ブログで自著論文に関する情報を発信することは、研究を宣伝する上で非常に効果的です。実際、多くの研究者がこの方法で研究の発信を行なっています。出版済み論文の内容を使っても、その引用元を明示している限り、この行為は自己剽窃とは見なされません。投稿記事の冒頭または末尾に、その投稿について「○○誌に掲載された自著論文を基にしたものである」と記載した上で、論文へのリンクをはるのが一般的です。ただし、ジャーナルが論文の著作権を保持している場合は、論文の再利用に関するジャーナルのガイドラインを確認する必要があります。編集者の許可が必要と書かれている場合は、その方針に従いましょう。さもないと、著作権侵害の罪に問われてしまう可能性があります。 関連記事: 著者による無自覚な著作権違反:ケーススタディ
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