目的 わが国の帯水層に対して、実際にCO2を圧入し、圧入中から圧入終了後のCO2 に関する挙動データを取得して地質工学的な解析・評価を行い、貯留メカニズムの理解を得るとともに、新に開発した長期挙動予測シミュレータでCO2 を安定して貯留できることを確認しました。 実施状況 平成12年度 実証試験場所の選定、圧入井/観測井の配置検討、圧入井CO2-1坑掘削 平成13年度 観測井CO2-2坑、CO2-3坑掘削、観測計画の検討 平成14年度 圧入井試験(浸透率の把握)、シミュレーションスタディ(圧入レート検討等)、圧入設備設計・施工、観測井CO2-4坑掘削、圧入運転計画の作成(圧入レート、圧入対象層検討)、観測計画の更新、弾性波トモグラフィの初期観測 平成15年度 坑井仕上げ(圧入井CO2-1坑酸処理)、圧入設備の設置、圧入運転(3977トン圧入)、モニタリング、シミュレーション・スタディ 平成