KDDIが提供するコード決済サービスの「au PAY」。携帯キャリア提供の決済サービスとしては、共通ポイントのPontaと連携することで利用シーンの拡大を図っている。今回、au PAYの現状に関してパーソナル事業本部サービス統括本部金融決済ビジネス部長の長野敦史氏とパーソナル事業本部マーケティング本部au PAY企画部長の菊池良則氏に話を聞いた。 コロナ禍で利用が拡大するau PAY 現在、au PAYの使われ方は「コンビニエンスストア、ドラッグストア、スーパーといった日常利用が多い」と長野氏。コロナ禍においては、外出自粛や非接触のニーズでキャッシュレス決済が拡大。請求書払いでもau PAYが徐々に使えるようになっていて利用も増加している。 6月にはデリバリーサービスのmenuに対応したことで、デリバリーの利用も拡大しており、au PAY全体として利用者数、回数ともに増加しているという。