昨日(5月11日)付けで、「戸籍法の改正に関する中間試案」に対するパブリックコメントが始まった、との御連絡をいただいた。この「戸籍法の改正に関する中間試案」は、昨年9月19日の法務大臣諮問第105号に対し、法制審議会の戸籍法部会が検討・取りまとめたものだ。元々の諮問は戸籍事務へのマイナンバー制度導入に関するものだったが、この「戸籍法の改正に関する中間試案」は、内容的には以下の9項目からなる。 電算化を原則とする規定振りへの変更について法務大臣が連携情報を管理することの根拠規定等の整備について文字の取扱いについて市区町村における連携情報の参照について管轄法務局等における連携情報の参照について届書類の電子化、保存について市区町村及び法務局の調査権について戸籍訂正について死亡届出の届出資格者の拡大について 法律上ずっと「紙」を正本としてきた戸籍に対して、「電算化データ」の方を正本とする戸籍法改正