先日,県内のある高校でコンサートをさせてもらった時のことを書いた。本番ではこの学校の生徒さんたちと一緒に演奏する機会もあったのだが,そのリハーサルのとき,にこにこした,元気そうな女子生徒が声をかけてきた。別の男子生徒が楽器について聞きたいことがあるというのだが,その積極性と,日本で音楽教育を受けた人ならいわないような表現だったこと,さらに日本語のイントネーションが気になったので,ちょっと英語で問いかけてみたら,カナダからの留学生だそうだ。 いわゆる世間話をちょこちょこっとしたのだが,その男子生徒や楽団の仲間たちの驚きの表情は面白かった。 「すごいですね~」 そこで私はすかさず答えた。 「使っている英語は中学レベルの易しい言葉だけだよ~」 なかなか人々は納得しないのだけれど,事実だから仕方がない。 このところ,フィンランド・メソッドとか呼ばれてフィンランドの教育に関心が集まっている。 その関
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