神奈川県警は8日、牛丼チェーン店「すき家」で現金を奪ったとして強盗の疑いで、同県相模原市内に住む市立中学2年の男子生徒(14)を逮捕した。県警によると、「最近、すき家によく強盗が入ると家族から聞き、自分もやれると思った」と供述し、容疑を認めている。 県警の調べによると、男子生徒は今月4日未明、相模原市城山町向原の牛丼店「すき家城山向原店」で、アルバイト店員の男性(25)に果物ナイフのような刃物を突きつけ、現金約6万円を奪った疑いが持たれている。 県警によると、男子生徒は「自分がやったのはこの1件だけ」と供述しているという。被害にあった店の近くに男子生徒の財布が落ちていたという。県内では昨年暮れごろから、すき家をねらった強盗が大和市や藤沢市、海老名市などで相次いでいた。