トルコ初の直接選挙による大統領選挙は、保守派政党・公正発展党(AKP)党首で2003年から首相を務めてきたレジェップ・タイイップ・エルドアン氏に予想通りの勝利をもたらした。 これはダイナミックな経済開発とトルコの特色を備えたイスラム主義の融合が数百万人の有権者にとって魅力的な組み合わせであることを裏付けた。 だが、10日の選挙結果は、エルドアン氏が民主主義の原則を守り、法の支配を尊重し、困難な時期にうまく経済を舵取りし、可能ならば、トルコのパートナー諸国や近隣諸国との関係を改善するために新たな権力を使うという十分な確信を与えてくれなかった。 称賛すべきことに、エルドアン氏は勝利宣言で国民の調和を打ち出し、政治的な忠誠心、宗教思想、民族的な背景が何であれ、すべてのトルコ市民は1つの国の息子であり娘だと宣言した。 豊かになる一方、自由を失っていったトルコ しかし、エルドアン氏によるトルコ政治の