タグ

ブックマーク / globe.asahi.com (37)

  • 「戦場のピアニスト」が語った飢えと死、そして希望:朝日新聞GLOBE+

    シリアの街角で戦火の中ピアノを引き続け、「戦場のピアニスト」として知られるようになったエイハム・アハマドさん(29)が初来日し、14・15両日、都内で開かれたシンポジウムや演奏会に参加した。演奏の様子と、アハマドさんが会場やインタビューで述べた思いを報告する。 キャンプは封鎖された アハマドさんは、シリアの首都ダマスカス近郊にあるパレスチナ難民キャンプ、ヤルムークで生まれ育った。パレスチナのサファド(現イスラエル・ツファット)に住んでいた祖父がイスラエルの建国とともに土地を追われ、シリアにたどり着いたのだ。アハマドさんはバイオリンを弾き、楽器の制作や修理も手がける父の元に生まれ、幼い頃から音楽に親しんだ。音楽学校でピアノを学び、将来は学校の先生となり子どもたちに音楽を教えたいと思っていた。 だが、2011年、内戦が勃発。ヤルムークキャンプは中立の立場だったが、途中で反体制派の戦闘員が入り込

    「戦場のピアニスト」が語った飢えと死、そして希望:朝日新聞GLOBE+
    Ereni
    Ereni 2024/05/15
  • 核軍縮と核抑止 すれ違ったままでいいのか:朝日新聞GLOBE+

    ――核軍縮と核抑止の議論はいつも対立して、かみ合わない印象があります。 欧米でも議論がかみ合わないのが現実だ。目指す世界観や理想が一致しないからだろう。 核軍縮論者は「核は悪」という考えから始める。広島や長崎での惨禍に目を向け、「心情倫理」を重視する。核抑止論者は「戦争を起こしてはいけない」という「結果倫理」を重視する。結果的に、核兵器の存在が、全面的な大戦争を防いでいる現実を評価している。 (「心情倫理」と「結果倫理」=社会学者マックス・ウェーバーの言葉。心情倫理が主に動機付けが正しいかどうかを追求するのに対し、結果倫理は結果において正しいかどうかを問う) 核軍縮研究では、冷戦の時代から、スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)やすべての核兵器廃絶を求めているパグウォッシュ会議などが有名だ。核抑止の研究では、英国国際戦略研究所(IISS)や米ランド(RAND)研究所がよく

    核軍縮と核抑止 すれ違ったままでいいのか:朝日新聞GLOBE+
    Ereni
    Ereni 2023/05/26
  • ウクライナ侵攻、「戦え一択」にかき消される即時停戦の声 被爆地・広島からの訴え:朝日新聞GLOBE+

    戦争反対」の声すら上げづらく… ロシアウクライナ侵攻から1年を前にした今年1月28日、被爆地・広島にある「広島市まちづくり市民交流プラザ」で、「記憶と継承」をテーマにNPO法人ワールド・フレンドシップ・センターが主催した講演会が開かれた。 講師は、元広島市長の平岡敬さん(95)。1927年に大阪市で生まれ、学徒動員中に朝鮮半島で終戦を迎えた。広島の地元紙・中国新聞の記者として在韓被爆者問題を掘り起こし、1991年から広島市長を2期8年務め、現職時代の1995年にはオランダ・ハーグの国際司法裁判所(ICJ)で核兵器の違法性を証言した。著書に「無援の海峡 ヒロシマの声 被爆朝鮮人の声」「希望のヒロシマ」「時代と記憶 メディア・朝鮮・ヒロシマ」などがある。 平岡さんは冒頭、岸田政権が安全保障関連3文書を閣議決定して敵基地攻撃能力(反撃能力)の保有を明記し、2023年度から5年間の防衛費大幅増

    ウクライナ侵攻、「戦え一択」にかき消される即時停戦の声 被爆地・広島からの訴え:朝日新聞GLOBE+
    Ereni
    Ereni 2023/02/23
    はははは、ロジャー・ウォーターズ! 親露プロパガンダ代表じゃん。更に下斗米氏/追記)副島英樹編集委員の関連記事見てったら、佐藤優や一水会と組んで動いてる
  • 大国の興亡、NATOの空爆……古都ベオグラードが刻む歴史:朝日新聞GLOBE+

    ベオグラードの官庁街に残る旧参謀部(右)。左右に2棟残るが、もともとはつながっていた。左は首相府=疋田多揚撮影 ドナウ川を眺めようと、セルビアの首都、ベオグラードを見下ろすカレメグダン公園(1)へ上った。ドイツに発し、東へオーストリアやハンガリーを経て黒海に注ぐ、全長2860キロの国際河川。群青の水をたたえ、流域の激動の歴史を吸いこむように、おおらかに進む。傍らにはアマゾンの森のようなベリコ・ラトノ島(2)が浮かび、異彩の生命力を放つ。 官庁街で出くわしたのが、黒焦げで崩れかけたビルだ。ひしゃげた骨格が、がれきや配線をはき出している。22年前、コソボ紛争でNATOに空爆された旧参謀部(3)だ。屋上で風に揺れる数のか細い木だけが、月日を物語る。 「ここは当時、炎の通りと呼ばれていた」。そう話すのは当時、近くでIT企業を経営していたボイスラブ・ロディチさん(64)。官庁街を貫くクネズ・ミ

    大国の興亡、NATOの空爆……古都ベオグラードが刻む歴史:朝日新聞GLOBE+
    Ereni
    Ereni 2022/09/15
  • ウクライナに軍事圧力かけるロシア・プーチン大統領に辞任要求 退役大将が痛切な訴え:朝日新聞GLOBE+

    内戦下のユーゴスラビアに対し、NATOやEUに加盟する国々が石油を禁輸する制裁に踏み切る中、ロシアはそれに参加しないことを記者会見で訴えるイワショフ・国防省国際軍事協力局長(当時)=1999年4月、モスクワ、ロイター プーチン大統領に戦争を止めるよう「直訴」したのは退役将校でつくる「全ロシア将校の会」。主導しているのは、会長を務めるレオニード・イワショフ退役大将(78)だ。現役時代にはコソボ問題なども担当し、NATO側と接触。NATOの東方拡大反対論者でもある。 1月末、会は公式サイトに声明文を発表した。その概要は次のとおりだ。 「今日、人類は戦争の前夜に生きている。戦争は巨大な悪、犯罪だが、ロシアは、迫りくるこの破局の中心にいる。外からの脅威はもちろんあるが、今、それは危機的ではなく、ロシア国家の存在や死活的国益を損なうものではない。NATOの軍勢は脅威となる活動を展開してはいない。だか

    ウクライナに軍事圧力かけるロシア・プーチン大統領に辞任要求 退役大将が痛切な訴え:朝日新聞GLOBE+
    Ereni
    Ereni 2022/02/16
  • 北京五輪に憤り 家族不明のウイグル人「日常壊され、何もなかったかのように開催?」:朝日新聞GLOBE+

    北京オリンピックが2月4日に開幕する。世界屈指のアスリートたちが熱戦を繰り広げる中、忘れてはならない問題がある。 新疆ウイグル自治区での人権問題だ。この問題に家族が巻き込まれたという日在住のウイグル出身の男性は「私たちの日常平和を破壊しておきながら、何事もなかったかのように開かれるオリンピックには反対」と訴える。 新疆ウイグル自治区は中国北西端にあり、中央アジアなどに隣接している。中国の行政単位(省または自治区)としては最大の面積で、約2500万人が住んでいるとされる。多様な少数民族が暮らしてるが、最も多いのがウイグル族だ。18世紀半ばに清朝が征服して以降、今の中国に属している。2009年に広東省の工場で漢族がウイグル族を襲う事件があり、自治区のウルムチでウイグル族が抗議デモをしたところ、治安部隊と衝突。これをきっかけに当局の締め付けが強まり、ウイグル族を「テロ分子」「分離独立派」なとど

    北京五輪に憤り 家族不明のウイグル人「日常壊され、何もなかったかのように開催?」:朝日新聞GLOBE+
    Ereni
    Ereni 2022/02/05
    『中国ではあちこちで政府への不満が色んな形で表面化〜強制的に土地を接収して住民と衝突が起きるとか.年間数万件とかあるのでは〜でも新疆ウイグル自治区で起きると,政府はすぐに「テロ事件だ」と発信するんですよ
  • ソ連は娯楽少なく…声優ジェーニャ「アニメは二つ。チェブラーシカとヌー・パガジー」:朝日新聞GLOBE+

    ソ連が崩壊してから12月25日で30年になる。史上初の社会主義超大国としてアメリカと世界を二分し、冷戦を繰り広げたが、経済の悪化や、政権弱体化を招いたゴルバチョフ氏の改革などにより、1991年に消滅した。 物不足、厳しい情報統制…そんなイメージが強いソ連だが、実際はどうだったのか。1980年代末から崩壊までのソ連で子ども時代をすごし、現在は日で声優として活躍しているジェーニャさんに「私が生きたソ連」を語ってもらった。 ソ連の記憶について語る声優のジェーニャさん ――ソ連での暮らしぶりを教えて下さい。 私はシベリアのノボシビリスクという都市で生まれたんですけど、父が軍人だった関係でリャザンやゴーリキー(現在のニジニノブゴロド)など転々としていました。 ものは少なかったですね。それはあとから分かったことで、当時は普通だと思っていました。商店に行っても、陳列棚が空っぽの記憶しか残っていません。

    ソ連は娯楽少なく…声優ジェーニャ「アニメは二つ。チェブラーシカとヌー・パガジー」:朝日新聞GLOBE+
    Ereni
    Ereni 2021/12/25
    崩壊直前で,そこ迄チェコと格差があったんだ/『彼らは「国歌がいいよね」「軍服が格好いいよね」とか言うんですけど,それはそうなんですよ.だって,国の威信に関わる部分だから.ソ連はプロパガンダに力を入れていたの
  • 日本の眞子さま・小室圭さん結婚報道、アメリカメディアはあきれながら見ている:朝日新聞GLOBE+

    プリンセスの結婚が決まった。しかしおとぎ話のようなものではない。 A Princess Is Set to Be Wed. But It’s No Fairy Tale. 10月1日付 ニューヨーク・タイムズ紙 イギリスのハリー王子とアメリカ人のメーガン妃が「メグジット」でイギリスを離れてアメリカで暮らすことになり、テレビに出演して心境を語った際、多くのイギリス人が驚愕(きょうがく)したのに対し、アメリカでは多くの人が応援した。 そのため、眞子内親王がcommoner(一般人)の小室圭さんとの結婚を控え、結婚後はアメリカで生活する予定であることや、それにまつわるcontroversy(論争)を報じる際、アメリカのメディアはいち早くハリーとメーガンになぞらえた。ニューヨーク・ポスト紙は、「お金なしのメグジット」とまで呼んだ。 この結婚に関するアメリカの報道を見ると、眞子さまと小室さんが結婚

    日本の眞子さま・小室圭さん結婚報道、アメリカメディアはあきれながら見ている:朝日新聞GLOBE+
    Ereni
    Ereni 2021/10/25
    てかいちいち報道してるんだな。日本の皇室について碌に興味もないだろうに。
  • ロシアに上陸した日本のファストファッションとファストフード:朝日新聞GLOBE+

    ロシアにはユニクロが37店舗 ファーストリテイリング社の展開するブランドであるユニクロは、2019年8月末現在、世界22ヵ国で店舗を展開しており(なお、2019年秋にさらに3ヵ国で新規出店)、店舗数は日国内817店、海外1,379店に上るということです。うち、ロシアでは37店を数え、店舗数で見れば、ユニクロにとって9番目に大きな市場ということになります。 2010年に首都モスクワの高級ショッピングセンター「アトリウム」にロシア一号店をオープンさせたユニクロは、その後順調に店舗を拡大し、上述のとおり現在では37店に達しています。モスクワ20店、サンクトペテルブルグ8店、その他の地方が9店という内訳です。 ユニクロ成功の秘密は? 出店のペースから判断して、ファーストリテイリングのロシア事業は軌道に乗り、上手く行っているということなのでしょう。日系企業のロシアビジネスは、成功したもの、失敗した

    ロシアに上陸した日本のファストファッションとファストフード:朝日新聞GLOBE+
  • サウジの石油施設へ攻撃は中東情勢を変えてしまうのか?:朝日新聞GLOBE+

    9月14日に発生した、サウジアラムコの石油施設へのドローンと巡航ミサイルによる攻撃は、世界の原油供給の5%を止め、世界最大の産油国であるサウジアラビアの原油供給能力への不安をかき立てただけでなく、中東におけるドローンや巡航ミサイルといった兵器による戦争が、これまでの中東における地政学的認識を大きく変えるものとして捉えられ、大きな話題となった。 その後、サウジが石油施設の早期復旧を発表したことで市場のパニックは抑えられた。この攻撃を仕掛けたのはイエメン内戦でサウジが空幕の対象としているフーシ派が行ったものだとフーシ派自身が宣言したが、アメリカは即座にイランによる攻撃と断定した。しかし、被害を受けたサウジはイランの関与を強く示唆しつつも、イランによる攻撃である決定的な証拠を示すことはできず、また、欧州各国もイランに責任があるとは認めつつも、イランによる攻撃だとは断定しなかった。そのため、攻撃主

    サウジの石油施設へ攻撃は中東情勢を変えてしまうのか?:朝日新聞GLOBE+
    Ereni
    Ereni 2019/10/07
  • 中国人の社員旅行に参加した 初めて分かった「彼らが日本人から受ける視線」:朝日新聞GLOBE+

    「大島さん、社員旅行に一緒に行きませんか?」 ある日、団地に住む友人の王世恒さんから電話があった。王さんはIT技術者として働いていたが、数年前に中国人のIT技術者を派遣する企業を立ち上げた。その社員旅行に一緒に行かないかというのだ。 聞けば、バスを借り切って伊豆に行くのだという。中国人の社員旅行に参加できるとはめったにない機会だ。二つ返事で「行きます!」と伝えた。 夏の終わりの旅行当日、集合場所の東京駅前には社員とその家族合わせて約80人が集まった。そのうち何組かは、王さんと同じく芝園団地に住む社員だ。参加者のうち、日人は私ともう一人の王さんの友人、そして王さんの会社で働く日人の営業担当社員の3人だけだ。 日では社員旅行をする会社は減ったが、中国人の会社ではそうでもないらしい。「社員旅行温泉やスキーに行った」という話は、私がボランティアをしている芝園日語教室でも耳にする話だ。個人

    中国人の社員旅行に参加した 初めて分かった「彼らが日本人から受ける視線」:朝日新聞GLOBE+
    Ereni
    Ereni 2019/09/30
  • ベネズエラ危機はなぜ膠着するのか 理解するカギは「アメリカ」にある:朝日新聞GLOBE+

    乾いた皮膚に浮き上がる骨、うつろなまなざし。今年5月にベネズエラ西部マラカイボで出会ったミゲル・ブランコ(25)には、たかるハエを払う力さえ残っていなかった。スラム街を歩くと、衰弱した人々がそこかしこにいた。かつて、このスラムの住民のほとんどが政権を支持していたというが、今は違う。 チベネズエラ北西部マラカイボのスラムで、ベッドに横たわる子供。栄養不足で骨が浮き上がっていた=5月25日、竹花徹朗撮影 今年2月、カラカスで与党の集会の取材中、警備する警察官が声をかけてきた。チャベスが生きていたころは、この大通りや周囲の通りを500メートル以上にわたり、群衆が埋め尽くしていた、と説明する。 「動員なんてなかった。みんな、チャベスをひと目見たがっていた」 この日の光景は対照的だった。近くの州からも支持者を乗せたバスやトラックが次々と到着するが、大通りは300メートルも埋まらない。「少ないな」とつ

    ベネズエラ危機はなぜ膠着するのか 理解するカギは「アメリカ」にある:朝日新聞GLOBE+
  • 対韓輸出管理問題がここまでこじれた理由:朝日新聞GLOBE+

    7月1日に経済産業省が公布した「輸出貿易管理令」の運用の改定は、極めてテクニカルな行政文書であるにもかかわらず、日韓関係を大いに揺るがす文書となった。この件については、韓国研究の専門家や輸出管理、国際経済法の専門家などがすでに言及しており、論点が出尽くしている感もあるが、逆に様々な論点が提示されているがゆえに、実態が分かりにくくなっているという側面もあるように思える。ここではなぜ議論が混乱し、わかりにくくなっているのかを整理して、今後の展開を考えるうえでの補助線を引いてみたい。 単なる輸出管理制度の運用見直し 今回の措置は、現実に起こったことだけ見ると安全保障貿易管理、すなわち日から輸出される製品で大量破壊兵器の開発・製造につながるものの輸出の許可に関する政省令(輸出貿易管理令)の変更に過ぎない。この輸出貿易管理令は外国為替・外国貿易法(外為法)の詳細を定める政令であり、他の様々な機微技

    対韓輸出管理問題がここまでこじれた理由:朝日新聞GLOBE+
    Ereni
    Ereni 2019/07/20
    “しかしながら、一度「エコノミック・ステイトクラフト」の実践として認識されてしまうと、この問題は制度的な落としどころを探るのではなく、外交的な勝ち負けを争う対立になってしまう”
  • シリアの「秘密刑務所」で続く拷問、レイプ、そして死:朝日新聞GLOBE+

    シリアの首都ダマスカス近郊にあるSaydnaya刑務所(国際人権団体「アムネスティ・インターナショナル」提供の衛星写真)。シリア軍の管轄下にあり、ここで数千人が処刑された=Amnesty International via The New York Times/©2019 The New York Times

    シリアの「秘密刑務所」で続く拷問、レイプ、そして死:朝日新聞GLOBE+
    Ereni
    Ereni 2019/06/13
    “新たな身柄の拘束、拷問、処刑のペースは加速している。身柄を拘束されている人たちは最近、処刑場があるSaydnaya刑務所に何百人もが送り込まれているとの情報をこっそり外部に伝えてきた。また、新たに解放された拘
  • 公園を埋め、そして消えたイラン人 あの波は日本に何をもたらしたか:朝日新聞GLOBE+

    代々木公園の入り口は、多くのイラン人でごった返していた=西山毅・写真/文 「東京のキャバブのけむり」(ポット出版発行、径書房発売)より ■欧州に渡った 2人の明暗 2001年秋から04年春までテヘランで暮らした私にとって、イラン人は親日家という印象が強い。だれもがテレビドラマ「おしん」(*1)を知っているし、「ヒロシマ」を口にする。 (*1)1983年~84年に放映されたNHKの朝ドラ。戦中、戦後の混乱期を生きる女性を描いた。イランではイラクとの戦争中に放送されて共感を呼び、放送中は街から人影が消えるほどの人気に。 それだけに、1990年代初めに起きたことが心のどこかにつかえていた。当時、メディアは「公園がイラン人に占拠された」とセンセーショナルに報じた。変造テレホンカード(*2)や薬物取引など犯罪がらみの報道ばかり目立った。 (*2)公衆電話用のプリペイドカード。国際電話ができるカード式

    公園を埋め、そして消えたイラン人 あの波は日本に何をもたらしたか:朝日新聞GLOBE+
  • 希望と熱気にあふれたエルサルバドル:朝日新聞GLOBE+

    経済停滞と治安悪化に苦しみ、いまも米国に移民する人が後を絶たない中米エルサルバドル。でも内戦が終わった直後の23年前と17年前、私が旅したときは、明日への希望と熱気にあふれていました。当時の様子を写真でお伝えします。(GLOBE記者 村山祐介) 町外れで出会った子どもたち=1995年1月12日、北部ラパルマ バスの屋根に乗る青年たち=1995年1月13日、北部ラパルマ 壁に向かってたたずむ女性=1995年1月12日、北部ラパルマ ハンモックに乗った少女たち=1995年1月6日、西部チャルチュアパ バックミラーで車内を見るバス運転手 教会から駆け出す子どもたち=1995年1月8日、中部パンチマルコ ププサを焼くおばあさん=1995年1月8日、中部パンチマルコ 買い物袋を頭に乗せて歩く女性=1995年1月8日、中部パンチマルコ 洗濯物を干し終わって昼寝中のおばあさん=1995年1月8日、中部パ

    希望と熱気にあふれたエルサルバドル:朝日新聞GLOBE+
    Ereni
    Ereni 2019/05/08
  • ドイツのDIY企業のCMはなぜ炎上したのか:朝日新聞GLOBE+

    でCMや広告が差別的だと話題になり炎上することがしばしばあります。そのたびに、「日では、企業側のジェンダーの平等に関する意識がまだまだ低い」などの批判の声が挙がります。でも企業がときに差別問題に疎いのは何も日に限った話ではなく、海外の企業でもそういった問題は見られます。今回は、ドイツDIY企業「HORNBACH AG」がアジア女性を差別的に描く動画を流し問題になっています。「白人」それも「一部の白人男性」の視点しか取り入れず、東洋人女性を明らかに見下した内容の動画を流したことで、ドイツでも当の意味での多様性への道のりはまだまだ遠いことがわかります。 問題となったのは、以下のオリジナル動画です。 登場するのは庭仕事で汗をかいている5人の白人男性です。庭仕事の後、彼らの汚れた下着は真空パックされます。日人とも思われる女性(動画ではわずかですが、「春の匂い」と「日語」が映りこんで

    ドイツのDIY企業のCMはなぜ炎上したのか:朝日新聞GLOBE+
    Ereni
    Ereni 2019/04/01
  • 王子、東京のランウェイを歩く 「自分の分は自分で稼ぐ」デンマーク王室の姿:朝日新聞GLOBE+

    ■高卒後、モデルデビュー 昨年11月末、東京で開かれたクリスチャン・ディオールのファッションショー。一人の「王子」がランウェイを歩いた。北欧デンマークのニコライ王子(19)だ。 女王マルグレーテ2世(78)の次男ヨアキム王子(49)の長男。香港出身のアレクサンドラ元妃とヨアキムの間の最初の子どもだ。「イケメン王子」として知られるニコライは高校を卒業した昨年、モデルとしてデビューしたのだ。 デンマークのニコライ王子=ゲッティ/共同通信イメージズ 「これからは自分で生計を立てていかないといけないからですよ」。コペンハーゲン大学准教授のイェス・ファブリーシユス・ムラ(52)は話す。地元メディアによると、王立陸軍士官学校にも入校したが、途中で断念した。モデルは今後も続けるようだ。ニコライは王位継承順位が7番目と低く、18歳の成人後は公費を割り当てられないので、自ら生活の糧をかせぐ必要がある。 デン

    王子、東京のランウェイを歩く 「自分の分は自分で稼ぐ」デンマーク王室の姿:朝日新聞GLOBE+
    Ereni
    Ereni 2019/01/07
    “次男ヨアキム夫妻に入るのは月約500万円。王室は16年に、8人いる女王の孫のうち直系のクリスチャン王子(13)以外には成人後にお金を支給しない決定をしたため、ニコライには回らない。 ”
  • 2019年に注目すべき世界の動き(後編):朝日新聞GLOBE+

    2018年6月、首脳会談が開かれたシンガポールで一緒に歩くトランプ米大統領と北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長=ロイター

    2019年に注目すべき世界の動き(後編):朝日新聞GLOBE+
    Ereni
    Ereni 2019/01/06
    “しかし、実験停止は米朝関係をつなぎ止める唯一の根拠となっており、北朝鮮が本格的に米朝対立モードに戻る時は、何らかの形で実験をするものと思われる。それまでは当面「戦略的忍耐」と同様、北朝鮮の核・ミサイ
  • GLOBE編集長が語る「中東の新しい地図」:朝日新聞GLOBE+

    テヘランで開かれた音楽イベントで、スマホを使ってインスタで生中継する女性たち=2018年7月、テヘラン、村山祐介撮影 【前の記事を読む】 歴史をさかのぼれば見えてくる 「なぜいま中東は無秩序なのか」池内恵氏の眼 【国末憲人】 GLOBEは、9月号で中東をテーマに取り上げました。その特集「中東の新しい地図」の内容を、私の体験も踏まえてご紹介したいと思います。私自身は、中東での駐在経験はありません。パリに2度特派員として駐在したのですが、ただその間に9.11テロやイラク戦争があったこともあり、比較的長く中東で出張取材をしていました。 【関連記事】GLOBE9月号特集「中東の新しい地図」 朝日地球会議で報告するGLOBE編集長の国末憲人=2018年9月24日、東京都千代田区、岡田晃奈氏撮影 ■中東のいま① 変化するライフスタイルと自己表現 GLOBEの中東特集号では、いくつか描きたかったことがあ

    GLOBE編集長が語る「中東の新しい地図」:朝日新聞GLOBE+
    Ereni
    Ereni 2018/12/31