(73) 正宗工芸について,次の説明文で内容に誤りを含むものはどれか。 1 鎌倉時代末期の刀工,五郎入道正宗は,新藤五国光に師事し,諸国を行脚して修業し,鎌倉に「相州伝」を完成させ,その門下には貞宗など多くの名工がいる。 2 扇ヶ谷の入口近くに,正宗の屋敷があったと伝えられ,その近くには,正宗の井戸や正宗稲荷と呼ばれる刃稲荷がある。 3 江戸時代以降,正宗家(現在の山村家)が,名工正宗の相州鍛冶として刀剣作りをしてきた。 4 明治期には軍刀などを作っていたが,第二次世界大戦後は,この技術を生かし刃物や鉄工芸品を作っている。正宗から24 代目が伝統を継承し,正宗工芸として現在に至っている。 どれも正しそうに思えます。 鎌倉を歩くという点からいうと、キーワードは、「正宗の井戸」と「正宗稲荷と呼ばれる刃稲荷」です。どこにあるかです。 この場所を見てみます。 鎌倉彫と並ぶ歴史ある工芸品に、名刀正
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