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ブックマーク / xtech.nikkei.com (75)

  • Oracle互換のオープンソースDBソフトが登場

    米EnterpriseDBは米国時間4月24日,企業向けリレーショナル・データベース管理システム(RDBMS)の最新版「EnterpriseDB Advanced Server 8.2」(ベータ版)を公開した。このソフトは,オープンソース・データベースのPostgreSQLをベースに開発したもので,最新版はOracleとの相互運用性を強化し,SQL Server,MySQL,Sybaseデータベースからの自動移行機能を搭載する。PostgreSQLの最新版(8.2)で追加された機能をすべて組み込んでいる。 最大の特徴は,Oracleデータベース用APIである「Oracle Call Interface(OCI)」のサポートを追加したこと。そのため,Oracleデータベース向けアプリケーションのコードを全く変更することなく(もしくは多少の手直しだけで)稼動させることが可能になった。そのほか,

    Oracle互換のオープンソースDBソフトが登場
  • 島根大学が「オープンソースと地域振興」を開講,Rubyのまつもと氏も登壇しテキストも公開

    島根大学は2007年4月,「情報と地域-オープンソースと地域振興」と題する授業を開講した。主任担当教官は島根大学法文学部教授 総合情報処理センター長でしまねOSS協議会の副会長も務める野田哲夫氏。授業には島根県や松江市の産業振興担当や,島根県松江市に在住するRubyの作者まつもとゆきひろ氏なども登壇する。 授業は理工学,人文・社会科学など多方面から,情報(情報技術)が産業として成立し,地域社会や地域産業に与える影響を理解する能力を養うことを目的とする。「特に島根県,松江市にとって地域資源と考えられるRubyを代表とするオープンソース・ソフトウエアの理解を深める」(野田氏)。理系,文系,学部を問わず受講できる。 講義は実際に地域振興やオープンソース・ソフトウエアの開発に携わっている当事者がリレー形式で担当する。島根県や松江市の産業振興担当者,島根大学 産学連携センターの担当者,まつもとゆきひ

    島根大学が「オープンソースと地域振興」を開講,Rubyのまつもと氏も登壇しテキストも公開
  • コピーワンス問題,「回数限定で1世代のみコピー可」の方針を確認,焦点はコピーの回数に

    総務省の諮問機関である情報通信審議会が開催する「デジタル・コンテンツの流通の促進等に関する検討委員会」の第14回会合が,2007年4月18日に開催された。この中で,懸案になっていた地上デジタル放送のコピーワンス問題について,検討委員会の主査を務める慶応大学教授の村井純氏は「デジタル放送チューナーとHDD録画機一体型の端末コピーワンスの番組を受信した場合に,回数限定で1世代のみコピー可」とする方針が示された。 今回の方針は,2007年7月に予定される情報通信審議会に対する報告のとりまとめに向けて示されたものである。コピーワンスの番組を受信した時の受信機の動作の改善策として提案された。提案内容は大きく3点ある。(1)デジタル放送チューナーとHDDが一体になった受信機でCOG(コピー・ワン・ジェネレーション)の番組を受信したときに,COGのステータスでHDDに番組を記録する,(2)同一筐体内でメ

    コピーワンス問題,「回数限定で1世代のみコピー可」の方針を確認,焦点はコピーの回数に
  • 「Ruby開発者との交流も魅力」,松江市が「8年間家賃半額」でIT企業を誘致

    島根県松江市は2007年4月から,家賃の半額を8年間補助するIT企業(情報サービス業)を誘致する制度を開始した。同市は市内に在住するまつもとゆきひろ氏が開発したRubyを核に産業振興を図る「Ruby City Matsue プロジェクト」を進めている(関連記事「オンリーワンが人の心に火をつける」---松江市長 松浦正敬氏がRuby City Matsueプロジェクトを語る)。松江市では「Rubyを使いこなす技術力のある企業に応募してほしい」と話している。 同制度による補助金の名称は「松江市情報サービス産業等立地促進補助金」。20万円を限度に,オフィスの賃料の半額を補助金として交付する。期間は補助金交付決定のあった日から8年間分。自治体による賃料補助で,8年間の長期におよぶものは珍しいという。 対象となる情報サービス産業などとは,具体的には「ソフトウエアの開発,ハードウエア,ネットワークを含

    「Ruby開発者との交流も魅力」,松江市が「8年間家賃半額」でIT企業を誘致
  • Winnyネットワークはやっぱり真っ黒,NTTコミュニケーションズの小山氏に聞く:ITpro

    ボットネット研究で知られるNTTコミュニケーションズの小山覚氏。小山氏の新しい研究対象は「Winnyネットワークの実態」だ。小山氏は「悪意のある人物がワームを撒き散らしているWinnyネットワークは『真っ黒』としか言いようがない」と指摘する。小山氏にWinnyネットワークに関する最新事情を聞いた(聞き手は中田 敦=ITpro)。 小山さんは最近,Winnyネットワークの調査を始められているそうですね。 これは,4月25日の「RSA Conference 2007」で話そうと思っていた内容なのですが,私が出るセッションは,ラックの新井悠さん,JPCERTの伊藤友里恵さん,マイクロソフトの奥天陽司さんというセキュリティ界の論客が揃ったパネル・ディスカッションなので(モデレータは日経パソコン副編集長の勝村幸博),私だけが長い時間発表するのは無理そうです(笑)。そこで,今回のインタビューで全部お話

    Winnyネットワークはやっぱり真っ黒,NTTコミュニケーションズの小山氏に聞く:ITpro
  • 「データ大洪水でWebが悲鳴」米IIA警告:ITpro

    ブロードバンドの普及を促進する団体Internet Innovation Alliance(IIA)は米国時間4月18日,インターネットのキャパシティが限界に近づいているとして,その対応を呼びかけた。IIAによれば,インターネットは,ビデオやダウンロードといった帯域幅を多用する用途が急増しているため,データの大洪水が発生しているという。適切に管理しなければ,インターネットの帯域幅に負担をかけ,既存の新しいアプリケーションの普及を妨げる可能性があるとしている。 IIAの共同会長を務めるLarry Irving氏によれば,ブロードバンドへの負担とこの大規模なデータの大洪水は“Exaflood”と呼ばれており,この問題は深刻化する一方だが,今のうちに必要な措置を講じてネットワークを拡大すれば対応できるとしている。 米IDCの調査によれば,2007年に世界中で作成されたネットの情報量は,初めて利用

    「データ大洪水でWebが悲鳴」米IIA警告:ITpro
    Bookmarker
    Bookmarker 2007/04/19
    『ビデオ・アプリケーションの急増により,帯域幅の需要は大幅に増加している。IDCは,2006年から2010年の間に情報量が6倍以上に増加し,988エクサバイトに達すると見込んでいる』
  • 【Web 2.0 Expo】「データ形式Microformatsがブラウザを進化させる」,Mozillaがアピール

    HTMLの内容(コンテンツ)は人間には意味が理解できるが,機械には理解できない。Firefoxのエラー・メッセージは人間も機械も理解できない(笑)。人間であっても機械であっても理解できるデータ形式がMicroformatsだ」──。米Mozillaで「Firefox 3」のユーザー・インタフェース・デザインを担当しているAlex Faaborg氏(写真1)は,サンフランシスコで開催中の「Web 2.0 Expo」で,Firefox 3が標準で対応するデータ形式「Microformats」をこう表現した。 Microformatsとは,「既存の広く受け入れられている標準技術を基にした,シンプルでオープンなデータ形式」(microformts.orgの説明より)。要するに,アドレス帳のデータや予定表のイベント・データ,地図情報,商品に関するレビュー情報などの情報を「オープンかつシンプルなデー

    【Web 2.0 Expo】「データ形式Microformatsがブラウザを進化させる」,Mozillaがアピール
  • みずほ証券・東証裁判、バグのあったプログラムのソース・コードが次回法廷に登場へ

    みずほ証券の株誤発注を巡る裁判の第3回口頭弁論が4月13日、東京地裁で開かれた。原告のみずほ証券は、この日までに被告の東京証券取引所が地裁に提出した売買システムの不具合に関する説明資料について、「核心部分の説明が不十分」(みずほ証券の原告訴訟代理人弁護士である岩倉正和弁護士)と指摘。2種類の追加資料を東証側に求める申立書を東京地裁に提出した。 2月9日に開催した前回の口頭弁論で、裁判長からシステムの不具合に関する資料の提出を求められた東証側は、売買システムの開発を担当した富士通から受け取ったトラブルの発生原因に関する調査資料などを、4月13日までに東京地裁に提出した。この資料には、ジェイコム株の誤発注が取り消せなかった原因や不具合の発生条件、バグの対象プログラム名などが記載してあるとみられる。 これに対し、みずほ証券側が追加で求めた2種類の資料は、一つが2006年1月31日付で東証側が金融

    みずほ証券・東証裁判、バグのあったプログラムのソース・コードが次回法廷に登場へ
    Bookmarker
    Bookmarker 2007/04/17
    『みずほ証券側が追加で求めた…もう一つが、トラブルの原因となったプログラムのソース・コードなどである。ソース・コードは、バグを修正する前後のバージョンをそれぞれ求めている』
  • ユーザー企業で進む発注者能力の喪失、それでITは大丈夫?

    誰かが言っていたが、最近は“発注者能力”を失ったユーザー企業が増えてきたそうだ。前回書いた「責任を取らないCIO」にも通じる話で、これはITベンダーのようなサプライサイドにも、ユーザー企業にも大問題のはずなのだが、どうもユーザー企業の方はピンときていないことが多いらしい。システム開発能力やシステム運用能力はもちろん、プロジェクト管理能力を失ってもまだ何とかなるが、発注者能力を喪失してはどうにもならないと思うのだが。 発注者能力とは読んで字のごとく、発注者として必要な能力のことだ。丸投げしないことと言ってもよい。自分の課題、つまり何を作ってほしいのかを明確にして提案を求め、合理的判断でITベンダーを選択し、ITベンダーが効率良く仕事をできるように環境を整え、きちんと検収する能力である。あまりに当たり前で文字にすると恥ずかしくなるが、こうした発注者能力のないユーザー企業が増えている。 「何を作

    ユーザー企業で進む発注者能力の喪失、それでITは大丈夫?
  • 【NE本誌から】地デジのコピー制御方式見直し,「回数限定で1世代のみコピー可」へ

    日経エレクトロニクス2007年4月9日号,pp.8-9から転載しました。 今回までに,「コピー・ワンス」の改善の在り方に関する議論は出尽くしたと思う。かなり深いところまで議論してもらった。ついに結論を出す段階に来たが,今言えるのは,「残念ながら全員が満足するものにはならない」ということだ──。総務省の諮問機関である情報通信審議会が開催する「デジタル・コンテンツの流通の促進等に関する検討委員会」の主査を務める慶応義塾大学 教授の村井純氏は,2007年3月29日に開催された同委員会の第13回をこう締めくくった。 この日の会議で村井氏は結論を示さなかったものの,これまでの議論を通じ,「回数制限ありで1世代のみコピー可」というルールへの変更が濃厚になったと関係者は指摘する。受信機と録画機の一体型の場合に限り,コピー・ワンスで放送された番組は「1世代のみコピー可」という状態で蓄積し,その録画機から別

    【NE本誌から】地デジのコピー制御方式見直し,「回数限定で1世代のみコピー可」へ
    Bookmarker
    Bookmarker 2007/04/06
    なんかよくわからん…一般人に理解できるのか
  • 【日経BP技術賞】「Rubyが評価されたのは,技術や機能ではなく“感性”」,大賞受賞のまつもと氏語る

    Rubyがプログラマに受け入れられたのは“感性”の部分」。2007年4月6日,2007年(第17回)日経BP技術賞の表彰式が行われ,「プログラミング言語Ruby」の開発で大賞を受賞したまつもとゆきひろ氏が受賞のあいさつを行った。 審査委員長の田中昭二氏(国際超電導産業技術研究センター副理事長)によると,今回の日経BP技術賞の特徴は,ソフトウエアが初めて大賞を受賞したことだという。「ソフトウエアはITの中核であるにもかかわらず,これまで日では世界に普及するようなソフトウエアが生まれてこなかった。Rubyは日発の立派なソフトウエアであり,Web 2.0時代の定番言語だ。我々はまつもと氏に感謝しなければならない」と田中氏は語った。 まつもと氏はあいさつの冒頭で,今回の大賞が「初の個人受賞」「初のオープンソース・ソフトウエアの受賞」「1993年から14年間も開発されてきた古い技術の受賞」と異

    【日経BP技術賞】「Rubyが評価されたのは,技術や機能ではなく“感性”」,大賞受賞のまつもと氏語る
  • 第3回 避けられない問題! Unicode とシフトJIS の折り合いをどう付けるか?:ITpro

    1964年4月生まれの東京出身。東京農工大化学工学科を卒業後,マイクロソフトでMicrosoft Windows 2.1~3.0の日語化に従事。現在はピーデー 代表取締役。日XMLユーザーグループ代表。Microsoft Most Valuable Professional(MVP)。 Windows 95の最大の被害者は誰か? 題に入る前に,長々と余談を書いてみよう。Windows 95がいかに多くの禍根を残し,それが今日の私達にも面倒を残したという話題である。そして,今回の題のような問題が,なぜ深刻な問題として我々の身に降りかかったのか…という理由についての話である。それゆえに解決策を考える際に,少しは役に立つだろう。 さて,話を始めよう。 パソコンで漢字を扱いたいというニーズは根強く,ごく初期の8ビット・パソコンの時代にすでにいわゆるJIS第1水準,第2水準(JIS X 02

    第3回 避けられない問題! Unicode とシフトJIS の折り合いをどう付けるか?:ITpro
  • 2.0のキーパーソンがMacを愛する理由 - 記者の眼:ITpro

    記者の醍醐味の一つは,興味のある人物に直接会って話せることである。最近,「SaaS & Enterprise2.0」というテーマサイトの編集責任者を務めるようになって,Enterprise2.0やWeb2.0関連の取材が増えた。そこで感じるのが,インタビューの現場に愛用のMac,正確に言うならMacintoshを持ってくるキーパーソンが多いことだ。 それがBSDをベースにしているからだ 直近の例は,ネットの無料百科事典サービスであるWikipediaの創設者であるジミー・ウェールズ氏だ。同氏にお目にかかったのは3月30日,Wikipediaと同じMediaWikiというソフトを使ったホスティング・サービス,Wikiaについての記者会見だった。 そこで見かけたのがMacである。ウェールズ氏は世界的に有名なロックバンド,U2のボーカルであるボノ氏とおぼしき人物と2人の写真を壁紙にしたMacで,

    2.0のキーパーソンがMacを愛する理由 - 記者の眼:ITpro
  • はびこる「インジェクション系」のぜい弱性:ITpro

    Webアプリケーションのぜい弱性を示す用語として,クロスサイト・スクリプティング,SQLインジェクションといった言葉の認知度はかなり高まった。ブログ・サイトなどでも活発に議論されている。しかし,Webサイトの実態はどうだろうか。 筆者の所属する京セラコミュニケーションシステムでは昨年(2006年),ぜい弱性診断を実施したWebサイトの統計情報「2007年版 Webアプリケーションぜい弱性傾向」を発表した。これによると,パソコン向けWebサイトの48%に致命的なぜい弱性が見つかった。このうちワースト1位はクロスサイト・スクリプティングで56%,2位はSQLインジェクションで11%と,どちらもインジェクション(注入)系のぜい弱性。これらのぜい弱性を持った危険なサイトは依然として存在するのが実情である。 これらWebアプリケーションのぜい弱性があまりなくならない理由はいくつかあるが,以前は「ぜい

    はびこる「インジェクション系」のぜい弱性:ITpro
  • 〔84〕取り消されなかった大日本印刷プライバシーマーク

    前回は,総務省から個人情報保護法に基づく勧告を受けたKDDIの個人情報紛失事件を取り上げた。今回も引き続き,通信業界の視点から個人情報保護対策を考えてみたい。 業界ごとの行政指導だけでは抑止できなくなった個人情報漏えい 個人情報漏えい事案に関連して総務省から行政指導を受けた電気通信事業者は,何もKDDIだけではない。例えば,第3回で触れたノートPC盗難やUSBメモリー紛失による個人情報漏えい事案に関連して,2005年7月27日,NTTデータは総務省の文書指導を受けている(「個人情報の漏えい事案に関する株式会社エヌ・ティ・ティ・データに対する措置」参照)。また第76回で触れたように,NTTドコモは今年の1月25日,外部委託先の販売会社で起きた個人情報3万8483人分を含むUSBメモリーの盗難事案に関連して,総務省の文書指導を受けている(「個人情報の漏えい事案に関する株式会社エヌ・ティ・ティ・

    〔84〕取り消されなかった大日本印刷プライバシーマーク
  • TISの岡本社長の心配事

    「オフショア並みの料金でお願いしたい」。最近、こんなシステム商談が増えていることにITサービス会社の経営者らは危機感を募らせている。その1人が大手ITサービス会社TISの岡晋社長だ。 06年初めに岡氏に取材した際、「今年は請負ではなく、知恵を出しての作品作りをしていきたい」と抱負を語っていた。ここには、ユーザーと対等な立場でモノ作りを進めていくという意味が込められていたが、06年春頃から対等な関係が築けなくなってきたというのだ。理由の1つは、交渉する相手がIT部門からエンドユーザー部門に変わってきたことにある。 IT部門はシステム化のシナリオやプライオリティ、利用する技術などを把握し、それらをITサービス会社に伝える。ところが、エンドユーザー部門はIT部門に比べると、システム構築というモノ作りの難しさに対する理解度が低い。所属する部門の事業計画と予算に基づいてシステム化を計画していくの

    TISの岡本社長の心配事
  • 社内のPC700台からMS Officeを削除したアシスト「OpenOffice.org移行の障害はこう解決」:ITpro

    Microsoft OfficeからOpenOffice.orgへの移行にあたって問題になったのは,社外とのデータ交換,既存業務との連携,マクロ」---アシストは同社内の標準オフィス・ソフトをMicrosoft Officeから,オープンソースのOpenOffice.orgへ全面移行した(関連記事)。通常業務用パソコン約700台からは,Microsoft Officeをアンインストールし完全に削除したという。 アシスト サービス事業部 eラーニング担当課長 池田秀和氏は顧客へのプレゼンテーションをOpenOffice.orgのImpressで作成した。「慣れればOpenOffice.orgに使いにくさは感じない。社内のOpenOffice.org情報サイト『かもめ塾』にいい素材があるので,プレゼンテーション資料の制作はかえって楽なくらい」と話す。 だが,OpenOffice.orgへの移

    社内のPC700台からMS Officeを削除したアシスト「OpenOffice.org移行の障害はこう解決」:ITpro
  • 第3回 ウイルス対策ソフトは効果なし:ITpro

    取引先や同僚を装って限られたユーザーをピンポイントに狙い,ウイルス・メールを送り付けるスピア型攻撃が国内で顕在化してきた。まんまと騙され,ウイルスをパソコン上に仕込まれると,これを発見するのは至難の業だ。 スピア攻撃で添付されてくるウイルスを対策ソフトが阻止してくれれば,感染は防げる。しかし,実際にはウイルス対策ソフトは無力だ。 犯罪者は「ウイルス対策ソフトを使って検知されないことを確認した上で攻撃を仕掛けてくる」(ISSの高橋CTO)からである。当然,送られてきたときには対応するパターン・ファイルがないため,ウイルス対策ソフトは反応しない。 スピア攻撃を助長する,こうした未知のウイルスが世の中にまん延していることを象徴する数字がある(図3)。テレコム・アイザック推進協議会とJPCERTコーディネーションセンターが2005年4月~5月に実施した調査結果だ。インターネット上にウイルスに感染さ

    第3回 ウイルス対策ソフトは効果なし:ITpro
  • 「このソフトの利用実績は?」---OSSミドルウエア/ツール調査,Linux Foundation Japanが公開

    オープンソース・ソフトウエア推進団体The Linux Foundation Japan(旧OSDLジャパン)は3月20日,「OSSミドルウェア/ツール調査」を公開した。155種類のオープンソース・ソフトウエアについて,その概要,分類,活用状況などを調査した。 調査を行ったのは,The Linux Foundation Japanのワーキング・グループである「SI Forum」。SI Forumはシステム・インテグレータ企業が集まり,オープンソース・ソフトウエアをシステム構築に活用するための活動を行っている。「オープンソース・ソフトウエアを使いこなすには,Linux以外も含めたいろいろなプラットフォームの経験の蓄積が不可欠」(SI ForumのNECソフト ITシステム事業部長 鈴木敦夫氏)であることから調査を実施した。 今回の調査では,活用状況を4段階で評価した。「◎」はほとんどのベンダ

    「このソフトの利用実績は?」---OSSミドルウエア/ツール調査,Linux Foundation Japanが公開
  • ITプロフェッショナルの出世とは

    ある技術を独学で修得したKさんは、それを使ってゲームを創りたいと思い立ち、メンバーを募って開発を進めてこられました。苦労の末にとうとう完成したゲームが大好評だということで、すごくイキイキしておられます。このところお疲れ気味のITプロフェッショナルも多いのですが、このようなイキイキや疲れはどこからくるのでしょうか。 仕事そのものの面白さ Kさんのイキイキぶりはどこからきているのでしょう。まず興味のあることを身につけて実践してみること自体が、ワクワクしますよね。他の専門家と集いソフトウェアをつくり上げていく過程では、意見の対立や突然来なくなる人などもあり困難もあったそうですが、それでも、この技術を役立てたいという熱い思いから最後までやり通せたと言っておられます。更に、完成しておしまいというのでなく、出来映えが利用者に好評だということで、まるで自分自身を褒められているようで感動しているということ

    ITプロフェッショナルの出世とは