海老名市は21日、公募していた市立中央図書館と同有馬図書館の指定管理者に、レンタルソフト店大手「TSUTAYA」(ツタヤ)を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と、現在の中央図書館を業務委託している図書館流通センター(TRC)でつくる共同事業体を選定した、と発表した。市議会12月定例会に指定管理者の指定議案を提出。議決を受けて細部を話し合い、本年度中の本協定締結を目指す。 内野優市長は会見で、「進展する少子高齢化社会を考えると、生涯学習など図書館の役割は大きくなる。10年、20年後のニーズをどう見るかは民間の方がたけている」と、図書館への指定管理者導入の意義を強調した。 市によると、指定管理期間は2014年4月から5年間で、両図書館とも運営する。老朽化に伴い大規模改修を行う中央図書館では、年中無休で午前9時から午後9時までの開館時間にするほか、カフェや子ども専用のキッズ