28日付ロシア紙イズベスチヤによると、プーチン大統領は今年、南極訪問を計画している。ペスコフ大統領報道官らが明らかにした。訪問を通じ、昨年の背中のけがからの完全復活や、地球温暖化問題などに熱心に取り組むイメージをアピールする狙いがありそうだ。 南極に近いチリのピニェラ大統領が昨年9月、プーチン氏にチリとロシアの南極観測基地訪問を提案したという。プーチン氏は現地が真夏になる1月末を検討したが、報道官は訪問が先延ばしされそうだとしている。 大統領は昨年60歳になったが、今年は南極訪問のほか、スキューバダイビングやホッケーも行う予定だといい、引き続き「強い指導者」の姿勢を崩さない構えだ。 ロシアは、南極大陸内陸部に位置し南半球の寒極とされるボストーク基地などを持つ。 (共同)