「勝負するしかない」 京都府警、家宅捜索5日目突入へ 舞鶴少女殺害 (1/2ページ) 2008.12.1 21:53 京都府舞鶴市の高校1年、小杉美穂さん=当時(15)=殺害事件で、舞鶴署捜査本部は1日、遺体発見現場近くに住む無職の男(60)=窃盗罪で起訴、勾留(こうりゅう)中=宅の殺人、死体遺棄容疑での家宅捜索を引き続き行った。5日目となる2日も続行する方針を決めた。捜査が難航する中で、異例の長丁場となる今回の捜索は、捜査本部にとっても大きなヤマ場となる。 決断 「事件解決のためには勝負するしかない」。捜査本部が美穂さんに対する両容疑で男の自宅の家宅捜索・現場検証令状を取る少し前、ある捜査幹部はそう語っていた。 これまでの調べで、遺体発見現場に至る府道沿いの防犯カメラに写った映像などから、男が事件直前に美穂さんと一緒にいた可能性は高まっていた。しかし、物証や男の供述はない。捜索は、捜査