波による侵食なのか 海岸に行くと時々、波に侵食されて穴があいたり変な形になっている奇岩がある。 が、それにしても 「これはちょっと、どうよ?!」 というカタチの岩があったのだ。
今からおよそ70年前、長崎は島原半島を小浜温泉へと向う鉄道があった。昭和13年に廃止。 レールがあったところは、現在道路となっている。 何も知らないでそこを通ると、 「なんか妙に道幅狭いなー」 くらいで通り過ぎてしまうかもしれない。が、 いったん廃線跡だと言われると、もう 「バリバリ廃線跡だよ!!」 と思うほど面影の残っている興味深い道だった。 そこをドライブに行ってきました。 (text by T・斎藤) 道の駅ではない 国道沿いにこんな看板がポツンと立っている。 「駅の看板を模した、道の駅の看板かな」 と思ってしまいそうだが、これがかつて鉄道がここを走っていたことを示す石碑だという。 長崎市から小浜(おばま)温泉へと向う国道251号線。 国道沿いに走っていると、これが現れる。 線路があった道はやがて国道をそれ、海岸沿いの細い道へと進んで行く。すると、一気に廃線跡っぽさ抜群の道が迫って来
当サイトで先月から四国・中国地方の記事が続けて載っている。なぜならば合同で取材に行ったからだ。 もともとライター梅田くんと斎藤さんが遠地取材を希望しており、どうせだったらとスケジュールを合わせて二人一緒に行ってもらうことにした。 そこにクラブ活動「野球部」の写真を撮るために住さんが参加。住さんがなぜか藤原を誘い、総勢5名の取材チームになった。 その記録です。旅行記です。(林 雄司) 知らない町で待ち合わせ 3月25日昼に今治の駅で住さんと藤原と待ち合わせた。夜に斎藤さん、梅田くんと合流することになっているが、一歩先に今治に入って野球部の写真を撮ることにしたのだ。 今治の駅で住さんと藤原を待つ。ほんとうにここにくるのかと心配になったがやってきた。初めての場所、しかも愛媛県で待ち合わせをするのは不思議な気分だった。
犬はかわいくなる方向に進化することによって、人間との共存に成功した動物である。が一方で恐い方向に進化していった犬もいる。土佐犬だ。 土佐犬を見たことがある人はみな一様に 「あれは本当に恐い。顔だけじゃなくて全部恐い。」 と言う。 今回、高知に行く機会があったので、そのことを確かめて来た。 (text by T・斎藤) 散歩とかしてない 高知の人は皆、普通に土佐犬を飼って散歩とかさせてるのかと思いきや、そうではないらしい。柴犬などのいかにもかわいいやつを散歩させていた。 はて、ではどこに行ったら土佐犬が見られるか? 調べてみたところ、坂本龍馬の銅像で有名な桂浜に「土佐闘犬センター」というのがあったので、そちらに行ってみた。
平成19年4月1日、JR九州は現在建設計画中である九州新幹線西九州ルート(長崎ルート)を走る列車名を 「ざらめ」 に決定したと発表した。 (text by T・斎藤)
毎月最終土曜日のとくべつ企画デイリーポータルZテレビです。みなさん、いかがおすごしですか。 今回はひょんなことから取材に行くことになった愛媛県今治市が舞台。住さん率いる野球部がトレーニングを行った様子をお送りします。先月に引き続いて炸裂する住さんの高所怖がりリアクション、ぼんやりと同行する藤原さんそしてウェブマスター林さんの3人旅をお楽しみください。 べつやくさんの人形劇は今回はアルミホイルと共演。ミヤギテレビは今年もはじまったエアギター選手権の模様をお送りします。さらに3月に掲載した記事から選りすぐりの動画もみっちり詰まってます。 盛り上がりすぎていつもより2分ほど長めになりました。受け止めてください。 では、スイッチのほどよろしくオン! (デイリーポータルZ編集部)
全国的に有名なのに実際行ってみるとガッカリする。 そんな“日本3大ガッカリ名所”といえば、 札幌の時計台 高知のはりまや橋 沖縄・首里城の守礼門 以上の3つとされている。 が、本当に今でもそうなんだろうか? いくつかはその後リニューアルされたと聞くし、長崎のオランダ坂だってけっこういい位置にいると思うのだ。 ということで、ここらで一度再考察してみようではないか。 すべて今回のために撮り下ろした、最新のガッカリ名所映像をご覧ください。 (text by T・斎藤) 長崎オランダ坂 では、まずは私のホームグラウンド・長崎はオランダ坂から見ていくこととしよう。 長崎のオランダ坂は、いわゆる日本3大ガッカリ名所には今のところランクインしてない。が、その実力は高く評価されており、次期3大ガッカリ名所の大本命との誉れも高い。
先日、ふとJR時刻表を買ったら、付録に「全国駅弁の旅」というのがついていた。 「お、なんかいいオマケがついてきたなー」 と思ってなにげなく読み始めたのがいけなかった。 心の奥底で眠っていた“駅弁欲”に火がついてしまったのだ。メラメラメラメラメラ、パチパチパチパチパチ… というわけで、この欲望の炎を鎮めるため、私は駅へと向ったのであった。 るというではないか。さっそく申し込んで、行って来た。 (text by T・斎藤) 誤算 車通勤をしている私は、普段電車に乗らない。 とりあえず気分を盛り上げるため、電車に乗って駅弁を買いに出かけた。が、うっかり特急ではなく普通の快速に乗ってしまい、満員で座れず。駅弁気分を盛り上げるどころか、通勤気分を味わうことになってしまった。 思えば、長崎に住むようになって今年で7年目だが、長崎の駅弁について、よく知らない。これを機に地元の駅弁について理解を深めたいと
店内にあるものすべてが100円の店、100円ショップ。 (最近は100円でない商品も置いてあるけど) が、よくみるとそこには 「これが100円?」 と思うような、一見高そうなものも置いてある。 それらを、照明を暗めにするなど少し工夫して撮ったら、意外と高級っぽく見えるんじゃないか?と思って試しに買ってみたら、ちょっとやばいくらいに高級感が醸し出されてしまった。こんな感じに。 (text by T・斎藤) なんだよ、このかっこよさ あまりにもかっこいいと思ったので調子に乗って文字も重ねてみたのだが、まんざらでもない。個人的にはグレード感が倍増したように思うがどうだろう。 値段を言わなかったら一体6800円と言われても「なるほどね」と納得しそうだ。でも、実際は以下のように、ざっくばらんに売られている。
出会いイベントを自分が企画するとしたら、どんなのにしてやろう?そう思って考えた前回は、主に妄想だけに終わった。後編では、実際に行ったイベントの様子をお届けしたい。 はたして、雨後のタケノコのごとくカップルが成立したのか、しなかったのか? (text by T・斎藤) いきなり守る さて、結局どんなイベントになったか? 妄想段階ではさまざまな壮大なプランを思い描いていたわけだが、いざ実装フェーズに突入すると、私の思考はひたすら守りへ守りへと傾いていった。穴熊かよ!?と自分で思ったくらいだ。 が、それはあながち間違いでもなかったのかもしれない。 なぜなら… 少子化社会の構造が見え隠れ (してない) 募集したのは女性7人・男性7人。それに対し、応募があったのは女性が22人であったのに対し、男性はたったの6人。 なぜここまで男性の応募が少ないのか? 理由は 長崎には若い男がいない。 男はネット見て
「出会いイベントを企画しませんか?」 こんなスパムメールみたいな呼びかけを、長崎県が主催するめぐりあい事業事務局のかたから受けた。 「あ、なんか面白そう!やります、やります。」 ということで、私が出会いイベントを企画することになった。 私の考えた策にのって独身男女が意のままに踊らされ、次々とカップルが成立していく様子を見てみたい。 うひょひょひょひょひょひょひょひょひょひょ。 (text by T・斎藤) めぐりあい事業 「ながさきめぐりあい」というサイトがある。 長崎県と長崎県青年団連合会が、結婚希望の独身男女のためにめぐりあいの場を提供しよう、と運営している出会いサイトだ。最近は少子化対策の一環とやらで、この手のイベントを地方自治体が主体となって行う傾向にあるらしい。 そこの事務局のかたから、 「今度、斎藤さんが出会いイベント企画しませんか?」 と声をかけられた。 やるやる! 「ねると
「なんだか風が強いなぁと思ったら、 あんなところに扇風機があったよ!」 ある日、車を走らせていたら、遠くの方に巨大な風車がたくさん並んでいるのが目に入った。ちょっと異様な光景だった。 「近くまで行ってもっとよく見たい」 そういう欲求に駆られたがが、その時は用があったので、後日、出直してじっくり攻めることにした。 場所は長崎県は佐世保の少し先、鹿町町(しかまちちょう。誤植じゃないよ)というところです。 (text by T・斎藤)
マックスコーヒーとは、茨城・千葉・栃木では普通に自動販売機で売ってるにも関わらず、それ以外の地域では売ってないという、ちょっと不思議な缶コーヒー。(昨年あたりから販売地域がちょっと拡大されたらしい) その特徴は、 「何がマックスって、甘さがマックス。」 と言われるほど、甘いのが特徴である。 今回はこのマックスコーヒーを、気軽に飲めない地域に住んでるかたのために、自宅で簡単に再現できる方法を提供したいと思う。 (text by T・斎藤) 茨城ではデフォルト 子供時代を茨城で過ごした私は、 「缶コーヒーといえばマックス」 と当然のように思っていたため、ある時ネットでそれが地域限定品だと知った時はとても驚いた。 その小学生時代のある日、友達が 「缶コーヒーと同じ味のコーヒーを作る方法を発明した。」 と、言い出した。さっそく教えてもらいやってみたら、たしかに同じ味で、美味しかった。以降、何度も繰
長崎ではデフォルト どうだろう、この景観。 周囲を山と海に囲まれた長崎市中心部は、平地が極端に少ないため、必然的に人々は山の斜面に家を建てることになった。そして、こうなった。 長崎では「標準」の景色である。 縦方向への重なり感 東京など、人口密度が高い首都圏ではもちろん、家が密集して建っているが、長崎の場合はそれが縦に密集しているのがポイント。XYZ軸で言えばZ軸。縦だからこそ生まれる視覚的凝縮感は、いくつもの音階が複雑に積み重なって出来たベートーヴェンの交響曲第5番を彷彿させる立体感および圧縮感がある。 うん。 自分でも何を言ってるのかよくわからないが、要は 「みっちりとしてて、なんだかすごい!」 ということだ。 そして今回はそれ以外に特に言うことがない。 以降、写真だけ見て文章はサラッと流す程度でも充分です。
最近のデジカメには顔認識機能が付いてるものがある。 カメラが自動的に顔を見つけ出し、そこにピントを合わせてくれる。 この機能がついたカメラを、先日知り合いから借りた。 こういうアイテムを手にすると、ついつい、顔を探してみたくなるものだ。 ということで、探しにでかけた。墓地とかに。 (text by T・斎藤) こちらが今回使用したカメラ。 知り合いが最近購入したものを貸してもらった。 黒光りするボディは、手に持ってみるとズシリと歯ごたえ、じゃなかった手応えがあり、なかなかカッコイイ。 顔認識機能とは 顔を探しに行く前に、まずは顔認識機能というものをよく理解したい。 顔認識とは、画像処理エンジンにより自動的に人の顔を認識し、そこにピントを合わせてくれるというもの。これにより、例えば旅先で記念撮影の際、背景にピントが合ってしまって人物がボケる、といった失敗を減らしてくれる。フィルム時代には考え
そろそろ年賀状を作らないといけない。 そう思って、来年の干支・イノシシの写真を探そうと思ったら、そういえば今までイノシシの写真を撮ったことがなかった。いやよく考えてみると、生イノシシ自体見たことない。 ということで、イノシシの写真を撮りに行くことにした。 撮れた画像を年賀状用のフリー素材として公開すれば、みんなも使えるので便利でいいかも、ぐらいの気楽さで始めたのだが…。 (text by T・斎藤) さて、どうやってみつけよう? 最近は全国的にイノシシの数が増えているらしい。 住宅街に出没したなんてニュースも時々耳にするが、私の住む長崎ではとりあえずそんな話は聞いたことがない。が、住宅街では出ないものの、山間部でならあちこちでイノシシが出没するという話を聞く。 なので最初は、山を歩いてイノシシを探してみようと考えた。しかし、もう少し想像力を膨らませてみると、何も発見できないままトボトボと山
「肩たたき券」と言えば、お金を持ってない子供が、お父さんに何かプレゼントしたい時に使う代表例のようなものだ。 これをプレゼントしたい。 と大人が言うと、なんだかプレゼント代をケチってるように聞えてしまうが、心外だ。大人が真心込めて作った肩たたき券をプレゼントしたいと思う。 (text by T・斎藤) ことのいきさつ いきなり私事で始まるが、かみさんの誕生日兼クリスマスが近づいている。何かプレゼントをあげないといけないので、何がいいか聞いてみたところ 「肩たたき券がほしい」 とのこと。 肩たたき券と言えば、お金を持ってない子供が、お父さんに何かプレゼントしたい時に使う代表例のようなものじゃないか。 ちなみにどのくらいの量を希望してるのか聞いてみたところ、 「15分×20枚。」 と言っていた。つまり5時間分。 うへ~面倒くさい。普通に「○○がほしい」と言ってくれれば、お店に行ってちょっと買っ
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