タカムラさんがコウムラさんと読み替えてもわかります――。クレジットカード会社の利用者情報をまとめている信用情報機関「シー・アイ・シー(CIC)」は1月から、姓を読み替えたり、養子縁組で変えたりして不正にカード契約を結ぶのを防ぐシステムを導入した。 クレジット各社はCICに利用者情報を登録し、お互いに他社の利用状況を照会している。これまではカナ氏名と生年月日、電話番号、運転免許証番号で利用情報を検索していたため、氏名の読み方が変われば別人と判断された。 このため、他社での借金を隠してカードを作ることも可能だった。養子縁組で姓を変えたり、「角田」をカドタ、ツノダ、カクタなどと読み替えて契約を申し込んだりして不正な新規契約を繰り返し、多重債務に陥る例もあった。 新システムは姓と名を別々に管理し、姓が違っても、名と他の情報が一致する登録情報があれば、その利用者を画面に表示してクレジットカード
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