NASAの星間境界探査機IBEXのデータをもとにした太陽系の外縁の地図。銀河磁場(黒い線)をまとっている部分が太陽圏。磁場が太陽圏の表面に対して最も平行に走っている個所にリボン状の明るい部分が現れる(2009年10月15日提供)。(c)AFP/Southwest Research Institute (SwRI)/Adler Planetarium 【10月16日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は15日、星間境界探査機IBEX(Interstellar Boundary Explorer)のデータをもとに初めて作成した太陽系の外縁の地図を公開した。地球から160億キロ離れたこの領域についてはほとんど知られておらず、謎の解明が進められている。 IBEXはNASAの低予算の宇宙探査計画「Small Explorers」における最新の探査機で、前年10月に打ち上げられたばかり。高速の原子を収集