米サンフランシスコで開催されたゲーム開発者会議「Game Developers Conference(GDC)2019」で3月21日、スクウェア・エニックスの眞鍋和子氏と淡路滋氏は「Balancing Nightmares: an AI Approach to Balance Games with Overwhelming Amounts of Data」と題して講演を行いました。 両氏はスマートフォンゲーム『グリムノーツ』(2016年、スクウェア・エニックス)の運営に際し、新規キャラクターやアイテムの投入によってゲームバランスが崩れることを避けるために、遺伝的アルゴリズムを利用したチェック体制を構築したと語り、その概要とメリットについて説明しました。 増え続けるデータのもとで、ゲームバランスをどのように保つか『グリムノーツ』は元気が開発し、スクウェア・エニックスが運営するスマートフォン用