太田昭宏国土交通相は6月20日の閣議後会見で、小田急線相模大野駅構内で19日に起きた脱線事故について「大変遺憾なこと」としながらも、運輸安全委員会の調査対象に該当しないとの考えを示した。 運輸安全委員会の調査対象について太田国交相は「乗客等の人命に多大な被害を生じさせるような重大な事案となっている」と述べ、今回は調査対象としない考えを示した。 一方、国土交通省として関東運輸局の職員2名を昨日派遣し、小田急電鉄に対して速やかな原因究明と再発防止策を講ずるよう指導したことを明らかにした。 国交相は「昨日も23時と言っていた復旧ができず、朝一番もできず、多くの方に多大な影響と迷惑をかけたことは大変遺憾だと思う。原因究明は大事な問題だ」と述べた。 《レスポンス編集部》