[本記事はウォルターズ・クルワー(Walters-Kluwer)社の著者向けニュースレター、Author Resource Reviewに掲載されたものを、許可を得てここに再掲載したものです。] 一見まともにみえるジャーナルから、論文を投稿しないかという招待メールが送られてくることがよくあります。聞いたことのあるジャーナル名で、編集委員会にはまっとうな経歴を持つ専門家がいて、インパクトファクターも上位というジャーナルさえあります。このような招待は、都合の良い査読・出版条件を約束しているので、魅力的です。もし私が新米研究者で、論文発表への意欲が高く、出版業界の基準をよく知らなかったなら、招待に応じてしまうかもしれません。いざ投稿する段になって、高額な論文処理費用を支払わなければならないことを知り、その上論文はほとんどまったく宣伝されないと分かって、愕然とすることでしょう。かくしてまた一人、ハ
![ハゲタカ出版社から研究を守るためのシンプルな方法](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/642bfab7d051c85c3817e9d943716eb08a21692c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.editage.jp%2Finsights%2Feditagejp%2Fproduction%2FSimple%2520steps%2520authors%2520can%2520follow%2520to%2520protect%2520their%2520research%2520from%2520predatory%2520publishers%2520%2528resized%2529.jpg)