さわやかな秋空が広がった10月19日午後、自民党の谷垣禎一総裁、石原伸晃幹事長代理を連れ立って東京・九段の靖国神社を参拝した。 ――今日はどうして参拝したのか 「今日はやっぱり靖国神社の大祭の日ですからね。私も京都遺族会の会長でもありますし、また、私の祖父のお祀(まつ)り頂いて、親戚縁者もたくさんお祀り頂いてますんで、お参りをいたしました」 ――参拝するのはいつ以来か 「割合、しょっちゅうお参りしてんですよ。いつかはちょっと記憶はありませんが、自転車に乗ってこの前を通った時についでにお参りすることもあります。色々な機会にお参りしております」 ――総裁になってお参りするのは初めてか 「そうですね。はい」 ――今日はどんな思いで参拝したのか 「やっぱり、この前の戦争に限らず、この日本の近代史の中で亡くなった方がたくさんおられるわけですよね。そういう方の霊を慰めるというか。そういう気持ちですね」