「デザインの未来」http://admn.air-nifty.com/cs/ で配信されているPodcastingに、小宮山博史氏が登場していると教えていただく。ユニバーサルデザインフォントから新聞のでか文字化、和欧混稙について、横組用書体についてなど、最近の書体および組版的なトピックスを語っている。Creator's Talk Interview #9 前編http://admn.air-nifty.com/cs/2009/09/sound-vol33---c.htmlCreator's Talk Interview #9 後編http://admn.air-nifty.com/cs/2009/09/sound-vol34---c.htmlUDフォントについては、「だめですよ!」「嘘ですね!」だって。小宮山さん怒ってるー!でも言ってることは当然のことで、小宮山さん言ってくれてありがとう、
ユニバーサルデザインフォント、ということで開発されたTYPE C4の「C4 ユニバーサルライン」「C4 ビオゴ」の国内販売が2009.5.7から開始されていた。「C4 ユニバーサルライン」は、イワタUDの特性を踏襲した感じのUDフォント。「C4 ビオゴ」もゴナ系だが、こちらは普通のゴシックのように、漢字にツキヌケがある。カウンターがこれでもかというぐらい広がっていて、四角!って感じ。新ゴなんて目じゃない。思い切ったなあと思ったのは、他社フォントとの比較のページ。http://www.type-c4.com/products/compare/Osaka、MSPゴシック、メイリオ、ヒラギノ角ゴ&丸ゴ、イワタUD、タイプバンクゴシック&丸ゴ、小塚ゴシック、AXIS、モリサワMB101・新ゴ・中ゴシックBBB・太ゴB101・見出しゴMB31の画像を用意して、C4シリーズと比較ができる。*書体そのも
Amazon Kindle2には、テキストの読み上げ機能がついているとのこと。しかし日経ネットの「アマゾンの新電子ブックリーダー、読み上げ機能が波紋呼ぶ」という記事が。http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djCQE6214.html米作家協会はオーディオブックと同等だという見解、一方のAmazonは音声変換技術だからオーディオブックじゃないよ、とのことのよう。しかし、先月参加したセミナーによると、2008年5月の国連障害者権利条約が発効され、知財保護に関する法律や条令が、障害者のアクセスを妨げてはいけないと明言された。国連加盟国は何らかの対応をとっていく必要があるそう。Amazonがそれを気にしたかしないか不明だが、障害者にとっては、1台の端末、しかも健常者が使用するのと同じ端末で、購入した本が自動的に読み上げに対応しているのだから、とっても
今日からPAGE2009開催。http://www.jagat.or.jp/page/2009/デジタルサイネージについての出展が急増していた。ちょっとびっくり。 POPの延長というイメージなのか。4K×2Kのモニタはさすがにきれいだった。モリサワは今年秋リリース予定として、UDゴシック&UD丸ゴシックのサンプルを展示。 端末デモもあり。コンセプトはイワタのUDを完全踏襲していてむしろ清々しささえ感じた。モリサワブースは今年も恒例の来賓対応用お茶コーナーがあって、森澤会長が喫茶店マスターのように接客していた。リョービイマジクスから、伝統書体シリーズ&本明朝BookのOpenTypeFontリリース。 リョービはフォントのブースは2Fに離れているので注意。杉本さんの講演会冊子も配布していた模様。フォントワークスのブースの壁に、全字種ポスターが貼ってあったと思うけど、あれって配ってたのかなあ。
朝鮮日報Onlineの2008/12/03付けで「「ソウル書体」普及目指し、市と韓国MS社が提携」という記事があった。朝鮮日報Onlineの記事 http://www.chosunonline.com/article/20081203000052そもそもソウル書体は、ソウル市が開発し、今年7月からフリーダウンロードできるようになっているフォント。でも業者が市の文書でソウル書体を使ったら、見慣れない書体は使うなとクレームになった、ということ。ダウンロードはここ↓からhttp://design.seoul.go.kr/citizen/handwrite_list.phpソウル書体というのは総称であって、実際は明朝系のソウル漢江体はL/Mの2ウエイト、ゴシック系のソウル南山体はL/M/B/EBの4ウエイトと縦書き用1ウエイトの計7フォントもあるファミリー。どうやらソウル市はデザインに力を入れた政
きのう、「えっ、行ってないの!」と言われたので、夕方ラフォーレで開催中のHelvetica展へ。女子美・印刷博物館が保有している活字が展示。あとは利用事例。CIに大量利用されたHelveticaだけに、Panasonicなど企業のCIマニュアルも展示されていた。おそらく「The Helvetica Book」から引用しているのか、細かいデザインの比較をしたパネルが何枚か出ていたが、友達連れの若者が、あれこれ言い合いながら念入りに見ていたのが意外だった。しかもHelveticaのドキュメンタリーにサグマイスターやらブロディやら、Helvetica的に対極なデザイナーもわさわさと出ていて、ちょっと買いたくなった。誉め殺しドキュメンタリーでないところも好感を持った。大企業のCIに使われすぎた弊害、読みやすさと伝わりやすさの違い*1、世間では何も考えずにHelvetica=イイ!って言ってるような
フォントワークスが2008年の新書体を発表していた。http://www.fontworks.co.jp/new/sinsyotai/index.html気になる本文用は筑紫シリーズの新書体が3本。「筑紫オールド明朝-R」は細いウエイトだが見出しを意識した感じ。カウンターが狭い! エレメントもリュウミン以上にきつきつしている。打ち込みが幅広くてすごいなあ。文字によってはもはや楷書かと思う打ち込み。数字はもっとがっつりオールドスタイルにしてくれたらよかったのに! 仮名はオールドというか……まあ……築地風味。丸ゴシが仮名違いで2書体あり、A↓はオーソドックスというか写研風味。B↓はうねりが強くて筑紫っぽい感じはするのかなあ。Bの欧文がエジプシャン系っていうのがおっ!と思った。
id:sdtさんのところで発見。Helveticaのドキュメンタリー映画がやっとDVD化。その記念でラフォーレミュージアム原宿で展覧会。イエーイ。http://www.kanshin.com/soken/14「A tribute to Typography 〜 ヘルベチカの過去・現在・未来」展10月21日(火)〜10月28日(火)ラフォーレミュージアム原宿入場料:300円(安!)展覧会の内容は以下。「HELVETICAと活字の歴史」 ヘルベチカ金属活字、活版印刷機、当時の書体見本帳、Helvetica以前のサンセリフ書体、以後の書体との比較展示「グラフィックデザイン for HELVETICA」 Helveticaを用いたポスター・リーフレット等、新旧・和洋含めた作品の展示「HELVETICAとヴィジュアルアイデンティティ」 Helveticaを用いた企業ロゴを写真や使用例の展示でご紹介「
9月5日の孫明遠氏講演会に参加した。http://robundo.com/robundo/news/study-group5.htmlそもそもいわゆる明朝体のスタイルを中国では「宋体」と呼ぶことを知ったのは、何年か前に名古屋で開催された世界グラフィックデザイン会議でだった。それまでずっと明朝体と呼ばれているものだと。VISUALOGUE Daily Report「アジアの文字のゆくえ」http://www.visualogue.com/dailynews/1010/identity_j.html海外の宣教師によって中国にもたらされた明朝体は、やがて日本でブラッシュアップされ築地活版によって再び上海に戻り、築地体が大衆向けの書体として普及してしまう。やがて自分たちで作った「宋一体」*1も秀英体をベースにしているとあった。中国において、明朝体というスタイルは、あくまで外から来たものだったのか。
リョービイマジクスの書体「本明朝」の開発者である杉本幸治氏のトークショーのもようをまとめた冊子。このトークショー、聞きにいけなかっただけに、まとまってくれてうれしいー。特に三省堂時代のベントンの話がいろいろ出てきて、また、当時三省堂にいた今井直一の功績は当然のこと、細谷・和田・松橋など、ほかの文字担当の名前があがっている。戦後に出版が復興し、やがて週刊誌や辞書のブームがおこるが、新しいサイズの活字やさまざまな不足字母などの需要が当然高まる。それを支えてきたのは三省堂の技術陣だったことがはっきりとわかる。晃文堂明朝の原図、ほんとうにホワイトが入っていなくて驚き……。あまり改刻をしないうちに写植の文字盤に移行していったのか、それとも都度新規に原図をおろしたのだろうか。原図はイワタとは少し違う感じの書き方で、へえ〜と思った。右肩の「当」とかは、当用漢字ってことでしょ?(違うかしら) 左肩の数字は
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