿者: shiro [Alan Cannistraro] これから毎週2回の講義だ。それが10週間続く。結局講義の回数、すなわちビデオの数は倍ということになる。講義ビデオを見るだけでも大変だ。 *     *     * 第2回講義:Objective-C 第2回目は Alan Cannistraro が講師で、Objective-C と Foundation framework の話。 まず、OOP(オブジェクト指向プログラミング)の用語を列挙(10分ごろから)、続いて Objective-C の概要(17分ごろから)、Foundation framework の説明(57分ごろから)となる。 これがコトバによる解説だけなので、初心者に

    同時進行でみるスタンフォード iPhone プログラミング:第2回 Object-C・第3回 Object Lifecycle
  • 複雑系ではダメ、シンプルなものからスタートしなさい

    iPhone質を見事に喝破した非常に優れた考察がある。John Gruber の「複雑系」。 Daring Fireball: “Complex” by John Gruber: 01 April 2009 *     *     * 複雑系 「正常に機能する複雑なシステムは必ず正常に機能するシンプルなシステムの上に構築される。逆命題も真のようだ。すなわち、ゼロから設計された複雑なシステムは決して正常に動かず、また動かすこともできない。正常に機能するシンプルなシステムからやり直すより他ない。」 —JOHN GALL “A complex system that works is invariably found to have evolved from a simple system that worked. The inverse proposition also appears

    複雑系ではダメ、シンプルなものからスタートしなさい
  • 同時進行でみるスタンフォード iPhone プログラミング:第1回開講 « maclalala2

    スタンフォード大の iPhone プログラミング講座のビデオが公開されるというので矢も楯もたまらず飛びついた。 無謀なことは分っている。 当方にはプログラミングの知識も経験もまったくない。まるでムチャな話だ。 ムチャを承知で、とにかく付いていけるところまで行ってみようと思う。 まったくのシロウトが覗いてみた名門大学の授業の印象・・・ *     *     * 学生みたいに若い講師 とにかく講師が若い。Evan Doll と Alan Cannistraro というアップルの現役社員だ。[冒頭画像参照] 講師の経歴はつぎのとおり: Evan Doll: Evan はスタンフォード大コンピュータサイエンスコースの卒業生。アップル歴5年。Final Cut、Aperture などの Pro Apps の仕事を経て、iPhone team for version 1.0 に参加、以後のリリースに

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