カスタムドローンのコミュニティでは、フォーミー(Foamies)と呼ばれるスタイロフォームを使ったボディの改造が流行っている。軽量なボディを作って、ドローンにかぶせてかっこよく見せるのだ。想像上のワンメイクの航空機から、スター・ウォーズに登場する宇宙船まで、さまざまなものがある。 自分でフォーミーを作るためには、スタイロフォームの切断、接着、仕上げなどの技術を知っていなければならない。そこで、ドローン愛好家だけでなく、あらゆるスタイロフォーム工作に利用できる基本の技術を紹介しよう。 フォームの選択 ホームセンターなどに行くと、2種類のフォームがあることがわかる。押出発泡ポリスチレンと発泡ポリスチレンだ。 発泡ポリスチレンは、小さな粒々で構成されているので一目で見分けがつく。こちらは軽量だが、工作、とくに仕上げが難しい。なので、私は押出発泡ポリスチレンを使っている。 押出発泡ポリスチレンは、