神奈川県で南アフリカ変異株501Y.V2の感染例が報告されました。 この南アフリカ変異株やブラジル変異株では再感染リスク増加やワクチン効果低下が懸念されています。 現時点での情報について整理しました。 集団免疫を達成していたブラジルのマナウスで再流行マナウスでの新型コロナ流行状況 https://doi.org/10.1016/S0140-6736(21)00183-5より ブラジルは世界で3番目に新型コロナ感染者の多い国であり、2021年2月7日時点で950万人が感染したと報告されています。 中でもアマゾン流域にあるマナウスは非常に規模の大きい流行を経験し、10月の時点でマナウスの住民の76%が新型コロナに感染したという推計が発表されていました。 この76%という数値はその地域での流行を防ぐための理論上の集団免疫を達成していたと考えられていましたが、そのマナウスで2回目の大規模な流行が起