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哲学に関するfrascaのブックマーク (43)

  • 書評 「統計学を哲学する」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    統計学を哲学する 作者:大塚 淳発売日: 2020/10/26メディア: 単行(ソフトカバー) 書は応用統計学にも造詣の深い科学哲学者大塚淳による統計学の哲学の入門書になる.序章では書について「データサイエンティストのための哲学入門,かつ哲学者のためのデータサイエンス入門」だとある. これまで読んだ統計学の哲学についてはソーバーの「科学と哲学」がなかなか面白かった.書ではソーバーでは扱っていなかった因果推論や深層学習についても論じられていて,そのあたりも勉強したいと思って手に取った一冊になる. 序章 統計学を哲学する? 序章では書のねらいと構成が書かれている.ねらいとしては,上記の入門書というだけでなく,「統計は確固とした数理理論であり,そこに哲学的思弁が入り込む余地はない」とか「統計は単なるツールであり,深遠な哲学とは無縁だ」とかいう誤解を解きたいということが挙げられている.

    書評 「統計学を哲学する」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • 『はざまの哲学』はスゴ本

    「哲学は何の役に立つのですか?」 哲学をやっていて良いのは、メタ的に疑う目を養えることだ。 たとえば、「哲学は何の役に立つのですか?」という質問が、どんな前提で発せられており、その前提が孕む別の問題に気づけるようになる。 質問者は、「哲学は〇〇の役に立ちます」という回答を期待している。〇〇には、適当な言葉が入る。たとえば、「論理的思考」や「詭弁術」、あるいは「認知バイアスの明確化」「会議における論駁」など、いくらでもある。そこから質問者は、〇〇を身につけるには、別に哲学である必要はない、と言うことも可能だ。 まさにここが問題になる。 「哲学が〇〇の役に立つ(a)」からといって、「〇〇のために(b)哲学がある」わけではない。この(a)と(b)を混同させる発想が、質問の前提にあるのだ。いま哲学を槍玉に挙げたが、哲学に限らず、歴史数学、文学など、学問分野は質問者の意図によって入れ替え可能である

    『はざまの哲学』はスゴ本
  • 自己啓発・成功哲学の傑作19選|富を築き 成功を手にする 75の傑作 - Grasp Mind

    自己啓発・成功哲学編 自己啓発や成功哲学で学べること、は成功者の「考え方」「頭の中」です。 古くから成功者は成功者の考え方をして、失敗する人は失敗する人の考え方をするといわれています。優れた自己啓発書や哲学書を読むことで、成功者の頭の中を覗き見ることができ、同様の成功を手にする方法を知ることができます。 ここでいう成功とは、お金の量ではありません。不動産や株式などの資産量でもありません。充実感を持ち、自己実現をすることが真の成功です。その過程として大きな資産を築くことが多いため、成功者とイコールお金持ちだと考えられます。しかし、質的にはそうではありません。幸せだったといって死ねるなら、成功者なのです。 人を動かす|デール・カーネギー 『人を動かす』デール・カーネギー 原著は1936年に出版されました。それから70年以上もの間、増版と改定、新装を繰り返してきた歴史的名著です。世界一の投資

    自己啓発・成功哲学の傑作19選|富を築き 成功を手にする 75の傑作 - Grasp Mind
  • なぜ世界は存在しないのか 書評|マルクス・ガブリエル(講談社)|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」

    書は二〇一三年に刊行されるやいなや哲学書としては異例のベストセラーを記録し全世界を驚愕させた、哲学界の新星マルクス・ガブリエル(当時三三歳)の出世作である。 書の内容を一言で言えば、それは現代に巣喰う「無意味」の底をぶちぬいて「意味」へと突破しようとする哲学的思索の努力と要約しうるであろう。 ガブリエルによると、私たちは二重の無意味にとりつかれている。第一に、自然科学的世界像が唯一正しいとされるものの、そこには人間の居場所がどこにもない。このような状況に面してポストモダンは、科学的世界像も含め「あらゆるものは幻想である」と主張した。しかし第二に、このように言うことによってこの立場そのものも一個の幻想と化してしまう。こうした二重の無意味に囲まれながら、私たちは意気消沈し、なす術を知らず相変わらず自然主義の抑圧に屈している。 この二重の無意味からの脱却の切り札をガブリエルは「世界は存在しな

    なぜ世界は存在しないのか 書評|マルクス・ガブリエル(講談社)|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
  • 感情論の時代だからこそ「なぜ」を問い続ける――哲学者・萱野稔人インタビュー #2 | 文春オンライン

    ――戦後の実存主義ブーム、60年代の構造主義ブーム、80年代のニューアカブーム、そして90年代のポストモダンブームなど、多くの人が哲学に興味を持つ「哲学ブーム」なるものが、これまで繰り返されてきた気がします。今後またそういったブームが来ることはあると思いますか。 萱野 ブームというか、何かを一新しよう、という動きはあると思います。ここ最近の流れを簡単に言うと、まずはポストモダンが流行って、それが日の左翼言論に取り入れられ、国家批判やナショナリズム批判、フェミニズムなんかに広がっていきました。しかし、2000年代半ばくらいから少しずつ、国家批判やナショナリズム批判ばかりしていてもしょうがないという風潮が出てきて。何か次のことを考えようという段階に今あると思います。 ――「国家批判ばかりしていてもしょうがない」というのは、一冊目の『国家とはなにか』のテーマでもありますよね。 萱野 そうです。

    感情論の時代だからこそ「なぜ」を問い続ける――哲学者・萱野稔人インタビュー #2 | 文春オンライン
  • 未来のビジネスのために「哲学」を始めよう! 『いま世界の哲学者が考えていること』著者・岡本裕一朗に訊く

  • メタファーから解く時間論『時間の言語学』

    時間とは何か? 言語学からの腑に落ちる解答。「時間」について思考の奥底で抱いていた認識が暴かれる一冊。 アウグスティヌスは、この問題の質を端的に語る。「時間とは何か。人に問われなければわかっているが、いざ問われると答えられない」。「時間論」といえば、これまで物理学や天文学、哲学や心理学、社会学からのアプローチがあった。それぞれの分野での見解はあるのだが、著者はこれに疑義を呈する。 つまりこうだ。どの学問領域であれ、時間の「流れ」や「進行」を口にしながら、その方向を当然のように過去から未来へと想定している。ビックバンをはじめとして、時間の「矢」は未来へと向かっている―――ここから疑い始めている。そして、「時間とは何か」に直接答えるのではなく、「時間をどのようなものとして捉えているか」という観点から、時間の質に迫る。 著者はレトリックを専門とする言語学者。日語と英語の豊富な事例を駆使しな

    メタファーから解く時間論『時間の言語学』
  • 脳の覚醒が止まらない! 情報化社会で生き抜くための「知識本」10冊 | PRESIDENT WOMAN Online(プレジデント ウーマン オンライン)

    次から次へと新しい情報が舞い込み、消化しきれないままパンク状態!? 私たちが情報化社会で生き抜くために必要なのは、ただ単に知ることではなく自分のなかで消化して“使う”こと。津田塾大学教授 萱野稔人さんが、その礎となる10冊をご紹介。 情報が錯綜(さくそう)する現代です。情報というと、とにかく新しいことをいろいろ知っていなければ、と思いがちですが、複雑になるいっぽうの世の中で、全方位の情報を網羅して知ろうとしても無理です。 そこで重要なのが、出来事の質をつかまえ、方向性を知るベースを持つこと。いまのような複雑な世界になったのは、さまざまな歴史的経緯が積み重なった結果です。ですから、いま起きていることを過去の歴史からの幅広い時間軸のなかで捉え直してみると、なぜこういうことが起きているのか、今後どんな展開になるのかが見えやすくなります。そのための羅針盤となるを挙げました。 たとえば、中国はま

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  • ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

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  • 『分析哲学講義』はスゴ本

    「哲学が何の役に立つのか?」という疑問が愚問になる時がある。 それは、否が応でもせざるを得ない思考の格闘が、ずっと後になって哲学と呼ばれる活動であることを知ったとき。似たような思考の罠はハマった先達がたくさんいて、そこで足掻き、抜け出すために様々な議論の道具、視点、レトリック、そして観念そのものが成果としてあることが分かったときだ。 書を読むと、自分で見つけて取り組んできた「問題」に、ちゃんと名前があり、応答(≠解答)があり、さらに批判と解釈が続いていることに気づく。このせざるを得ない問答に、たまたま哲学という名前がついているだけであって、役に立つ/立たない以前の話なんだ。もういい齢こいたオッサンなのに、この格闘は終わらない。なしですませられるなら羨ましいが、それは畜生にはニンゲンの悩みがなくていいね、というレベルだろう。考えることを、やめることはできない。 語りかける講義調で、ときには

    『分析哲学講義』はスゴ本
  • 『思考の技法』はスゴ本

    哲学するための装備を整え、著者自身の戦歴を踏まえながら自分のモノにする一冊。カタログ的なツール集というよりも、もっと大掛かりで強力な、知の増幅装置に近いイメージ。 「意味」「進化」「意識」「自由意志」といった、手ごわいテーマに対し、手ぶらで対峙しないための装備と考えればいい。オッカムの「かみそり」ではなく「オッカムのほうき」、藁人形論法ではなく「グールドの二段階藁人形」など、一般の思考道具よりも威力のある、77もの装備が手に入る。 たとえば、必要以上に多くの仮説を立てるべきでないとするオッカムの「かみそり」よりも、「ほうき」の方がより凶悪だ。なぜなら、自説に都合が悪いエビデンスや統計情報を掃き出して「なかったことにする」ほうきだから。著者ダニエル・デネットは、暗闇で犬が吠えなかったことが手がかりとなった、シャーロック・ホームズのあの推理を思い出させる。知的に不誠実な人が、不都合な事実を隠し

    『思考の技法』はスゴ本
  • 多くの人にとって、哲学が「アホらしい」理由

    しかし、こうした専門家もまた(いかに一流であっても)厳密な意味では哲学者ではなく、哲学研究者という名の哲学・学者です。ちょうどモーツァルト研究者が、作曲家ではなくて、音楽・学者であるように。 では、ホンモノの哲学者とは何か? それは、真理の基準のない海を泳いで「おもしろい」と感ずるのではなく、むしろ「うんざり」し、自分で新しい基準を打ち立てようとする人なのです。自分の感受性と信念に合った真理を「創造する」ことに勤しむ人であって、少なくとも「創造しよう」と努力する人です。カントは、哲学者を「理性の立法者」と呼び、キルケゴールは「主観性が真理である」と言いましたが、まさにこのことを意味しています。 しかし、もちろん、いろいろ渉猟して「誰も言っていないことを言ってやろう」というヤワな(そして不純な)動機をもってしては、到底この作業が続くわけではなく、むしろ、生まれつき「ある」とか「よい」とか「い

    多くの人にとって、哲学が「アホらしい」理由
  • 読むだけで、心が軽くなる「ブッダの名言」10選

    「自分の道は自分で切り開く」シンプルでありながら合理的な概念。ブッダの言葉が、現代人にも広く受け入れられる理由は、まさにそこ。 「Higher Perspective」より、ブッダの言葉を紹介しましょう。難しい言葉はひとつもありません。もしも、難しく感じるとしたら、原因はアナタの心にあるのでは? 01. すべての悪行は心から生じるもの。もしも、心が変われるのなら、あなたの罪だって変えられるはずです。02.成すことすべて、考えていることの結果です。心がすべてなのですから。03.他人を支配するよりも、もっと素晴らしいことがあります。それは自分自身を律することです。 04.大切なのはどう考えるかです。結局、人間は自分の考えたようにしかなりませんから。05.仕事は自分を見つけるためのもの。それができて初めて、当にあなたが望むものが見えてくるのです。06.この世の秘訣は恐怖を持たないことです。怖が

    読むだけで、心が軽くなる「ブッダの名言」10選
  • 素人が分析哲学や論理学・数学の哲学をやる際にこれだけは読んでおけ!ってリストを教えてくれませんか五冊ほど教えてくれたら嬉しいです | ask.fmhttps://ask.fm/ytb_at_twt

    こんな感じでいかがでしょう(5種8冊になってしまいましたが) ①数学を哲学する スチュワート シャピロ http://www.amazon.co.jp/dp/4480860746/ref=cm_sw_r_tw_dp_moE0vb1VN9SAR ②言語はなぜ哲学の問題になるのか イアン・ハッキング http://www.amazon.co.jp/dp/4326152192/ref=cm_sw_r_tw_dp_zpE0vb05JWVNK ③言語哲学大全1論理と言語 飯田 隆 http://www.amazon.co.jp/dp/4326152001/ref=cm_sw_r_tw_dp_eqE0vb1N0H85J(4巻まで) ④ダメットにたどりつくまで (双書エニグマ) 金子 洋之 http://www.amazon.co.jp/dp/432619913X/ref=cm_sw_r_tw_dp_u

    素人が分析哲学や論理学・数学の哲学をやる際にこれだけは読んでおけ!ってリストを教えてくれませんか五冊ほど教えてくれたら嬉しいです | ask.fmhttps://ask.fm/ytb_at_twt
  • 『ロジ・コミックス ラッセルとめぐる論理哲学入門』内容と形式の間に描かれたメタな物語に驚愕 - HONZ

    作者:アポストロス ドクシアディス、クリストス パパディミトリウ 出版社:筑摩書房 発売日:2015-07-23 二つの大きな世界大戦に見舞われた20世紀前半は、激動の時代であった。その時代の激しさと呼応するように、学問の分野においても天才たちは離散と集合を繰り返し、次々とエポックメイキングな出来事が起きている。 物理学においてはアインシュタインとボーアの論争を中心に量子力学の時代が幕を開け、経済学においてはシュンペーターやケインズ、ハイエクらが新しい概念を打ち出し変革の時を迎えていた。その双方の分野に共通するのが、天才たちが直に触れ合い、時には対立しながらも交流することによって、世界の捉え方を大きく前進させたことである。 同じような動きは、数学の分野においても見られた。しかし物理学や経済学と大きく異なっていたのは、この分野の天才たちが常に狂気と隣り合わせにあったこと、そして哲学の分野に含

    『ロジ・コミックス ラッセルとめぐる論理哲学入門』内容と形式の間に描かれたメタな物語に驚愕 - HONZ
  • 國分功一郎が選んだ、いま読むべき“哲学”にまつわる3冊|ブックス & ミュージック & アート(本・書評)|GQ JAPAN

    現代の政治ではなにが行われているのか。その原点を探るには、哲学を知ることが近道だ。哲学者・國分功一郎氏がさらっと読める良書をセレクト。 文・國分功一郎   写真・小嶋晋介 1 『斜めから見る─ 大衆文化を通してラカン理論へ』 著者 / スラヴォイ・ジジェク 訳 / 鈴木晶 ¥2,600 青土社 映画を通じて”哲学”を知る スロベニアの哲学者、スラヴォイ・ジジェクによる透視図法。難解と言われるラカン派精神分析学をわかりやすく解き明かす。ジジェクにはじめて触れるのにもちょうどいい一冊である。 2 『哲学初歩』 著者 / 田中美知太郎¥1,000 岩波現代文庫 入門書で基を学ぶ 哲学者・田中美知太郎による哲学の根問題を探り、哲学の究極において求められているものを探求する。初歩的な問題を解き明かしていく良書だ。著者は日西洋古典学会設立メンバーでもある。 3 『ソクラテスの弁明』 著者 / プ

    國分功一郎が選んだ、いま読むべき“哲学”にまつわる3冊|ブックス & ミュージック & アート(本・書評)|GQ JAPAN
  • 『ぼくらが原子の集まりなら、なぜ痛みや悲しみを感じるのだろう』はスゴ本

    意識は科学で説明可能か? このとんでもなくハードな問題に突入する。ギリギリ捻られる読書体験を請け合う。 著者は現役の哲学者、意識という現象を自然科学的な枠組みのもとで理解するという問題(意識のハード・プロブレム)に、真っ向から取り組んでいる。「物理主義」や「クオリア」、「哲学的ゾンビ」「意識の表象理論」を駆使して、科学・哲学の両方に跨がる難問に挑戦する。[wikipedia:意識のハード・プロブレム]に興味がある方は、ぜひ手にして欲しい。深く遠いところまで連れて行かれるぞ。 ハードがあるなら、イージーもある。流行りの認知科学にありがちな、MRIやCT、電気パルスを用いて、脳状態と意識経験の相関を明らかにする研究だ。例えば赤い色を見たとき、脳のどの部位がどのような状態になっているかを解明する問題で、これが意識のイージー・プロブレムになる。怪しげな脳科学者が、「脳はここまで解明された!」と宣っ

    『ぼくらが原子の集まりなら、なぜ痛みや悲しみを感じるのだろう』はスゴ本
  • ニセの問題の見分け方/ドゥルーズ『ベルクソンの哲学』について - 学者たちを駁して

    上手に問題を出す 答えを出すことよりも質問することの方が難しい。質問の仕方が不味ければ正しい答えを出せるはずもないし、答えが見つからずに悩んでいる時は質問の仕方がそもそも良くない場合が非常に多い。或る問題が一向に解決を見ないのは、答えばかり知ろうと焦るあまりに、問題を上手に立てることをおろそかしているからではないだろうか。 ちきりんでも室井佑月でも、なんか学校でいた「この問題わかんないから答え教えて! 難しいことわからないので答えだけでいいから!」っていう友達思い出すんだよねえ。お前、答えだけ聞いてわかったつもりになっても、なんでその答えになるか考えられないと意味ないだろう、みたいな。— 津田和俊@てっぽう撃つでぇ (@kaztsuda) 2015年1月6日 たとえ正しい答えを知ることができたとしても、その答えを出すに至るまでのプロセスを知らなければ、学生がよくやる一夜漬けのその場しのぎと

    ニセの問題の見分け方/ドゥルーズ『ベルクソンの哲学』について - 学者たちを駁して
  • 哲学の犯罪計画・その2 挫折した反逆者の行方 - 本と奇妙な煙

    疎外 理性 観念論 挫折した反逆者の行方、「イデオロギーの死」 英雄が引き出す普遍 作品 前回のつづき。 哲学の犯罪計画: ヘーゲル『精神現象学』を読む (叢書・ウニベルシタス) 作者:ジャン=クレ・マルタン発売日: 2013/05/31メディア: 単行 疎外 このように視野を新たにすると、われわれにも山々がじつは波のようにうねっているのが見えてくる。 (略) まどろみから覚めると、事物は再びここに自明なものとして登場するが、それはわれわれの権限に属するものではない。これが直接知である。夜の闇の中では、どの要素もおのおのの持ち場を離れないのだ! 消滅していくのはわたしであって、かれらではない! (略) 世界は前もって与えられており、私が覚醒しているかどうかということとは無関係だ。わたしの人間としての性もまた同様で、わたしの選択に属していることなどない。存在はそこに存在するのだ! (略)

    哲学の犯罪計画・その2 挫折した反逆者の行方 - 本と奇妙な煙
  • なるほどわからん。頭がカオス化する、気の遠くなるような10のパラドックス(論理的矛盾)の世界 : カラパイア

    パラドックスとはある前提に対して、全く違う(しかしどちらも誤りではない)方向性から、お互いに矛盾し合うが、どちらも正しく思える結論を導き出してしまう現象の事だ。 過去数十年にわたり、パラドックスは哲学の分野で大きく注目されている。ここでは世界的に有名な10のパラドックスを紹介しよう。

    なるほどわからん。頭がカオス化する、気の遠くなるような10のパラドックス(論理的矛盾)の世界 : カラパイア