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査読におけるバイアスに関するEditageJapanのブックマーク (2)

  • 「ジャーナルは査読者を増やす努力を、査読者は関心対象を広げる努力を」

    ディーキン大学総合生態学センターの海洋生態学者、ゲイル・スコフィールド(Gail Schofield)氏に、査読の多様性に関する独自の見解をお聞きました。 査読が論文の改善に計り知れない効果を生み出すのは、対象の論文で扱われている種・地域特性・方法論的アプローチ/ツールに関心を持つ査読者が、3人程度集まった場合です。 しかし、査読の候補者たちは、自分自身の研究やほかの論文の査読に追われている場合がほとんどなので、編集者にとってこの条件を満たすことは、ますます難しくなっています。この査読者不足の問題は、かつてないほど増え続けている投稿論文数やジャーナル数によって、深刻化しています。言うまでもなく、査読は簡単な作業ではないため、この状況を改善する方法を見つけなければなりません。査読にかける労力は人によって大きく異なりますが、査読者はそれぞれが独自の視点で論文を精査しており、公開前に論文の改善や

    「ジャーナルは査読者を増やす努力を、査読者は関心対象を広げる努力を」
  • 「著者の性別・人種・属性によらず、すべての論文を公平に扱わなければなりません」

    カール・シーサー氏(Carl Schiesser、メルボルン大学化学科元教授、現Seleno Therapeutics Pty Ltdディレクター)に、査読に多様性をもたらすためにすべきことについて伺いました。 ジャーナルが査読プロセスに多様性(diversity)と包摂性(inclusion)をもたらすためには、公正な査読が保証されていなければなりません。著者の性別、人種、国籍によらず、論文を公平に扱う必要があります。とは言え、ジャーナルは外部の査読者に査読を委託しているため、これを保証することは簡単ではありません。したがって、ジャーナルは査読者に対して、自誌の多様性と包摂性に関する方針を知ってもらうことが重要ですが、これもまた難しいタスクと言えます。 私は一流誌でゲストエディターを短期間やっていましたが、一部の査読者は、筆頭著者が女性の場合に対応を厳しくしていました。また、(皮肉なこと

    「著者の性別・人種・属性によらず、すべての論文を公平に扱わなければなりません」
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