バカと煙は高い所が好き、とよく言う。自分がバカかどうかは後生の人の判断に委ねるけれど、高い所は好きだ。でも、高い所に負けず地下も好きだ。特に地下街。どこか息苦しいけれど、店がギュッと詰まってる感じと、照明も普通の商店街と違う暖かな感じ。 日本に出来た地下街の最初の3つがまだ現存しているという。しかも全てが東京都内。しかもどれも結構古い!日本のいろんな光景を見てきたであろう地下街を訪ねてみましたよ。 (大坪ケムタ) 日本最初の地下街・神田須田町ストア 最初に向かったのは神田にあるという日本最初の地下街である「神田須田町地下鉄ストア」。オープンしたのが1932年(昭和7年)というから74年前だ。日本最初の地下鉄である「東京地下鉄道」が上野~新橋間に開通した際後に誕生したという。 現在も東京メトロ銀座線として使用されており、地下街も残っているということ。いざ神田駅に到着し、地下鉄近辺を見回すも地