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ブックマーク / akihitok.typepad.jp (72)

  • 『ヒットの神様』を読んでみた。

    幻冬舎さんのが2冊続いてしまいますが、『ヒットの神様―伝説のマーケッターに学ぶ、不況に勝つ知恵』を読了したので感想などを。ヒウィッヒヒーなあの人のあの曲じゃないですよ。 書のタイトルにもなっている「ヒットの神様」とは、内田耀一さんという方。1960年代、まだ「マーケティング」などという言葉がない時代からマーケティングに携わってこられた方で、誰もが知っている数々のヒット商品の裏方として活躍されてきたそうです。特にグループ・ディスカッションについては第一人者で、『グループ・ディスカッション調査マニュアル』というもまとめられており、書の中でも様々なエピソードが語られています。 しかし残念なことに、内田さんは2008年、書の出版を目にすることなく亡くなられてしまいました。ギラン・バレー症候群という難病(先日他界されてしまった、女優の大原麗子さんも罹かっていた病気です)に罹り、一時は奇跡的

  • ブラック・スワンは、情報量を増やしても見つけられないという話

    ナシーム・ニコラス・タレブの『ブラック・スワン』を下巻の3分の1ぐらいまで読みました。評判通りの(?)悪文、ではなくて文学的な文章なので、理解しようとしながら読むと結構時間がかかります(『まぐれ』はそれほどでもなかったような気がするんだけど……)。僕?すでに全てを理解するのはあきらめていますが何か。 というわけでちゃんとした書評は弾さんにお任せするとして、ちょっと面白いと思った箇所を。上巻の後半部分、情報の多さが必ずしも良い結果をもたらさないことを解説する部分で、こんな実験が紹介されています: 人を集めて2つのグループに分け、ピンぼけの消火栓を見せる。それがなんだか見分けられないぐらいのピンぼけだ。一方のグループでは、解像度を10段階に分けてゆっくり上げる。もう一方のグループではもっと素早く5段階で上げる。同じ解像度の画像のところで、それぞれのグループに何の画像か尋ねる。写っているのが消火

    yuuten
    yuuten 2009/06/27
    //情報を与えれば与えるほど、その人が立てる仮説も多くなり、どんどん間違ったほうへ進んでいく。同感。受け取った情報を処理するのは抑えられないですよね。。
  • 「お一人様三個まで」の心理学

    昨日のエントリで行動経済学をご紹介したので、今日はその関連で。このブログでお馴染み『予想どおりに不合理』の著者、Dan Ariely が、Harvard Business Review の June 2009 号で短いエッセイを寄稿しています: ■ How Concepts Affect Consumption (HBR.org) 人間の購買行動は単純なものではなく、「コンセプト(このブランドが好きだから買う、などのように付随的な意味を与えるもの)」という不合理な要素が絡んでるよ、というまさしく行動経済学の王道のような記事ですが、こんな実験が紹介されています: Pursuing a goal can be a powerful trigger for consumption. At a convenience store where the average purchase was $

    yuuten
    yuuten 2009/06/19
    //なるほど。。アンカリング有効ですね。関連性が無いのに、何らかの数字を指標にしてしまう事は、多々ありそうですね。
  • 『死神さんとアヒルさん』、必見です。

    たまたま書店で平積みになっているのを発見したのですが、『死神さんとアヒルさん』という絵がすごく、すごく良いです。買わないまでも、書店で見かけたら是非立ち読みしてみて欲しい。絵ですが、「死」というテーマを扱っている大人向けの一冊です。ちなみに2008年のドイツ児童文学賞絵部門を受賞した作品とのこと。 登場人物は、タイトルの通り「死神さん」と「アヒルさん」の2人。ある日のこと、アヒルさんが自分の後ろに死神さんがついてきているのに気づいて……というところから話が始まります。この死神さん、死神らしく骸骨の姿をしているのですが、仕草や表情がなぜか可愛らしい(明言されてはいないのですが、女の子のようです)。ちょっとツンデレ的な要素もあって、何とも言えないキャラクターになっています。 一方のアヒルさんはおとなしくて、木訥な感じのキャラクター。死神さんを前にしても恐れることなく、「死に対面する存在

    yuuten
    yuuten 2009/05/25
  • おじぎ広告

    ネタです。インドで行われた日文化紹介イベント(石川啄木がフィーチャーされたらしいです)において、エントランスにこんな仕掛けが施されたとのこと: ■ Japan Association: Greeting (Ads of the World) 入り口の横にある真っ赤な垂れ幕。その真ん中から少し下のところに、何やら小さい文字で文章が書かれています: The Japan Association welcomes you Japan Association が皆様を歓迎いたします。 と、実は文章の中身は問題ではなくて。それを読むときの人々のポーズの方が重要です。画像を見ていただければ分かると思いますが、腰を曲げて、上半身を傾ける格好――そう、「何が書かれているんだろう?」と興味を向けるだけで、日式のおじぎをしてしまうという仕掛けなわけですね。 「こうして下さい」「ああして下さい」とアレコレ指示

    おじぎ広告
  • 才能のない子には生き残る術を教えてあげるべき、とか言ってみる。

    門外漢だけど参加してみます。以下のエントリを読んで。 ■ 才能のない子にどうやって美術への進路を思いとどまらせるか (はてな匿名ダイヤリー) 僕は上の文章を、「アートの才能が無い生徒は、将来路頭に迷わないよう美大への進学を諦めさせるようにしている」という告白だと理解しています(書き手が教師なのか、教師だとしたらどの教育機関に所属しているのかよく分からないのですが)。その上でちょっと感想を。 以前、村上隆氏の『芸術起業論』を読んだときに、彼がいかに「売れる努力」をしているのかを知って驚きました。彼は「自分は天才肌ではない」と言い切り、欧米のマーケットで何が評価されるかを徹底的に考え、実際に評価されて日に逆輸入する。そして、そんな戦略的な態度を取っていることを隠そうともしていません。例えば第1章からしてこんな感じ: 第1章 芸術で起業するということ 芸術には、世界基準の戦略が必要である なぜ

    yuuten
    yuuten 2009/04/14
    //教師は確かにそう動くべき。ただマーケティングを考えれば、売れるのであれば、それは芸術家の才能では無い気がしてしまう。。
  • なぜ日本人は進化論を信じられるのか

    ■ ダーウィンの進化論、米国人で信じているのは40% (AFPBB News) を読んで。別に米国人の知識レベルが低いだとか、日人がその逆だとか言うつもりはなくて、以前読んだセス・ゴディンのエントリを思い出しました: ■ Gravity is just a theory (Seth Godin's Blog) 進化論と重力。どちらも素人にとっては「科学者がそう言っているから」信じられるというレベルの知識ですが、なぜ重力は誰もが受け入れていて、進化論は(少なくとも米国では)そうではないのか。セスはマーケティングの専門家なので、この問題についてもマーケティングの側面から説明を試みています: 1. いまから売り込もうとしている「物語」が、以前から信じられていた「物語」を捨て去らないといけない場合、売り込みは大変になる。 「なぜ多種多様な生物がいるのか」という問題に対し、米国には既に「聖書」とい

    yuuten
    yuuten 2009/02/17
    //時間認識の概念は勉強になった
  • 「追加機能」の落とし穴

    これは言われてみれば確かに、という話。何かを買おうとしたときに、「この追加機能を付ければ、通常○○なのが××になります」という提案を受けるのは日常茶飯事ですよね。メーカーにしてみれば「これで買ってもらいやすくなるだろう」という思惑があるのでしょうが、追加機能・追加要素があることによって逆に体の魅力が下がってしまうことがあるという研究結果が出たとのこと: ■ We're Not Buying It: Product Add-ons Influence Consumer Judgment (ScienceDaily) 『予想どおりに不合理』でお馴染みのダン・アリエリー教授が、ロンドン・ビジネス・スクールやハーバード・ビジネス・スクールの研究者らと共に Journal of Consumer Research に発表した研究について。デジカメやノートPC、さらにはコーヒーなど、一般的な物品につ

  • 「ネットが放送を食う?まったくのナンセンスだ」

    今週の『週刊東洋経済』(2009年1/31号)は必見かも。特集のタイトルは「テレビ・新聞陥落!」となっていますが、テレビ・新聞に限らず、ネットやケータイ関連のメディア・広告の現状も解説されていて興味深いです。しかもみんな大好き(笑)池田信夫教授が、「新聞・テレビ陥落で始まる『ローコストメディア』の時代」という論文も寄稿してるよ! それはさておき、日テレビ放送網の氏家齋一郎氏に対するインタビューも掲載されているのですが、その中にこんな発言があります: ――インターネットの台頭も大きな構造変化ではないですか。 それは違う。多くの人が誤解しているが、インターネットはしょせんハード。問題は、そこにどういうソフトを流すか、だ。たとえばニュース番組。そのソフトの価値を決めるのは、ニュースを集めて選択して価値判断して流す主体が誰なのか、ということ。読売でいえば150年新聞をつくってきた信用であり、その

    yuuten
    yuuten 2009/01/26
    //インターネットはハード。正しい。netがtvを駆逐しないから安心と考えるのでは、思考の放棄ですね。tvの人はnetを使ってどう面白くするかを考える必要があると思う。考えられない人はもう定年ですね
  • ブログで新聞をつくる、というアイデア

    あー、これは似たようなこと考えていた方、あるいは一部実現していた組織、多いんじゃないでしょうか。新聞からネットへという情報の流れを、ネットから新聞へと逆流させてみようという発想――「ブログ新聞」について: ■ New Media Venture Turns Bloggers Into Print Journalists (Wired.com) 紹介されているのは The Printed Blog というサイト。簡単に言ってしまえば、ネット上に溢れているブログ記事をかき集め、「紙の新聞」にして配布しようというアイデアです。ちなみに収益は広告収入(通常の企業広告だけでなく、クラシファイド広告も含む)に頼り、新聞自体は無料で配布するとのこと。第1号は1月27日、シカゴとサンフランシスコで発行予定で、11インチ×17インチ(約28cm×約43cm)のサイズの紙6ページ分にフルカラーで印刷されたもの

    ブログで新聞をつくる、というアイデア
    yuuten
    yuuten 2009/01/21
    //ブロガーに謝礼は、アクセスupでpayでよいのでは。minor新聞では、upするかわからないけどw
  • 「Google 病院」の可能性

    あらゆるサービスに広告を付け、無料で提供してしまうというモデル。Google がお得意としている手法ですが、そのうち病院に広告スペースを出して、診察を無料で行う「Google 病院」ができるに違いない……と思っていたら、既に日で始まっていたよという話: ■ NPOのアンケート回答→無料診察 札幌の歯科医院波紋 (asahi.com) 札幌市内に、「NPO法人のアンケートに答えれば診察料は無料」という歯科医院が登場したというニュース。ただし対象となるのはこのNPO法人の会員のみで、会員になるには「健康保険証を持っていて年収520万円以下であること」が条件になっているそうですが、実際にこれまで3,000人の患者が無料で診察を受けたとのこと(ちなみにNPO法人の会員数は現在6,000人)。 しかしタイトルに「波紋」とあるように、このシステムが違法となる可能性があるそうです。健康保険法では「診察

    yuuten
    yuuten 2009/01/09
    //なんでも広告費でフォローの世界
  • 不正に巻き込む広告

    インタラクティブな広告というのはネット上では当たり前の話になっていますが、印刷物でもこんな工夫ができるということで。読者に不正の片棒を担がせてしまうという、恐ろしい広告です: ■ ACB (ANTI CORRUPTION BUREAU): Money (Ad of Da Month.com) インドの雑誌に掲載された広告。もちろん印刷物なので、当に不正に巻き込んでしまうわけではないのですが…… ご覧の通り、ちょうどページをめくる際に指を起きそうな位置にお札(インドなのでルピー紙幣)を描いておき、読者が差し出されたワイロを受け取ってしまったかのような印象を与えるという手法。広告が訴えたいのはもちろん「不正を根絶しよう」というメッセージです。 仮にこれがネット広告だったとすると、バナー広告上にナゾの白い封筒が表示されて、「何だろう?」と思ってクリックすると中からお札が――という取り立てて変わ

    不正に巻き込む広告
  • 空を広告に

    街中の景観を巧みに活用した野外広告、という例はこれまでにいくつもありましたが、これはその中でも最も大掛かりで秀逸なものの1つかも。インドのコルカタ(カルカッタ)で実際に行われた広告だそうです: ■ Eveready: Beam (Ad of Da Month.com) コルカタの狭い路地を利用して、懐中電灯(LEDトーチ)の広告にしてしまったというもの。写真をご覧頂ければ一目瞭然だと思いますが、路地の頭上にわずかに開いた空を光線に見立て、そこに重なるように懐中電灯の形をした看板を掲げたというもの。見る位置がなかなか難しそうですが、この広告の意図が分かったときのインパクトはかなり大きいのではないでしょうか。 世は100年に一度の経済危機とかで、ネット広告も含めた広告市場全体が縮小しているそうですが。だからこそ少ない予算で大きな効果を出せるように、創造性に溢れた広告が増えるのではないかと期待し

    空を広告に
  • ライフログが規制される日

    忙しいとか言いつつ外部のイベントに行ってるわけですが、今日はひょんなことで総務省の「モバイルビジネス活性化プラン評価会議」第3回会合に行ってきました(シロクマ日報でも少しこの件に触れました)。販売奨励金が削減されて弱気になってる某S社に対し、座長が「いまのは敗北宣言ですね!」などと言い放つなど、意外にエキサイティング(?)な内容。半分宣伝のようなどこぞのパネルディスカッションより、よっぽど考えさせられる内容でした(会議で配布された資料等は、そのうち総務省のサイト上で公開されるはず)。 で、ちょっと気になるネタがあったのですが。こちらも総務省内の会で、通信プラットフォーム研究会なるものが存在しているのですが、そこで準備中の報告書(案)の中にこんな一節があることが紹介されていました: 現在のネットワーク関連事業においては、一般の利用者の提供するコンテンツを集約し、こうしたコンテンツの集約が更に

    yuuten
    yuuten 2008/10/27
    //全然不謹慎では無いと思う。末端の意思を拾えるようになれば素敵だ
  • デザインにも廃物利用を-"IncSpring"

    最近はエコだエコだと騒がれて、何でも省エネが求められる時代なわけですが、デザインの世界にもその流れが押し寄せてきたようです: ■ Marketplace for unused brands (Springwise) 使われずに捨てられていたブランド・デザイン(企業のロゴマーク等)に、再び陽の光を当てることができるというサイト"IncSpring"について。考えてみれば、クリエイティブな仕事というのは「1つのアイデアを出すために何百というアイデアが生み出され、捨てられる」場所なわけで。エコ的に考えればこれほどもったいない(?)ことはありません。捨てるくらいなら、誰か他に使ってくれる人を見つけよう、というのがこのサイトです。 例えばこちら。火の鳥をかたどったような、なかなか可愛らしいデザインです: このように、デザイナーが過去に作った自分の作品をアップロード>他のユーザーがそれについてレーティ

    デザインにも廃物利用を-"IncSpring"
    yuuten
    yuuten 2008/09/13
    //「1つのアイデアを出すために何百というアイデアが生み出され、捨てられる」場所//共感。。使われ方次第では、使って欲しい事多いはずだしね。
  • 賢い子供に育てるには「賢いと言わないこと」?

    子供の育て方というのは、恋愛結婚に匹敵する一大テーマでしょう。いわゆる育児育児雑誌は無数に存在していますし、ビジネス系の雑誌で育児関連テーマが取り上げられることも珍しくありません。中でも「どうやったら賢い子供に育つか?」という点については様々な議論が繰り返されていますが、意外にも「賢いと言わない」ことが効果的である、という研究結果が出たそうです(via Neatorama): ■ The Secret to Raising Smart Kids (Scientific American) 副題にはこう書かれています: Hint: Don't tell your kids that they are. More than three decades of research shows that a focus on effort—not on intelligence or abili

  • 無料のテキストで学ぶ時代

    「大学の授業で使うテキストって、何でこんなに高いの!?」というのは、学生なら誰もが一度は感じる(であろう)悩み。海の向こうでも事情は同じのようで、その対策として「オープン・テキスト」という発想が生まれているそうです: ■ Online 'textbooks' see college doors opening (USA Today) その名の通り、オープンで誰もが自由に(もしくは安価で)利用できる「オープン・テキスト」というものが推進されていることについて。オープン・テキストの多くはオンラインで公開されていて、講師や学生が好きな部分をカスタマイズ/ダウンロード/プリントアウトすることが可能とのこと。大学等で行われている授業を、そっくりそのままオープンにしてしまう(使用したテキストやマテリアル、授業を収録したビデオ等を閲覧可能にする)「オープン・コースウェア」という取り組みがありますが、これ

  • レシピ検索エンジン"SuperCook"が面白い件

    レシピ検索エンジンで、その名も"SuperCook"というサービス。これだけで説明完了なのですが、なかなかよく出来ています(via. swissmiss): ■ SuperCook ネット上に存在する無数のレシピサイトを検索し、条件にある料理を探してくれるというサービス。使い方は簡単で、画面左上にある緑色の入力欄に材を入れるだけ。するとそれが「あなたのキッチン」にある材として記録され、画面右側に記録された材を使ったレシピ候補がずらりと並びます。以下のスクリーンショットは、「トマト」を入力してENTERを押したところ: もちろん材の追加もOK。例えば鶏肉を指定してみましょう(ちなみに入力欄は単語の候補も表示してくれて、"c"と入れただけで"chicken"等の候補が現れます): ご覧のように、「あなたのキッチン」にある材に応じて右側のメニューが自動更新されます。さらに右側のメニュー

    レシピ検索エンジン"SuperCook"が面白い件
  • SDカードを何に例える?

    先日の父の日、実家にデジタルフォトフレームを贈りました(ちなみに機種はソニーのD70)。そのとき改めて感じたのは、最近の機器を分かりやすく説明することの難しさ。僕らのように日頃からネットだPCだと言っている人になら簡単なことも、改めて「それって何?」と聞かれると答えに詰まります。逆に変に予備知識を持っていると、初めての人に説明することは数倍難しくなってしまうのかもしれません。 で、題。たまたま某女性誌を眺めていたら、こんな広告が目に入りました: 東芝製の microSD の広告。写真やCD、DVDがぎっしり詰まったカードの下に、こんなコピーが添えられています: ケータイを楽しむための、引き出しです。 流石に「SDカードって何?」という人は少ないかもしれませんが、カードを引き出しに例えるというのは、なかなか秀逸だと思います。「この中に画像データを保存したり、ダウンロードした動画ファイルを…

  • たった1枚の写真から、撮影場所を特定する技術が登場

    カーネギーメロン大学の研究者達が、たった1枚の写真だけで、それが撮られた場所を特定する技術を開発したとのこと。面白いことに、Flickr 上にアップされている写真を比較対象としているそうです: ■ New Computerized System Estimates Geographic Location Of Photos (ScienceDaily) "IM2GPS"というのが今回開発された技術の名前。写真の中に写り込んでいるモノを認識する(例えばたまたま写っている看板の文字を認識するなど)のではなく、画像全体の色合いやテクスチャを解析、それと似た傾向を持つ 画像を Flickr 上から検索 -> その Flickr 画像の撮影場所情報を参考にする、という仕組みだそうです。要は最近のウェブサービスでも一般的になりつつある「似た画像を探す」という技術を使って、どこで撮影されたかが既に分かっ

    たった1枚の写真から、撮影場所を特定する技術が登場
    yuuten
    yuuten 2008/06/22
    //FlickrがDBとして優秀ってことだね。。すごいなぁ