ザブタ・カーン・シンワリ(Zabta Khan Shinwari)博士とは、アジア科学編集者会議2016(ACSE、ドバイ)で初めてお会いしました。学術研究や学術出版および科学研究に関する倫理的問題について実りある意見交換を行う中で、博士が自分の周りの世界を変えるために奮闘する情熱的な科学者であることを知りました。今回のインタビューでは、そのときの会話の続きとして、学術出版に関するさまざまなテーマについてお話を伺いました。 ザブタ・カーン・シンワリ博士は、パキスタン科学アカデミーの事務局長と、クエイド・アザム大学(パキスタン、イスラマバード)の生命工学部長を務めています。熱意に満ちた研究者として多くの支持を集める博士は、科学者が科学的発見をし、一般の人々とコミュニケーションを深めることで、人類に恩恵をもたらすことができると信じています。また、先住民族の利益と保護をはじめとする生物多様性保全
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