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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/sunafukin99 (47)

  • 世間知が供給側政策に偏る理由 - すなふきんの雑感日記

    http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20100102#p1たとえば短期的な総需要サイドの刺激策と長期的なサプライサイド政策を不況のときに両方とるのは矛盾しない、というのが飯田・矢野的な立場でしょう。ところがたぶん松尾さんや僕は事実上、サプライサイドの改革は時間もかかるし今やってもその効果がでるのはかなり先、ということでここらへんを「無罪放免」にしているwところが当は僕らのマクロ経済観では、たとえば不況の中でサプライサイド改革、たとえば雇用の流動化とかなんとかいわれているものをやる、というのは頭大丈夫かね? というのが音のはず。少なくとも雇用流動化が賃金の下方硬直性を緩めるような方向に左右するのは首是できないでしょう。ところがDSGE派は(現実感覚、プラグマティックに目をふさぐ以外には)原理的に不況の中で雇用流動化もありえる、というのが解答のはずです

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    zyugem 2010/01/03
  • 「市場経済」を理解しない人たち - すなふきんの雑感日記

    http://d.hatena.ne.jp/walwal/20091205/1260013392経由http://www.j-cast.com/tv/2009/12/05055498.html「働かざるものうべからず」 この経験から、社長は日人に見切りをつけたくなったと話す。「失業者は甘えすぎだよ!昔は働かざるものうべからずで、働かなくちゃ生きていけなかったのに、今は働かなくてもいろいろと助けてもらえるからね」と、かなり熱っぽくまくし立てる社長。昔々と言い過ぎていると自覚していても、どうしても言いたい! 働きたいなら、ウチに来てよ! と。しかし雇用してもすぐに辞めてしまう人々。理解に苦しみながらも社長はこの状態がいつまで続くのか、についてこう答えてくれた。「もうさ、今の日は違う国みたいな感じになっちゃったよね。価値観が全くちがうもの。日人をあてにするのはイヤになっちゃうよね」 そ

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    zyugem 2009/12/07
  • 仮説・デフレ親和的な国民世論 - すなふきんの雑感日記

    いくらデフレ下よりデフレ脱却後の方がいろいろな意味で経済成長に寄与するんだと説いても納得しない人がいるとしたら、そもそも「経済成長(=豊かさへの志向)そのものへの懐疑心」や、「追い詰められないと奮起できないといったような創造的破壊論」が彼らの中に根強く巣っているんじゃないかと思う。清貧の思想とシバキ主義の合体と言えば「欲しがりません勝つまでは」を思い出す。状況が悪くなればなるほど事態を改善するのではなくより悪化させる方向へ向かいがちなのは日に顕著なのかどうかはわからないが、とにかく論理的に説得できない人たちが少なからずいることは確かなようだ。そしてそうした感覚を醸成強化してきたものこそ他ならぬ長期停滞なのだろう。「今までいろいろやってきたけどうまくいかなかったではないか、なのにそんな魔法のようなことが出来るはずはない、インチキに違いない」という警戒心が先に立つのかも知れない。「ここはや

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    zyugem 2009/11/12
  • 「建設業から農業へ」の倒錯 - すなふきんの雑感日記

    http://d.hatena.ne.jp/anhedonia/20091030/p1そして、この建設会社も、例の「凸を削れば岩が出てくる」問題に苦しんでいて、畑のあちこちに地中から出来てた石ころが積まれている。土壌改良に手間がかかり格的な営農に至っていない。年間1000万円もの赤字を出しており、かなりやばい状態。 「建設業から農業へ」がいかに馬鹿げた妄言かは、現実が既に実証済み。こうなるのも考えてみれば当たり前だろう。そもそも歴史的に第一次産業から第二次産業や第三次産業へ産業構造が転換シフトしてきたことを忘れてしまったのだろうか。建設業がダメだとしたら「より生産性の高い産業」*1へのシフトが必要とされるわけで、「より生産性の低い産業」である農業へ逆戻りするというのはまるであべこべじゃないか。こんな末転倒の錯乱政策を真顔で推し進めようとする日のエリート連中と言うのはいったい何を考えて

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    zyugem 2009/11/01
    日本の農業,単位面積あたりの生産がわかれば何人養えるか計算できるよね。データを探してみるか。
  • 経済成長こそ財政再建の王道 - すなふきんの雑感日記

    http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20091016#p1いわば景気対策を放棄 → 税収の落ち込み放置 → 歳出の見直しの限界 → 受動的な財政赤字の累増ということが予想される。鳩山首相が赤字国債容認とかいう記事を間違って財政政策の積極的発動と誤解している人がいるようだが、内実は無策ゆえの受動的なものになる可能性が大きい。過去の財政赤字累積の最大の原因は景気低迷による税収の落ち込みだ。ところが世間の多くはそうではなく、もっぱら政府や公務員の無駄遣いが招いた事態なので、これを元から断って大掃除でもすればたちまち解決するとでも思ってるんじゃないだろうか。もちろんそうした面もないとは言えないが、少なくともそれが「主な」原因ではないはずだ。だったら主要因であると目される景気の方に目をむけそちらを何とかすることを考えなければならないのに、今のところそうした姿勢が

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    zyugem 2009/10/19
  • 計画経済が失敗する理由 - すなふきんの雑感日記

    民間企業は市場経済における競争を通じて富を生み出す。政府はその富を再分配する、あるいは景気対策含め全般的な民間の経済活動をサポートする役割を持っている。しかし雑多な企業の集まりに政府が介入し、あるいは指導し、将来有望な産業を伸ばし、そうでない産業は淘汰しようなどと意図すること*1は計画経済の一種であるように思えてならない。長期的に見て将来どんな産業が発展するかは誰にもわからないはずだ。介護だとか医療だとか環境だとかにしても、単に今現在流行っているだけのテーマをもって「わかったつもり」になっているだけかもしれない。昔の子供向けの読み物などに載っている未来予想のイラストや、昔のSF映画の未来を想定したシーンなどを見てどの程度当たっているか検証してみるのも面白い。中には実現しているものもあるかもしれないが、それはほとんど偶然の域を出ないのではないだろうか。なので、現代のSF映画に登場する未来の光

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    zyugem 2009/10/12
  • 新自由主義と左派〜同床異夢の原風景 - すなふきんの雑感日記

    新自由主義と左派の親和性 思い出す90年代前半の政治風景http://d.hatena.ne.jp/kechack/20090925/p1高校生の頃、左翼社会科教師の影響を受けてバリバリの左翼だった私は、自民党の土建政治を憎んでいた。ちょうどその頃、自民党の改革派議員や保守派の論客の中で公共事業を批判する言説が散見されるようになり、私はそのような言説に親しみを覚えるとともに、左派のワンパターンな反公共事業理論にない鋭い切り口に新鮮さを覚えたものだ。私の場合は逆のパターンで高校生の頃はバリバリの右翼で日も防衛費を大幅に増やし核武装が必要だと考えていた。ミリタリーオタクだったことも関係していたかもしれない。そして「左翼社会科教師」には反発していたことを記憶している。ただkechack氏より世代が古いこともあり、周囲の思想環境もやや違っていたようだ。当時新保守あるいは新自由主義はまだサッチャー

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    zyugem 2009/09/28
  • 小さな政府と社会保障の両立を求める変な国民 - すなふきんの雑感日記

    自民党が大敗した原因は小泉退陣後「改革」が後退し続けたことが原因で、もしよりいっそう「改革」が進んでいたら経済情勢も今のようにひどくならず自民党も負けなかっただろうとする意見がある。しかしこれにより世論の支持をつなぎとめていけたとするなら政治的には成功かもしれないが、経済的にはどうなっていたかというと疑わしいところがある。こういう人のいう構造改革というものが具体的に何を意味するのかもわからないのだが、仮に緊縮財政や金融引き締めによるシバキ上げ鍛錬政策を継続していたとしたら、逆に日経済はさらなるどん底に叩き落されていた可能性が高い。現在は金融はともかく少なくとも財政出動による片肺飛行でかろうじて持っている状態に思えるので、これさえ取っ払って(しかも世界的経済危機の中世界各国の政策方針に逆らい)彼らの言う「改革」を強行することは自殺行為だったともいえそうだ。また、「小さな政府」や「健全財政」

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    zyugem 2009/09/08
  • 経済成長の条件とは何か - すなふきんの雑感日記

    http://d.hatena.ne.jp/sunafukin99/20090821/1250810684のブクマコメント。2009年08月21日zu2 では、経済成長はどこから来るのだろうか。2009年08月21日petronius7経済 個別企業や個人が努力して、他の人が多少負債を抱えてでも買いたいものを作れば、経済は成長するのでは?ゼロサムを誤解されているようですが、系のバランスシートが大きくなることを経済成長と呼ぶ気がしますが。2009年08月22日onigiri_srv経済『あたかもミクロの努力が集合すればマクロ全体の改善につながるような錯覚が生まれてしまう』/まっとうなマクロの環境下であればそれも是なんでしょうけどね。うーん、確かに「経済成長」というのは不思議で、それがどこから来るのかについて考えてみればわからなくなるところはある。そのへんは勉強不足なのかいまだに飲み込めてない

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    zyugem 2009/08/24
  • 「ミクロ経済政策」という倒錯 - すなふきんの雑感日記

    を変える「知」 (SYNODOS READINGS)作者: 芹沢一也, 荻上チキ, 飯田泰之, 鈴木謙介, 橋努, 田由紀, 吉田徹出版社/メーカー: 光文社発売日: 2009/05/22メディア: 新書相変わらず明快でわかりやすい飯田先生の解説が光る。この中で「ミクロ経済政策」なんてありえない、という話をされていた。つまり産業政策のことだ。今の日で有効な経済政策は何かと聞かれたら、成長産業とみなされる分野への投資とか人材育成とか答える人が多い。しかしそもそも将来の成長分野など当のところ誰にもわからないし、特定産業の業界のことはその業界の人間が一番良く知っている。そんなことを政府(あるいは地方政府)が的確に決められるはずはない。ところが「改革派」とされる人ほどなぜかこの手の発想への抵抗が少ないようで、逆にマクロ経済政策という来政府が行うべき政策に対する拒否反応が強かったりする

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    zyugem 2009/08/02
  • アングラ化を促進するだけの賃金規制 - すなふきんの雑感日記

    民主党が最低賃金を時給1000円にする案を打ち出しているそうだが、これは激しく疑問だ。人件費を抑えてかろうじて持ちこたえてきた企業はそのままクソ真面目に守ると潰れるだろうし、時給1000円以下でも働きたい人はいくらでもいるのにその人たちの仕事が奪われ失業率が増加する。そして現実的に一番考えられるのはサービス残業や無給労働*1の更なる拡大でごまかそうとするインセンティブの発生だろう。労働のアングラ化がますます進むだけじゃないだろうか。まず不況を克服して経済成長を担保し総需要を拡大させないことには話にならない。順序を間違っているとしか思えない。企業に補助金を出すとか言ってるそうだが、今度はそれが新たな不正の発生源になるかも知れず、個人に直接給付した方がマシじゃないだろうか?などと思ったりする。

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    zyugem 2009/07/12
  • エコ原理主義の季節 - すなふきんの雑感日記

    http://d.hatena.ne.jp/anhedonia/20090622/p1もっと言えば、私たちは、もうこの生活を変えることは出来ないということでもあって、だから、経済成長目指して、突っ走るしかない。さらなる経済成長を実現して、産業社会の新たなステージに到達して、今ある問題を無効化するしかない。 太陽光発電や風力だけが環境対策じゃない。生産効率を向上させることが環境対策の王道であって、だから、生産効率の向上によってメーカーのコストダウンの要求に応えている、下請けの工場は、環境対策に貢献しているのである。太陽光や風力に参入しないと言う理由でガタガタ言われる筋合いはない。結局そういうことなのだろう。たまたま今現在太陽光や風力が流行=ファッションになってるだけで、それに否定的あるいは無関心な人たちを闇雲に批判するのはどこかおかしい。こういうのはどこにでもいそうだ。「改革」を自己目的化し

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    zyugem 2009/06/24
  • 素人が口出しすることの功罪 - すなふきんの雑感日記

    http://sonicbrew.blog55.fc2.com/blog-entry-295.html大新聞においては、戦後政治の基的対立軸を中心に置いており、「保守・反動」=戦前型政治の復活を画策するもの、「革新」=その動きを阻止する平和勢力という対立図式をもっていたことである。それに対し、テレビでは、政治家のパーソナリティを前面に出すことによって、腐敗した悪徳政治家・官僚と清潔な「改革」政治家という二元論に代わった。「保守」vs「革新」が「既得権益」vs「カイカク派」に変わっただけのことというのが関の山でしょう。ただ、それを「報道番組のもつ成熟度」とか「民度」の成熟の限界としてしまう背景には、もっと市民を啓蒙すれば成熟度が増してすばらしい「民意」がもたらされるという、多少楽観的に過ぎる希望が見え隠れしているようにも思います。もっとぶっちゃけていえば、おそらく「民意」ってのは昔からもこ

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    zyugem 2009/04/20
  • 「日本最強内閣」って冗談でしょ - すなふきんの雑感日記

    http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20090311#p1ところで同アンケートには、政治部記者84名の選ぶ最強内閣アンケートがあった。これをみると、財務大臣、金融担当大臣などで、榊原英資氏が両方ともトップ、そして後者で大塚耕平氏が同一位、そして経済財政政策担当大臣が与謝野氏である。いまの日をみれば、誰も経済閣僚の三位一体を真剣に問題にしていないので、当に三人必要なのかは疑問ではある。まあ、それは冗談として、日の将来が以下のようになったら、あなたはどう思うだろうか?  財務大臣 榊原英資 金融担当大臣 大塚耕平 経済財政政策担当大臣 与謝野馨 日銀行総裁 白川方明 日の将来を心配することよりも、そろそろ移民の準備でもしたいところが音ではある。私も正直外国に永住して生存できる適応力を備えてる自信はないので移民はちょっと・・・。しかし何これ?何が

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    zyugem 2009/03/18
  • 不可解な日本の世論 - すなふきんの雑感日記

    http://wotan.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-d8c7.html大阪大学の大竹文雄教授が、1年ほど前の週刊東洋経済に寄稿していらっしゃった(面白かったのでとっておいた)のですが、ちょっと要約します++++++++++++++++++++市場競争とセーフティネットという、経済学者が考える標準的な組み合わせは、日人の常識ではないようだ。「貧富の格差が生じるとしても、自由な市場経済で多くの人はより良くなる」という考え方にあなたは賛成するだろうか。PEW研究センターと言う米国の調査機関が2007年に各国で意識調査をしている。 日では49%しか、この質問に賛成していない。米国 70% カナダ 71% スウェーデン 71% イギリス 72% 韓国 72% イタリア 73% 中国 75% スペイン 67% ドイツ 65% フランス 56% ロシア 

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    zyugem 2009/03/14
  • なんでマスコミはこういう質問をしないんだろw - すなふきんの雑感日記

    小宮一慶の「スイスイわかる経済!“数字力”トレーニング」http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090213/131888/?P=3読売新聞(2009年2月10日)の世論調査で、75%の人が定額給付金の実施を反対しているという結果が出ました。 私は、申し上げた通り賛成論者なんですが、先月の講演でお客さんに聞いてみたんですよ。「なぜ定額給付金に反対なんですか?」と。すると、こんな答えが返ってきました。「麻生さんが言うことはコロコロ変わるから」「もらうのは卑しい」「将来消費税が上がる」「自民党内でも反論がある」 次に「じゃあ、小泉さんがやると言ったら、みんな反対しましたか?」と聞いてみました。すると、ほとんどの人が「うーん」と言います。つまり、経済学的なことで賛成・反対しているわけじゃなくて、定額給付金の実施を言っている人に信任がないからダメだとい

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    zyugem 2009/02/27
  • 何度説明してもわからない人たち - すなふきんの雑感日記

    http://d.hatena.ne.jp/kumakuma1967/20090205/p1経由http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2009020500726自民党内で景気対策として政府紙幣の発行構想が浮上していることについて、5日に開かれた同党各派の総会で、発行に反対する意見が相次いだ。 伊吹派会長の伊吹文明前財務相は「日銀行以外に政府が紙幣を供給すれば円の価値が下がり、大変なインフレを招来する」と指摘。「政府紙幣はマリフアナと同じ。実質成長率の引き上げを放棄し、名目成長率で国民をだますことは政治家として受けいれてはいけない」と批判した。(2009/02/05-17:54)今の日の需給環境で「大変なインフレ」など到底起こりそうもないことが理解できないんだろうか?それより「多少のインフレ」が起こるならそれはデフレの克服につながり大歓迎なのに。デフレを

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    zyugem 2009/02/07
  • 何でこう予想通りの展開になるの? - すなふきんの雑感日記

    政府紙幣を円天を引き合いに出し叩く人たちが出てくる悪寒はしてたけど、今日の日経新聞の朝刊コラムなんかあまりにもステレオタイプな展開で噴出しそうになった。曰く、そんな打ち出の小槌みたいなうますぎる話はないという。そしておカネの価値が下がり行き過ぎたインフレを起こす恐れがあり、財政規律が吹っ飛ぶらしい。今の日経済(世界もだけど)がどんな状況かこの人はどうやらわかっていないらしい。インフレを気にするあたりはそもそも日が慢性的にデフレ状況にあるという自覚があるのかどうか怪しい。デフレなんだからそれを埋めるために(マイルドな)インフレにするのがどこが悪いんだろう。もちろん程度の問題はあるけど、まさかジンバブエみたいにバカみたいなハイパーインフレの恐怖が彼らの脳内にはあるんだろうか?そんなのが実現する状況は現在の日には存在しないよ、残念ながら。それもたとえば25兆円程度なら蚊に刺された程度の影響

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    zyugem 2009/02/06
  • 日本人の経済政策観って何? - すなふきんの雑感日記

    http://d.hatena.ne.jp/kmori58/20090114/p1でも、景気対策優先を評価するが1/3では、そもそも定額給付金どころかどんな景気刺激策も評価されるわけがないですな。世の中、おめでたい連中ばかりというか、おそらく自分が被害を受けるということを想像できないのだろう。しかしそれなら41%の人がみな消費税増税に賛成なのかと思いきや、それは32%どまりなんだね。いや、でも32%もいるのか…おめでたいというか、経済政策マゾヒスト国家というべきか。消費税増税には依然否定的な意見が多いことを考えるとこれは一種の「ねじれ」現象と考えることも出来るかもしれません。なんかよくわかりませんね、このあたり。それにしても景気対策そのものへの否定的見解の根強さには驚かされます。肯定も否定もしない残りの「わからない」グループは景気対策と財政再建は「完全にトレード・オフ」で、あちら立てればこ

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    zyugem 2009/01/17
  • 日本の原風景って何? - すなふきんの雑感日記

    まあどうでもいい話だけどただの雑感。唱歌の「故郷(ふるさと)」というのがあるけど、もはやあれってとっくの昔に日の原風景なんかじゃないと思う。昔は確かに里山風景の広がる片田舎から夜行列車に揺られて都会に出てきたような人が多かったと思うけど、今は違うだろう。地方から出てきて東京に住んでる人にしたって、大阪みたいな大都市出身者も結構多いし、どこかしら県庁所在地とか都市的な環境のところから出てきたような人の方が多いんじゃないか。生まれてこの方大都市からまったく出たことがない私なんかにとっては、「原風景」とはアスファルトの道路であり車の排気ガスの臭いであり林立するビルであり公営団地であったりする。まあその点映画「三丁目の夕日」は都市出身者のノスタルジーを掻き立てるという意味では成功したのかもしれないけど。いずれにせよ「田舎」は多くの人にとってすでにリアルな実感など湧かない、まるで歴史上の出来事のよ

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    zyugem 2009/01/15