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人生に関するyuriyuri14のブックマーク (188)

  • もうすぐ2回目の入院をするーポンコツ日記 - ところでロマンチックを知らせる回覧板は、いつごろ回って来るのか

    2月も終わりに近づいている。私が何をしているのかいうと、何もしていない、のかな?どうなんだろう。 格好つけてるわけでもなく、頑張って生きてますよ、とでも書けばいいのかな。 先日病院に行ってきた。担当医と再会し彼に、元気そうですね、良かった。では2回目の入院の日取りを決めましょう(*_*)ということになり、その場で2回目は3月の某日ということになった。はやっ! 入院の前日にはPCR検査をして、問題なければ次の日に入院だそうだ。その後別室にて、今度の入院に関して看護師さんからのレクチャーを受けた。 前回の入院が、救急車で運び込まれるからの、なしずし入院(という言葉はないかもしれないけれど)だったので、日を決めて入院というやり方が、やけに新鮮に感じてしまう。 トータル2ヶ月くらい入院したが、その間動けるときは、ひたすら病院の中をウロウロしていた。そんな私は、あくまで中の人といったらよいのか。入院

    もうすぐ2回目の入院をするーポンコツ日記 - ところでロマンチックを知らせる回覧板は、いつごろ回って来るのか
  • がんになったーポンコツ日記 - ところでロマンチックを知らせる回覧板は、いつごろ回って来るのか

    令和4年12月13日、私は救急車で某病院に運び込まれた。腸閉塞だった。緊急手術で、ストーマ(人工肛門)をつくった。 その後の検査で、大腸がんになっていることが判明した。肝臓と肺にも、転移していた。そのまま入院ということになり、体調を整えながら、がんの化学療法をしていくということになった。 まさに怒涛の展開とはこのことだろう。わたしの人生は、その前・その後と表現しようがないくらいに、変わってしまった。 思えばそれまでずっと胃と腸の具合が悪くて、近くのクリニックに通いながらちまちまと薬を飲んではいたのだ。それに健康診断でもひっかかつたりしてはいた。しかしここまでの大事になるなんて、考えるてもいなかった。まぁ今になって何を言ってたとしても、後の祭りでしかないんだけどね。 がんはステージ4。でも末期ではない。転移していると、ステージ4なんだってさ。知らんかった。 娘には当に悪いことをした。娘は最

    がんになったーポンコツ日記 - ところでロマンチックを知らせる回覧板は、いつごろ回って来るのか
    yuriyuri14
    yuriyuri14 2023/02/14
    大腸がんになりました。びっくり!ものすごーくざっくり経緯が書いてあります。
  • 過去に戻ってやり直しても今の自分と大差ないんじゃないか?という話

    中々眠れずにそんなことを考えていました。 そして、結論が出たのでここに残しておこうかなと思います。 前提前提として過去に戻る際、今の記憶は引き継がれないこととします。 つまり、自分の意思決定は全く同じ状況化にある場合、毎回同じ結果になるのではないか?ということを考えていたわけです。 ===== 自分の半生まず自分の半生を見直してみました。 中学時代にプログラマに憧れ、高校は情報系の商業高校を選択しました。 そのために中3から塾に通い猛勉強をしてなんとか入学できました。 高校時代は非常に怠惰で、自主勉強はせずゲームばかりをする日々でした。 ですが、情報系の授業は非常に大好きで部活もその手の部活を選択していたこともあり5教科はギリギリ赤点を逃れるレベル、情報系の教科は毎回90点台という塩梅でした。 その後、5教科の勉強はしたくないと思い専門学校に進学します。 意思決定のポイント長くなるので明文

    過去に戻ってやり直しても今の自分と大差ないんじゃないか?という話
  • 【朗報】イグノーベル経済学賞「成功するのは才能ある人ではなくただ運のいい人である」→「嫉妬…するなぁ」

    佐藤航陽(さとうかつあき) @ka2aki86 2022年のイグノーベル経済学賞の「成功するのは才能ある人ではなくただ運のいい人であることの数学的説明」が超おもしろい。この通りならば自分に才能があるかを悩む必要はないし、成功した人(≒運のいい人)に嫉妬したり過剰に持ち上げたりする必要もないことになる。少し気が楽になる研究。 2022-09-26 22:55:47

    【朗報】イグノーベル経済学賞「成功するのは才能ある人ではなくただ運のいい人である」→「嫉妬…するなぁ」
    yuriyuri14
    yuriyuri14 2022/09/29
    確かに年を重ねるにつれ、運と人生の相関関係を無視できなくなった。あまり好きな言葉ではないが、いわゆるガチャってことだよね。
  • 「なぜTwitter小説では『人生は生まれや環境がすべて』という結論のネガティブなお話がウケるの?」→辛辣な考察

    Rootport🍽 @rootport 作家・マンガ原作者。/好きな言葉は「群盲撫象」/TIME誌「世界で最も影響力のあるAI業界の100人」選出/Blog→rootport.hateblo.jp /マシュマロ→marshmallow-qa.com/rootport youtube.com/channel/UCp6RK… Rootport🍽 @rootport 「なぜTwitter小説では『人生は生まれや環境がすべて』という結論のネガティブなお話がウケるの?」 「おそらくTwitter小説を読むような人の年齢層が割と高めだからです」 「ごめんやっぱりやめて」 「将来の可能性を考えるよりも〝生まれや環境が悪かった〟と諦めたい年齢層だからです」 「やめて」 2022-03-27 10:46:48 Rootport🍽 @rootport 「『田舎から東京に出てきたけど人生失敗しちゃった』

    「なぜTwitter小説では『人生は生まれや環境がすべて』という結論のネガティブなお話がウケるの?」→辛辣な考察
    yuriyuri14
    yuriyuri14 2022/09/27
    ここは退屈迎えに来て、は確かに面白かった。表紙もオシャレだっだし。
  • 働いて結婚して子供を作る人生に微塵も価値を見いだせなかった。|30代派遣社員の逆襲

    迫佑樹さんが発行されている「スキルをつけて人生の自由度をあげる」をテーマにしたLINEのマガジンを紹介します。 スキルアップに関してを知りたい方は登録必須です! 無料LINEマガジンについて詳しくみる こんにちは ポエマーで 無職のうさぎたんです。 僕が、これから話すことは、みなさんにとても不快に思わせてしまうかもしれません。 しかし、勘違いしてほしくないのですが、 僕は、働いて結婚して子供を作っておられる方を軽蔑するつもりもありませんし、やめろとも思っていません。 人それぞれ、好きに生きていけばいいと思っています。 その点をご了承していただいた上でお読みください。 働くことの対価が見合わない 僕は、子供の頃からこう思ってきました。 働きたくない。 やりたくもない苦痛なことに何十年間も時間を費やしたくないと。 しかし、その対価として、得られるのは、世間様から認められ、結婚でき、子供を作るこ

  • 地方に住む親族の女の子は『本当に優しい子、お前がいてくれて助かる』と家族から言われ、こっちに出ておいでと誘っても『みんな困るから』と断られる

    焼き昆布(マンボウメンタル) @Wwmajidesorena 可愛くて強欲な女です。好きな長谷部は誠ではなくへし切です。宝石、鉱石沼に沈んでいます。たまに宝石お気軽アクセサリーを作っていたりします。 イヤーカフの販売、応募などに関して→@hasebesukisugiまで 焼き昆布(マンボウメンタル) @Wwmajidesorena 地方の女性差別な話見たけど、私の同年代の親族の女の子は「お前は女だから」とか言われてるんじゃなく 「当に優しい子、お前がいてくれて助かる」 とまわりに言われながら介護、甥姪の育児、手伝いしててなんかもう色々考えたことある。「こっち出といで」と言っても「みんな困るから」と断られた 2022-09-21 08:01:53 焼き昆布(マンボウメンタル) @Wwmajidesorena 別に人が色んな選択肢があることを知ってて、それにトライするのもまわりから渋

    地方に住む親族の女の子は『本当に優しい子、お前がいてくれて助かる』と家族から言われ、こっちに出ておいでと誘っても『みんな困るから』と断られる
    yuriyuri14
    yuriyuri14 2022/09/22
    実はこの言葉を死ぬほど欲しかった時期があるので、この言葉が突き刺さる!ジレンマが、、。ちなみに私自身は、都会に出て福祉系の仕事についています。
  • そして、どこへも行かない - 傘をひらいて、空を

    疫病が流行しているので不要不急の外出が禁じられた。わたしは病人である。けれども流行している疫病ではない。もっとよくある病気だ。国民の死因の三割を占めているほどである。罹ればすぐに死ぬのではない。わたしの場合もすぐに死ぬのではない。一度長期の治療を受けており、次にこういう症状が出たらぜったいにもう一度入院してもらいます、と医者から言われて、自宅での生活に戻った。 おそらく遠からず死ぬような状態ではあって、そのわりに年齢は若いといえる範囲だけれど、わたしはそれほど強く嘆き悲しみはしなかった。驚いたが、どちらかといえば死ぬことより治療の苦しいことのほうが怖かった。 長期の治療から戻って半年ばかり、家族の協力のもと、自宅で生活している。仕事は完全には辞めていない。遠からず死ぬのに辞めたくないほど仕事好きだったのではない。することがなくなるのもどうかと思って事情を説明して正社員を辞した上でアルバイト

    そして、どこへも行かない - 傘をひらいて、空を
  • 緊急事態宣言が終わった後の仕事のことを考える - orangeitems’s diary

    大都市の弱点 人口を集中させることにより生産性を向上して成長し続けた大都市圏も、この感染症ショックで大いに懲りている人も多いことだと思う。ベッドタウンから都市圏へ満員電車で無理をしてオフィスに運ぶこのモデルの最大の弱点は、感染症にめっぽう弱いということだ。インターネットのおかげで最大限の努力を払いテレワークに努めたし、そうではない人は時差出勤なども駆使し、何とかこの世の中は平静を保っている。しかし、5月以降もしこの状況を続けるとお上が判断した場合、ガス欠に陥る業種が大量に出て世の中の失業者数や破産する企業が大いに出てくるだろう。そこまで時間がないというのに政府の動きは緩慢としている。それは政府に危機感がないというよりは能力の問題だと思える。例えば国民に十万円を配るとしてどうやって配るかを今から議論している。平時に結局のところ想像力が働いていなかったのだから、それはもう能力として考えるしかな

    緊急事態宣言が終わった後の仕事のことを考える - orangeitems’s diary
  • 「教育格差」「文化資本」という「呪い」について - いつか電池がきれるまで

    topisyu.hatenablog.com これを読んで、思ったことなど。 僕は以前、こういう話を書いたのです。 blog.tinect.jp 『下り坂をそろそろと下る』 (平田オリザ著/講談社現代新書)のなかで、平田さんは、今後の日の「教育改革」においては、ペーパーテストではなく、「受験準備ができない設問」(たとえは、グループディスカッションや、社会問題に対する提言力を問うような問題)が重視されていくはずだと述べています。 そうなると、有名進学塾に通えない、田舎の子どもにも「平等」になるのではないか?と僕などは考えていたのですが、実際は、そうはならないのです。 要するに、いまの流行り言葉で言えば「地頭」を問うような試験に変わっていくということだ。 これは、短期間の、知識詰め込み型の受験勉強では対応できない。小さな頃から、文科省も掲げるところの思考力、判断力、表現力、主体性、多様性理解

  • わたしがどこへも行けなくても - 傘をひらいて、空を

    疫病が流行しているのでよぶんな外出を控えるようにという通達が出された。ほどなく私用の海外旅行や、まして移住は、事実上不可能になった。 わたしは休みの日には女の格好をしていた。いつかそういう格好で職場に行きたかった。そういう格好のまま彼氏を見つけて腕を組んで歩きたかった。そのために英語スペイン語とフランス語を話せるようになった。大学ではグローバルに必要とされるというITと統計とAIの原理とその社会的応用について学び、いかにもすぐに役に立ちそうなスキルをいくつか身につけて、そうして就職して、少しのあいだつとめた。 でももうそんなのはもはや意味のないことだ。疫病が流行したので、どれほど勉強したって、わたしが海外に出ることはできない。苦労して取った性別不問の外資の転職の内定は疫病の世界的な流行によってあっけなく取り消された。 わたしは男である。男のからだをしている。そのことに異論はない。このから

    わたしがどこへも行けなくても - 傘をひらいて、空を
    yuriyuri14
    yuriyuri14 2020/04/01
    コロナに関することは聞き飽きているのに、このお話はなぜだか心に響いた。
  • 無意味さを飼い慣らす - 傘をひらいて、空を

    彼のことは左利きだと思っていた。同じ部署ではないが、私よりひとまわり以上年長の、社歴の長い人なので、私が先だって管理職に就いてからはいくらか接点がある。ペンも箸も左手で持っていた。だから左利きなのだと思っていた。 今日の会議で彼がちょっと複雑な説明をはじめ、立ち上がって「じゃあホワイトボードに書きます」と言った。そしてすらすらと図解した。図がうまいなあと思って、それから、あ、と口に出してしまった。彼は右手で図を画いている。 会議が終わったあと部屋を出ると後ろから彼が出てきて、言う。さっき、あ、って言いましたね、あ、って。マキノさんって思ってることだいたい顔とか声とかに出ますよね、僕は嫌いじゃないですが。 失礼しましたと私は言う。どうということはないんです。ただ、左利きでいらっしゃるものと思っていたので。彼は笑って、右利きですとこたえた。 マキノさんはたしか四十かそこらですよね、それならもう

    無意味さを飼い慣らす - 傘をひらいて、空を
    yuriyuri14
    yuriyuri14 2020/01/31
    頭よくて大人な人を書かせると、この方は筆が乗るような気がする。 あとプラスして“年をとる”ってことにどうやってユーモアを入れ込むかを、画策しているんじゃないかと勝手に思っている。
  • 聖なる標準家庭の祝日 - 傘をひらいて、空を

    なるほど、あんたのおばあちゃんが地元の霊能力者を呼んだと。そしてあんたにお嫁さんが来て子どもを産んでくれますようにという内容の祈祷を上げてもらったと。あんたは正座して神妙な顔してその祈祷を承っていたと。そりゃしんどいね。田舎ではカムアウトしない予定だもんね。もうさあ、きょう東京に帰ってきちゃえばいいのに。東京で年越しすればいいじゃん。だいじょうぶだよ、そんな人いっぱいいるよ。 そうですか、今年からお子さんとお父さんだけで帰省することにしたんですか。そりゃあいいですね。だって、お正月あけ、いつもげんなりした顔で出勤していらしたもの。ええ、毎年そうでしたよ。さぞかしストレスフルな「義実家」ってやつなんだろうなと、そう思っていました。そこまででもない? そこまででもないからよけいに疲れる? ああ、そういうこともあるかもしれませんねえ。 おうち帰らなくていいの? いいんだ。そっか。妹さんももう大学

    聖なる標準家庭の祝日 - 傘をひらいて、空を
    yuriyuri14
    yuriyuri14 2020/01/01
    “ここであなたに「いいじゃん」て言います”
  • 僕らは世界をハックする 二人目 - 傘をひらいて、空を

    シンガポールのオフィスははじめからすぐにたたむつもりだったから一年間使い切りの契約にしていた。学生時代のやんちゃが思ったより早く飛び火したので海外にまで出るはめになった。正直なところ、計算違いをした。 個人で使うカネなんかたかが知れている。俺ははじめから大それた資産は望んでいなかった。そんなに野心的なたちじゃないんだ。大富豪になりたいんじゃなかった。巨大な権力(カネは一定量を超えると権力になる)は巨大な責任を生じさせる。俺はそんなものはほしくなかった。 ほどよくアッパーで、ちょうどいい余裕があって、人よりも優雅だけれど、抜きん出すぎて孤独になることなく、上等な連中とつるんでいられること。そして誰も知らない資産を持っていること。それが俺の好みだった。どうして誰も知らない資産が必要かというと、不安や不確定要素を抱えているとQOLをそこなうので、一般人の範疇で人のうらやむ暮らしをしながら社会の変

    僕らは世界をハックする 二人目 - 傘をひらいて、空を
    yuriyuri14
    yuriyuri14 2019/12/24
    続編熱望!!
  • いつも死にたい一族 - 傘をひらいて、空を

    知人のお祝いに出かけた。役職が上がると聞いているので、そのお祝いである。今年から娘さんが私立中学に上がったので、遅ればせながらそのお祝いもかねるということで、四年ぶりにご自宅にお邪魔する運びになった。 冬の街をデコレーションするのは寒いからである。私はそう思う。クリスマスとかお正月とかのせいではない。寒くてやってられないからクリスマスとかお正月とかを言い訳にして飾りつけをするのだと思う。だって五月や十月ならきらきらさせなくても楽しいもの。世界がいつも五月と十月ならいいのにと言ったのは誰だっけ。 小学校で受験する人は半分以上が親の受験みたいなものらしいですけど、と彼女は言った。高校だとほぼ人の受験ですよね。お金だとか環境だとか、間接的なものは、親が整えるので、スタートラインの段階でハンディがある子はいっぱいいますけど、受けるのは人です。中学受験は、その中間くらいでしょうかねえ。 じゃあま

    いつも死にたい一族 - 傘をひらいて、空を
    yuriyuri14
    yuriyuri14 2019/12/03
    いつも楽しく読ませてもらっているけれど、今回はお話の中にひっぱりこまれそうだった。でも私の場合“死にたい”というよりは、“消えてなくなりたい”って感じなのでちょっと違うかな。
  • だからその上に薔薇を - 傘をひらいて、空を

    1992年11月26日、14歳の少女Aさんが実父Bさんを椅子で殴打した。Bさんは脳震盪により一時意識を失い、軽傷を負った。Bさんが倒れた直後、Aさんの実母CさんがAさんの後頭部を掴み顔を壁に複数回たたきつけた。Aさんは前歯8を損傷、その他の軽傷を負った。Aさんは直後に110番通報、「実父からの性的加害を防止するために椅子で殴った」「実母は実父に逆らった自分に激高して自分の顔面その他を壁にたたきつけた」と供述した。AさんBさんの双方に殺人の意思はなかったとされている。 「ありふれたニュースだよ」。のちの元少女Aさんは言った。「だから誰も覚えていないでしょう」。 わたしたちの平和な大学で、彼女はものすごく目立っていた。髪はまだらな坊主、前歯がなく、左頬に大きな傷があった。それから頻繁に顔や首に蕁麻疹を浮き立たせ、まぶたや手足をしょちゅう痙攣させていた。教員は全員その状態をきれいに無視ししてい

    だからその上に薔薇を - 傘をひらいて、空を
    yuriyuri14
    yuriyuri14 2019/11/26
    なんて美しいお話なんだろう!と思った。どうして自分がそう思ったのかは、上手く説明できないのだけれど。
  • 愛の永続性のなさに関する学習 - 傘をひらいて、空を

    甥っ子が駆けよってくる。生まれたときから毎週のように面倒をみていた可愛い甥である。現在三歳半だ。わたしは両手をひろげてかがむ。いつものように。すると甥はフルスイングでわたしの頬を平手打ちした。それからわたしに抱きついて泣いた。 なんだ、これは。 甥はわたしにしがみついている。甥の母親であるわたしの姉が叱りつけてもろくに聞いていない。びっくりしていると、甥は突然、夢からさめたように泣き止み、ふいとわたしのそばを離れた。姉が急いで甥を追いかけてつかまえた。 姉はとても正しい人間だ。わたしのような要領の良い人間から見るとときどき可哀想になるくらい、正しい人である。だから悪いことをした息子にあいまいな措置を講じることはない。子どもがわかろうがわかるまいが、低いフラットな声でひたすら理詰めにする。「何が悪かったか」「自分が悪かったと理解したか」「それに基づく謝罪をする気はあるか」という順番で詰める。

    愛の永続性のなさに関する学習 - 傘をひらいて、空を
    yuriyuri14
    yuriyuri14 2019/11/12
    なんとなく、ショートムービーのような話だと感じた。
  • 彼の人工的な盲点 - 傘をひらいて、空を

    トオルが十歳になったので、トオル一家および「トオル会」のメンバー五名でお祝いをした。内実はただのホームパーティである。トオルは私の学生時代のゼミの先輩の息子で、障害がある。トオルの障害があきらかになった段階で先輩は何人かの学生時代の友人を選んで、こんな話をした。 トオルは高い確率で、ひとりでいわゆる社会生活を送って寿命をまっとうするってことができないんだ。基は俺ら夫婦と公的支援だけでいける、でも祖父母は遠くてあてにならない、緊急時とかは厳しい、あと俺ら夫婦の精神がだいぶ削れる。ケアリソースが長期的に不足することは目に見えてあきらかだ。上の子にも影響があると思う。そういうわけでみんなにひとつよろしくお願いしたい。 せりふだけ書くとしおらしいけど、先輩のようすはぜんぜんそんなではなかった。「雨が降ったら洗濯物を取り込んでおいて」くらいの感じだった。 先輩は学生時代から変な人だった。たいていの

    彼の人工的な盲点 - 傘をひらいて、空を
    yuriyuri14
    yuriyuri14 2019/11/01
    なんとなくこれは「人間の多様性(あやふやさ)」を書こうとした話だと感じた。
  • このタイトルちょっと高尚なんで変えてもらっていいですかね - 傘をひらいて、空を

    出版市場は実は縮小していない。出版されるの数は増えている。大ヒットが出にくい、書き手と出版点数の増加でパイが小さくなって専業作家が成立しにくい、作家以外の職も担い手が分散している、そういう状態である。 わたしの職能は雑誌編集、単行企画、ライティング。特技は特急テープ起こしと他人の原稿の校閲。さる老舗出版社の専業校閲さんから「校閲部門希望で入社試験を受けてもいい」と褒めてもらったことがある(誇らしい)。一緒に育った妹に言わせれば、「お姉ちゃんはちっちゃいときから、字が書いてある紙の束があればだいたいOKなんだよね」とのことである。たぶん死ぬまでそうなんだと思う。 勤務先に大きな不満があったのではない。それでもわたしは十数年つとめた出版社をやめた。会社員生活よりフリーランスのほうが(たとえ収入が激減しても)総合的に幸福な人生を送れると判断したからだ。わたしは元勤務先やつきあいのあった出版社

    このタイトルちょっと高尚なんで変えてもらっていいですかね - 傘をひらいて、空を
  • 昔モテたホモの主催する飲み会に参加したら現役ツイドルが参戦してきた話 - 犬笛日記

    可哀想な人には手を差し伸べましょう。 けれど、私だって困っている。だからまずは誰か私を助けてほしい。 多くの人がそんな風に感じてしまっている世の中ではないかと思う。 私はおそらく、同年代の平均と比較すると、多少収入が多いし、身体も健康なので、世間一般から見たら恵まれているとみなされる立場にいるのかもしれない。 けれど、ゲイの世界にいると、イケメンでもマッチョでもない自分は、とても価値が低い存在なのではないかと思えてしまうことがある。 恋愛弱者である自分こそ保護されるべき対象なのではないだろうかと、恋愛強者に会うたびに、そんな想いに包まれてしまう。 最近、長いことパートナーがいるゲイの方にお会いする機会がいくつか重なった。長い人だともう10年ほど付き合っているお相手がいて、私は彼らの話を聞きながら「いいなぁいいなぁ」とアホのように相槌を繰り返すことに徹していた。 20代から30代という瑞々し

    昔モテたホモの主催する飲み会に参加したら現役ツイドルが参戦してきた話 - 犬笛日記
    yuriyuri14
    yuriyuri14 2019/08/09
    なんだろう。何かが凄い。しかし何が凄いのかが、さっぱりわからない。