RNDA 3アーキテクチャーと、これを最初に実装したNavi 31、そのNavi 31を搭載したRadeon RX 7900 XTXおよびRadeon RX 7900 XTに関して第一報と 第二報はKTU氏によってすでにASCII.jpに記事が掲載されている。RDNA 3を理解するための基本となるポイントはこの記事で説明済みなので、もう少し細かいところを補足の形で説明しよう。 1つのGCDと複数のMCDに分割された RDNA 3のチップレット構造 連載653回で、RDNA 3のチップレット構造を、「複数のGCDと1つのMCD」ではないか? と考察したが、見事にハズレで「1つのGCDと複数のMCD」という、真逆の分割方法だった。 一応言い訳を書いておけば、GCDの肥大化にともないダイサイズが大型化することへの対処として、GCDを分割してタイル的に接続するのが効果的だろう、というのが連載653
![大幅にダイサイズを縮小できたRDNA 3のチップレット構造 AMD GPUロードマップ (1/3)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7d4d793b52ac0bfa8635808c615883c747845212/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fascii.jp%2Fimg%2F2022%2F11%2F14%2F3448926%2Fl%2Fa86e3b6c3e6afc69.jpg%3F20200122)