「新しい働き方」が声高に叫ばれる令和の時代――。多くの場面で「効率的な作業」についての議論がされている。機械学習を活用した最新ツールを導入し、自動化できる工程を増やす。そして、人が手作業で行う単純労働を極力減らすことで、限られた集中力を、より生産的でクリエイティブな方に向ける。そんな文脈のなかで、多くのビジネスパーソンは暮らしているはずだ。 しかし、こうした時代の潮流に真っ向から逆らう非生産的な文化もいまだに存在する。例えば、メールに添付された表計算ソフトのデータを開いた際に、セルのサイズが均一な正方形に整えられ、セル結合を多用し、方眼紙のマス目状となった1セルに対してそれぞれ1文字のみを入力するという形式になっていたら、ギョッとすることだろう。 表計算ソフトを活用したこうしたファイルは、俗に「神Excel」(ネ申Excel)と呼ばれ、実際に役所で長らく使用されてきた歴史がある。では、なぜ
かてて @kttfnky スペイン語とロマンス諸語が好物。現在ラテン語勉強会参加中。独学で古典ギリシャ語勉強中。 さすらった言語→🇬🇧🇲🇫🇪🇸🇵🇹🇮🇹🇹🇩🇬🇷🇩🇪🇨🇳🇸🇪🇷🇸カタルーニャ語ガリシア語など ※フォロバ必要な方→メンションください https://t.co/uxt2A0yo8k かてて @kttfnky 私が高校生の90年代後半頃、東京の街中には巨大な書店がどんどんオープンしていて、土日の夕方になるとBSでは世界遺産や異国の風景番組が増えていって「ああ、日本も文化的に成熟した国になってきたのだな」って感激してたけどとんだ勘違いで、20年経って書店はばたばた潰れ、BSも通販ばっかりになった
吉田健一訳『海からの贈物』 (新潮文庫) は文句なしの名訳である。訳者は吉田茂の長男、生まれたのは1912年というから、漱石の「こころ」の先生が自殺した年、明治から大正に年号が変わった年である。ケンブリッジ大学中退、批評家、随筆家、翻訳家であり、古き日本の典型的な知識人だといえる。『海からの贈物』を読むと、知識人のなかでもっとも上質な人たちがどれほどの力をもっていたのかを実感できる。 知識人の訳だというと、七面倒くさく、難解で、頭が痛くなるような文章なのだろうと思えるかもしれない。吉田健一訳の『海からの贈物』はこういう先入観を見事に裏切ってくれる。明快で、明晰で、明瞭な名文である。原文はきわめて読みやすい文章だが、たぶんたいていの読者にとって、原文よりさらに読みやすい訳文になっている。 「浜辺」と題された第1章をみてみよう。訳文で2ページと2行の短い章であり、わずか4つの段落で構成されてい
2022年は一応150周年ということもあるので、人々の思い込みやネットの情報はなかなか間違っても直すのが難しいけれど、少しでも間違う人が減ればと願って書いておく。 国立国会図書館の前身である書籍館(しょじゃくかん)は、文部省によって明治5年、湯島の聖堂内に設置された。 ネット情報だけでなく、紙の辞書でも、4月2日を図書館開設記念日としているものがある。その理由は、日本で最初の近代図書館である「書籍館」が設置された日だと説明されているのである。でも、これは正しくない。なぜなら、書籍館の開館日は8月1日(旧暦)だからである。 証拠を出したい。国立国会図書館デジタルコレクションの『博物館圖畫并書籍館借覽規則等』に綴られている規則には、こんな風に出て来る。 以上、国立国会図書館デジタルコレクションより明治5年6月の2枚目の画像の借覧規則のところに、朱印で「開館来ル八月朔日」と捺してある。朔日とは月
川崎市立図書館は4月1日から、有料の図書宅配サービスを本格化する。コロナ禍を受けた「新しい生活様式」の提案として昨年4月から試行したところ、利用者アンケートで約9割が「満足」と好評だったことを受けた。市教育委員会は「忙しい人や感染対策で図書館に出向くのを控えたいという人に、利用してもらえれば」としている。(安藤恭子) 利用できるのは市内在住・在勤・在学者で、市立図書館の「貸出カード」を交付された人。初回のみ、分館を含む市立図書館13館のカウンターで、利用申し込みが必要となる。送料を負担すれば、1人10冊まで蔵書を送ってもらえ、返送もできる。近隣では、県や千葉市の図書館も同様のサービスをしているという。
✿1986年、生出恵哉、内田四方蔵らが『シドモア桜の会』の前身となる「日本の桜を愛した女史の墓前に桜を植える会」を結成。顕彰碑建立募金を開始。渡邊はま子ら約90人の賛同者から32万円寄付を集める。 ✿1987年、 生出恵哉が発起人となりシドモア桜の会を設立。文芸懇話会、横浜ペンクラブが中心となり、山手十番館後援で活動始める。1912年のワシントン桜植樹と同じ3月27日第一回シドモア桜の会を開催し、墓前で顕彰碑「日本の桜を愛した女性ここに眠る」の除幕式とその傍らに生出恵哉が命名した〈シドモア桜〉を植樹。これにより、「シドモア桜の会」が始まる。 ✿1991年、ワシントンより里帰りの苗木が贈られ、横浜外国人墓地内のシドモア家墓前に2本とアメリカ碑苑内に3本の計5本を植樹。現存は墓前1本とアメリカ碑苑内1本の計2本のみ。この「里帰りの桜」から接ぎ木したものが、のちに〈シドモア桜〉と呼ばれるようにな
ロシアがウクライナに侵攻してから約1か月。ロシア軍による攻撃が続き、民間人の被害が広がっています。ロシアが軍事侵攻に踏み切った背景に何があるのか。これまでの二国間関係、プーチン大統領の「ネオナチ」発言などについて、歴史社会学の観点からロシア・ユダヤ史やナショナリズム論などを研究し、教養学部でロシア・ウクライナ関係についても講じてきた鶴見太郎准教授に話を聞きました。 © Oleksli / Adobe stock ―― これまでのウクライナとロシアとの関係について教えてください。 ウクライナとロシアとの関係は、必ずしも全貌が明らかではないキエフ・ルーシ(9~13世紀、ロシア人とウクライナ人、ベラルーシ人の共通の起源とされる)の時代を別にすると、ロシア帝国の時代にさかのぼります。 現在のウクライナの大部分はそれまでポーランド・リトアニア王国の領域でしたが、東部地域は17世紀にロシアの支配下に入
わだ・ひでき/1960年大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェロー等を経て、現在、和田秀樹こころと体のクリニック院長。30年以上にわたって高齢者医療の現場に携わっている。『70歳が老化の分かれ道』(詩想社新書)、『60歳からはやりたい放題』(扶桑社新書)、『80歳の超え方』(廣済堂新書)、『70歳からは大学病院に行ってはいけない』(宝島社新書)、『80歳の壁』『ぼけの壁』(どちらも幻冬舎新書)、『90代になっても輝いている人がやっているトシヨリ手引き』(毎日新聞出版)など著書多数。 ニュース3面鏡 インターネットの登場以来、以前にもまして巷にはニュースがあふれ返っています。そうしたニュースや出来事の中から、DOL編集部が気になる出来事を厳選し、正面のみならず右から左から、価値あるニュース、楽しいニュースをお届けします
文部科学省の検定を受ける教科書・地図帳は,国名の表記について,外務省の『国名表』に基づき作られる『世界の国一覧表』(外務省編集協力,財団法 人世界の動き社発行)によることが定められていました(高等学校教科用図書検定基準,別表)。また,首都名についても,基本的には『世界の国一覧表』によって作ってきました。 しかし,世界の動き社が解散し,『世界の国一覧表』は2007年版を最後に廃刊となりました。現時点では,外務省ウェブサイト「各国・地域情勢」で用いられている表記が外務省の公式見解となっています。 教科書の検定規準は,「 (2)外国の国名の表記は,原則として外務省公表資料等信頼性の高い資料によること。」と改められました。しかし,外務省のウェブサイトに表記されている国名・首都名には不統一があり,V(ヴ)音に関する統一的な表記ルールがなく,従来の『世界の国一覧表』での表記との違いがあります。 そのた
在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律(ざいがいこうかんのめいしょうおよびいちならびにざいがいこうかんにきんむするがいむこうむいんのきゅうよにかんするほうりつ)は、在外公館の日本語の名称および位置について定め、加えて、そこに勤務する外務公務員の俸給および在勤手当などについて、物価水準や生活水準といった特殊性を考慮して特別職の職員の給与に関する法律および一般職の職員の給与に関する法律に関する特例について定める日本の法律である。法令番号は昭和27年法律第93号、1952年(昭和27年)4月21日に公布された。略称は在外公館名称位置給与法、名称位置法[1]など。 所管は外務省大臣官房在外公館課および領事局政策課である。 第1条(在外公館の名称及び位置) 第2条(在外職員の給与) 第3条(給与の支払) 第4条(給与の支給方法) 第5条(在勤手当) 第6条(在勤手
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><div class=\"naka6-banner\" style=\"margin:0 0 15px;\">\n<p style=\"display:block;margin:0 auto;\"><a href=\"https://www.asahi.com/special/bucha/?iref=kiji_bottom_banner\" style=\"display:block;\"><img src=\"https://www.asahicom.jp/special/bucha/images/banner/bucha-tokusyubanner_660x100.jpg\" alt=\"ウクライナ侵攻
自動車専用道路「アネスト岩田ターンパイク箱根」(小田原市─箱根町、約14キロ)は28日、会員登録制の自動料金収受システム(ETCX)を導入した。中日本高速道路によると、本格導入は全国4例目で神奈川県内では初めて。 ETCXは、… 県内で初めてETCXが導入されたアネスト岩田ターンパイク箱根の開通式=小田原市早川 [写真番号:1063419] この写真に関するお問い合わせ 県内で初めてETCXが導入されたアネスト岩田ターンパイク箱根で記念品を渡される1台目の通行車両=小田原市早川 [写真番号:1063420] この写真に関するお問い合わせ 県内で初めてETCXが導入されたアネスト岩田ターンパイク箱根=小田原市早川 [写真番号:1063421] この写真に関するお問い合わせ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く