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ブックマーク / business.nikkeibp.co.jp (290)

  • イルミネーションが後ろめたさを照らし出す:日経ビジネスオンライン

    電力各社の電力使用状況が、時々ツイッターのタイムラインに流れてくる。 親切な人やおせっかいな人や押し付けがましい人や心配性の人が、それぞれ、折にふれてリツイートしてくれるからだ。 見ると、たしかにこれは、かなりヤバい。 この夏、大飯原発の再稼働を前に、電力不足の懸念が叫ばれていた当時と比べても、状況はさらに逼迫している。 東京電力は、なんとか90 パーセント前後で持ちこたえている(それでも12 月10 日には90.33%に到達した)が、中部電力、東北電力、北海道電力は、連日90 パーセントを超えている。軒並み、真っ赤な警報ラインだ。特に東北電力は、12月9 日に97 パーセント、10 日に95 パーセントを記録している。これって、ほとんど電力ダウン寸前ではないか。 ここへきての電力不足の原因については、原子力発電所の停止以外にも、火力発電所の定期点検や事故による停止など、いくつかの要因が背

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    zenibuta 2012/12/14
  • 米国の大学生だった彼に「日本での就職はない」と決意させた経験:日経ビジネスオンライン

    現在はグーグルジャパンの顔として活躍する徳生健太郎。彼は日でも屈指の進学校だった高校を中退して渡米。アメリカの大学で学び、シリコンバレーでベンチャー企業を経て、グーグルに入社したが、大学在学中に日で就職することは考えなくなっていたという。また、大学時代から、後のキャリアに直結する学びの機会を得ている。 「アメリカの大学は、卒業したら即戦力にならなければいけない、という感覚を誰もが持っているんです。だから、勉強も真剣にやるし、それ以外についても、将来を意識した取り組みを進めている。もっと言えば、早い段階で専門や専攻を絞り込んでいくし、やってみたい方向も定めるんです」 徳生が大学院を卒業してから就職したのは、剛体力学のシミュレーションをするソフトウェアを作っていた会社だったが、実は大学1年の頃から徳生はこの分野に興味を持っていた。 「物理が好きだったことと、コンピューターを使って自然の現象

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    zenibuta 2012/11/29
  • 香港でシャワートイレ取り付けが難航したワケ:日経ビジネスオンライン

    香港支局への駐在を命じられ、赴任して2カ月以上が経った。色々とトラブルはありつつも1つひとつクリアしながら次第に生活インフラも整え、この国際都市での生活にもようやく慣れつつある。だが、ひとつ、乗り越えなければならないが、毎度心が折れそうになる出来事がある。私の場合、周期が規則的なのでそれはおおむね毎日私を悩ませている。 尾篭な話で恐縮だが、トイレの事情だ。 と言っても、トイレが不衛生で耐えられないといった類の話ではない。香港の公衆トイレは、東京の水準と比べればやや劣るものの、おおむね清潔に保たれている。ただ、地下鉄駅やコンビニにはトイレがなく、オフィスビルのトイレも従業員専用(カギ付き)なので、町中で催したら商業施設かホテルのトイレか公衆トイレを探すほかない。もっとも、こちらでの生活に慣れてくると、どこにトイレがあるかを検知する「トイレ勘」のようなものが働くようになって、トイレの場所を必死

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    zenibuta 2012/11/22
  • ルミネに立ち向かった喫茶店:日経ビジネスオンライン

    また1つ、大切な店が消えた。 連絡が来たとき、街は既に夕暮れ時を迎えていた。「今日中に出て行けと言われた」。都内某所にある行きつけのビストロの主人から、そうメールが入った。メディアにもたびたび登場し、ファンも多い人気店だ。10年近くの間、競争の激しい一等地で営業を続けてきた。 経営が赤字だったわけでも、契約違反があったわけでもない。ただ、スポンサー企業の業績が悪化し、急遽、店を閉めるよう言われたとのことだった。釈然としないまま、会後、最終の電車でその店に向かった。店内では企業側の担当者や行きつけのファン、飲店関係者らが渋面を作っていた。 荷造りには数時間を費やした。店の味を支え続けた鉄鍋やミルクパンや秤を抱えて店を出たとき、時計の針は明け方の4時を回っていた。虚脱感を覚えながら各々無言でタクシーに乗り、慣れ親しんだ店を後にした。 個人店が消えてゆく。 「先月まであった店が、今月行ったら

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    zenibuta 2012/11/14
  • 悪いこと言わないから、会社なんて始めるべきではありません:日経ビジネスオンライン

    グーグル、フェイスブック、ツイッターなど、人々の生活や働き方を変える技術と衝撃をもたらすインターネット企業を数多生み出してきた米シリコンバレー。この地にまた1つ、世界を変えようとするネット企業が脚光を浴びている。 その名は、エバーノート。パソコンやスマートフォンなど、様々な情報端末で作成した「メモ」をインターネット上に一元管理できる「Evernote」を提供する。極めてシンプルなコンセプトと使い勝手の良いサービスは瞬く間に心を捉え、利用者は急増。2008年のサービス開始から4年で、世界の利用者数は約4000万に到達し、日中国、ヨーロッパなど、世界的なサービスとなった。 当然、投資家もエバーノートを放っておかない。セコイアキャピタルやメリテックキャピタルパートナーズなど、シリコンバレーの著名なベンチャーキャピタルが同社に出資している。会社評価額は既に10億ドル(約800億円)規模となり、

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    zenibuta 2012/11/08
  • 温家宝首相スキャンダルの激震:日経ビジネスオンライン

    ニューヨーク・タイムス(NYT)が先月に報じた温家宝首相のスキャンダルにはちょっと驚いた。温家宝ファミリーが不正蓄財していることに驚いたのではなく、権威あるNYTが現役首相のスキャンダルをスクープとして報じたことにである。 6月末にブルームバーグが習近平・副主席ファミリーが3億7600万ドルの資産を保有していると報じたのも驚きだが、一応これは不正の形跡なしという断りを入れていた。今回は、明らかに首相の職位を利用した不正蓄財だと、告発している。 これが香港誌や欧米拠点の華字インターネットメディアの報道であれば別に驚きもしないし、実際に温首相の長男のインサイダー株式取引による蓄財や宝石商のの強欲ぶりなどは、香港ゴシップを愛読する者にはおなじみのネタだろう。 だが、NYTが独自調査を経て、裏を取って報じている、というのであれば、これは驚きである。1つは中国の現役政治家のスキャンダル報道という

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    zenibuta 2012/11/07
  • 「優秀な中間管理職」が壊れていく必然:日経ビジネスオンライン

    海外版「家族ゲーム」を見た 海外出張から戻られたばかりのお忙しいところすみません。今回は何の映画にしましょうか? 押井:何にしようかなあ。考えるヒマがなかったよ。 外国に行く飛行機の中で何か映画は見なかったんですか? 押井:行きの飛行機は酒飲んで「アベンジャーズ」見て寝ちゃったんですよ。帰りは「インモータルズ」か。これアクションはすごかったけどお話はなにもないし(笑)。あとカナダで映画を3見まして。 そんな時間あったんですか? 押井:夜は暇だったから。その中の一で、ウイリアム・フリードキンの最新作「Killer Joe」が面白かった。殺し屋ジョー。ポスターで渋いおっさんが自動拳銃構えてたから、ハードボイルドが見れるかなと思ったんだけど、全然違ってて、めちゃくちゃな家族の話だった。 台詞が英語だから細かいところはわからないんだけど、父親とその新しい彼女のおばさんと、息子が結託して、殺し屋

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    zenibuta 2012/11/06
  • 「カルビー ポテトチップス」のないコンビニ:日経ビジネスオンライン

    先日、重なる入校作業の合間に突然、油っこいものがべたくなった。仕事が詰まってくると、なぜかいつも体が油を欲するようになる。そこで仕事帰りに近所のコンビニエンスストアを訪れた。目当ては「カルビー ポテトチップス」だ。 普段の生活で、スナック菓子をべることはほとんどない。けれどもその日は、とにかく、ポテトチップスがべたかった。手に入るなら「うすしお」でも「コンソメ」でもいい。とにかく、子供の頃からべ慣れた、あのカルビーのポテトチップスをお腹いっぱいべたいと思っていた。 普段から愛用しているコンビニである。どの売り場に何が並んでいるのかは、体が覚えている。足は自然に菓子売り場に向かい、そして、いつもの場所で足を留めた。 しかし、である。どんなにじっくりと棚を見ても、目当ての「カルビー ポテトチップス」は見つからない。念のために、小さな店内をくまなく回った。あるわけないと思いながら、日用

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    zenibuta 2012/10/31
  • 物言いは“すべからく”上品に:日経ビジネスオンライン

    橋下徹大阪市長に関する特集記事が掲載された週刊朝日(10月26日号)を、私は、発売日の昼過ぎに入手した。 購入を急いだのは、ツイッターのタイムラインがちょっとした騒ぎになっていたからだ。 「これは早めにおさえておかないと売り切れになるぞ」 そう直感した私は、直近のコンビニに走った。 さいわい、店の棚には最後の一冊が残っている。運が良かったのだと思う。 周囲には、買いそこねた連中が結構いる。聞けば、翌日の朝には、どこの書店を探しても見つからない状態になっていたらしい。それだけ良く売れたということだ。 が、話は、売れ行き好調ということだけでは終わらない。 その後に起こった一連の出来事を考えれば、雑誌が完売したことは、悪夢のはじまりに過ぎなかった。 なんだか、大仰な書き方になっている。 昭和のルポルタージュの文体に影響されているのかもしれない。 怨嗟と情念。夜霧に浮かぶ影のような記憶。こういうも

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    zenibuta 2012/10/26
  • 発表から6年、山中教授のスピード受賞はなぜ実現したのか:日経ビジネスオンライン

    2012年のノーベル生理学・医学賞の受賞が決まった京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥教授。「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」を作製した研究成果を報告してからわずか6年というスピード受賞だった。 「『ノーベル賞の受賞は思ったより早かった。臨床応用の実績が出てからだと思っていた』という感想を持っておられる方が多いのではないか」。ノーベル賞受賞決定後の10月11日、日経バイオテクによる単独インタビューの際に山中教授はこのように切り出した。 昨今のノーベル賞の受賞者を見ると、その成果が産業化されるなど、実社会に貢献するようになってから受賞しているケースが多い。その点からいうと確かに少し早いようだが、共同受賞者である英ケンブリッジ大学のジョン・ガードン教授の研究業績を検証すると、見え方が違ってくる。 共同受賞者ガードン教授による発見のインパクト ガードン教授は1962年に、アフリカツメガエルのオタマ

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    zenibuta 2012/10/22
  • 「日本の農業に、正しく絶望しましょう」:日経ビジネスオンライン

    最近、神門教授は『日農業への正しい絶望法』(新潮新書)というを出された。かなりショッキングなタイトルだが。 神門:昨今、農業論議が華やかだが、ほとんどの人が農業問題の質というのが分かっていない。そもそも農業自体が分かってない。農業の定義って分かります? 農産物を作ることではないか。 神門:農産物というのは用動植物だ。世界中どこを探しても、野菜なり米なりを自分の体で作る人間はいない。人間が光合成するわけではないのだから。農業の主人公はあくまでも動植物だ。ところが、巷で「識者」の顔をして農業問題の解説をしている人の中で動植物の生理がわかっている人がどれだけいるのだろうか。農業の質はものすごく単純かつ深刻だ。それは日の耕作技能が崩壊の危機に瀕しているということにほかならない。 農家の腕がどんどん落ちている 今、野菜の栄養価がどんどん落ちて、収量変動も大きくなっている。これは農家の腕が

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    zenibuta 2012/10/19
  • 「偉人たちも庶民」なんて当たり前だろう?:日経ビジネスオンライン

    京都大学の山中伸弥教授がノーベル医学・生理学賞を受賞した。 受賞の第一報がもたらされた10月の9日以来、テレビの情報番組はノーベル賞一色になっている。 出稿量がいかにも多すぎる気はするが、その点について、私は、特に大声で苦情を述べようとは思っていない。 久々のグッドニュースだ。現場が騒ぎたくなる気持ちは理解できる。それに、ご祝儀報道が多少過剰になったからといって、誰が傷つくというものでもない。いじめ自殺の隣近所をつつき回したり、国境紛争に関連してくすぶっている国民感情を煽りにかかるテの報道に比べれば、同じメディアスクラムでも、ずっと害は少ない。 ただ、気になるのは、配信されてくる映像の内容が、時間を経るにつれて、受賞者周辺のプライバシーを晒す覗き見趣味に偏してきている点だ。 独自ネタを追求する中で、各局とも、賞や研究そのものとは縁の薄い「人間的な」部分の取材に重心を移しつつある。 これは、

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    zenibuta 2012/10/16
  • 反日デモとAKB48:日経ビジネスオンライン

    中国各地で反日デモが暴徒化する直前の9月14日、筆者は出張先のインドネシアの首都ジャカルタで女性アイドルグループ「JKT48」の音楽ライブを観ていた。JKT48は日のトップアイドル「AKB48」の姉妹グループだ。総合プロデューサー秋元康氏が推し進める海外展開の第一弾として、昨年11月に結成した。メンバーはインドネシア人を中心とする24人の少女たちからなる。 ライブ会場は、活動の拠点となるジャカルタ中心部の大型ショッピングセンター内の専用劇場だ。グループを運営する電通グローバルビジネス局の西山彰宏氏は、「AKB48のフォーマットを導入した」と話す。 AKB48も東京・秋葉原に専用劇場を構え、毎日のように公演している。「会いにいけるアイドル」というコンセプトを打ち出し、日で大ヒットしたビジネスモデルをそのままJKT48に移植した。 開演直前、会場前に群がる地元ファンたちをつかまえてグループ

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    zenibuta 2012/10/16
  • 「尖閣で中国完勝」と読んだ韓国の誤算:日経ビジネスオンライン

    「日を叩く時は中国の後ろをついて行く」という韓国の戦略が揺らぐ。「尖閣」で日韓国の予想を裏切って善戦しているうえ、共闘しているはずの中国から韓国自身が脅され始めたからである。 中韓も専門家は「法律論では自国が不利」 韓国の金星煥・外交通商相は9月28日、国連総会の一般討論演説で日に対し「従軍慰安婦への補償」を求めた。さらに「独島(竹島)問題の国際司法裁判所での協議拒否」を強調した。ただ、いずれも日を名指しせず、間接的な表現をとった。 金星煥・外交通商相は「歴史の暗い面に向き合い、過去の過ちを正せ」とも説教。「歴史」を持ち出したのは「慰安婦」でも「独島」でも「日=戦犯国」を強調すれば世界の理解が得られるとの判断だ。 ことに「尖閣」で激しく日と対立する中国の歓心を買え、「独島」での対日圧力を増せると韓国は期待したのだろう。中国も「尖閣」は「日=戦犯国」が奪ったもの、という理屈を

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    zenibuta 2012/10/04
  • 「デモで暴れたやつは中国人の面汚し」と北京人は吐き捨てた:日経ビジネスオンライン

    9月30日は中秋の名月だった。中国では月を贈りあい、家族や友人ら親しい人でごちそうを囲んだり、パーティを開いて、この日を楽しむ。ちょうど北京にいたので、知り合いの北京人のカラオケパーティに誘われた。ゴッドマザーと言うべきおばあさん、そしてその子供たち、それぞれの連れ合い、家族、年配者から孫世代までが一同に集まり、飲んで歌っての宴会である。 典型的な北京のプチブル家庭。このパーティに誘ってくれたのは日に留学経験がある24歳の女の子で、彼女の家族、親せきは誰もが「日友人を歓迎!」と、先日の反日デモなど嘘のような友好ぶりを示す。年輩者も一緒ということもあり、歌われる曲も革命歌や抗日軍歌が多かった。するといちいち、「ごめんね、特に(嫌がらせの)意味はないのよ」と言いわけする。こちらも、こういう宴席ではリズミカルで勇ましい抗日軍歌は外せないのは分かっているので、「別に気にしてないよ~」と答え

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    zenibuta 2012/10/03
  • 記者が訪ね歩いた反日暴動、憎悪と恐れの傷跡:日経ビジネスオンライン

    あまりの長さに、対岸は霞んでまるで見えない。膠州湾に架けられた全長40kmを超える世界最長の海上橋「青島膠州湾大橋」は、青島(チンダオ)の市街地と新興開発区の黄島(ホワンダオ)を結んでいる。制限速度一杯の時速80kmで走っても渡り切るのに30分以上かかるという長大な橋は、昨年夏に開通したばかりでアスファルトも真新しい。 多くのニュースが「青島のジャスコやパナソニックが被害を受けた」と報じている。だが、反日デモが暴徒と化したのは青島市の中の黄島エリア(青島市黄島区)のみ。青島市の中心市街地、いわゆる青島では暴動はほとんど起きなかったようだ。空港に着いた筆者は、「青島」側から、反日デモが激しかった「黄島」側へとクルマで渡った。中国の国力を示すようなこの長大な橋で隔てられた「こちら側」と「あちら側」で、どれだけ空気が異なるかを知りたかった。 *   *   * まず訪れたのが、自動車販売店が軒を

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    zenibuta 2012/09/27
  • アップル、地図参入の波紋:日経ビジネスオンライン

    アップルが今秋、独自の地図サービスに参入する。車載分野でぶつかるカーナビ各社が打撃を受けることは必至。一方、地図作製会社には事業拡大の好機となる可能性もある。 「無償の車載向け地図アプリが台頭すれば、ハードウエアとしてのカーナビは一段と苦しい状況に追い込まれかねない」。あるカーナビ関連企業の幹部は、こう懸念を示す。 危機感の源は、米アップルが「iPhone」や「iPad」向けに今秋に投入する新基ソフト「iOS6」。同社はこれまで、米グーグルの「Google Maps(グーグルマップ)」から地図の提供を受けてきたが、iOS6から独自の地図アプリに切り替える。 アップルの地図参入には、2つの意図があるとされる。グーグルへの依存度を下げ、競合するアンドロイド端末との差異化を明確にすることと、自動車をパソコンやスマートフォンに続く新たなビジネス展開の場に育てることだ。 アップルは既に自動車各社と

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    zenibuta 2012/09/20
  • えっ、「日本は中国と戦争したがっている」って?:日経ビジネスオンライン

    「もしかしたら、また(日中戦争のときと同じように)日軍が中国を攻めてくるんじゃないか。日人は、当は中国戦争したいと思っているんじゃないか。実は、そう思っている中国人は非常に多いんですよ」 81年前に柳条湖事件が起きた9月18日の前夜、都内の大学院で学ぶ中国人留学生の張成(仮名、24歳)は、切れ長の目をまっすぐ私に向けながら、きわどいことを語り始めた。 この日、北京、上海、広州など全国約100都市で大規模な反日デモが繰り広げられたが、中国人にとって(日人にとっても)、日常生活には何の影響もないと思われる尖閣諸島が、なぜ、これほどまでにナショナリズムに火をつけるのか、不思議に思う人は少なくないのではないだろうか。 私は領土問題を巡る「中国VS日」という国家間の構図だけではどうしても説明しきれない、中国人をこれほどまでにデモや暴動へと突き動かす心理について、これまで私が自著『中国人エ

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    zenibuta 2012/09/20
  • 民主党が陥った原発ゼロの「死角」:日経ビジネスオンライン

    野田佳彦政権が目指す「原発ゼロ」政策が大きな壁に突き当たった。青森県六ケ所村が使用済み核燃料を元の原発に送り返すと言い出したのだ。核のゴミが送り返され、燃料プールが満杯になれば、全国の原発は再稼働不能に陥る。 「万が一、再処理路線を撤退し、使用済み燃料を直接処分するという結論に達した場合は(中略)国策として進めてきた政府に大きな責任がある」 9月7日、青森県六ケ所村議会は、政府が原子力発電の比率を将来ゼロにするなら、村内にある日原燃の使用済み核燃料再処理工場に貯蔵してきた「核のゴミ」は直ちに元の原発に送り返すという意見書を全会一致で可決し、野田佳彦首相らに送付した。 これは全国の原発で生じた使用済み核燃料を一手に引き受けてきた六ケ所村から国への「三行半」である。政府は使用済み核燃料をすべて再処理し、再利用する前提で核燃料サイクル事業を進めてきた。しかし野田政権はエネルギー政策を転換し、原

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    zenibuta 2012/09/19
  • いつかゴミになる日まで:日経ビジネスオンライン

    アグネス・ラムの写真集が売り出されるのだそうだ。 値段は3990円。 ん? アグネス・ラムを知らない? たしかに、40歳より年少の皆さんは、名前を聞いたことがないかもしれない。 簡単に説明しておく。アグネス・ラムは、1970年代に一世を風靡したグラビアアイドルの元祖みたいな人だ。CMや雑誌の表紙や電車の中吊りに、一時期は、顔を見ない日がないほどメディアに大量露出していたものだ。 もっとも高校生だった私たちが見ていたのは必ずしも顔だけではなかった。というのも、彼女は、多くの場合、水着姿で登場していたからで……と、これ以上の解説は野暮だ。やめておく。どうせ言葉では説明できない。 詳しくはウィキペディアを読んだうえで、Googleの画像検索でもひとあたり眺めてみてください。会社にいるなら後ろに気をつけて。 ……と、精一杯親切に紹介してみたところで、おそらく、アグネスをはじめて見る人たちは誤解をし

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    zenibuta 2012/09/14