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ブックマーク / blog.chirijin.com (6)

  • 人の流れ、都市のつながりが見える地図

    人の移動が多いところは公共交通(鉄道やバス)が通り、少ないところは通らない・・・この現象、体内の血管と似ている気がしました。心臓というターミナルから、血液を多く使う脳へは太い血管が、そこまで使わない耳には細い血管しかありません。なにしろ幹線と支線のような構造が見て取れます。 体内の血管は、往路が動脈、復路が静脈ですが、公共交通では往路と復路はほぼ同じルートになるため、鉄道を青、バスを桃色でソレ風にしたら、動脈・静脈風の地図ができるはず・・・作りながらそんな発想が湧き、2007年に試作、2011年に更新したものが「動脈・静脈図」です。(今や減便で減っている区間もあると思いますが) パッと見るなり、下関〜北九州(小倉・黒崎)〜福岡(天神・博多)〜久留米〜熊、の脈の太さがわかります。人口が多く、人の流れも多い、いわば幹線と言えるでしょう。その他の九州の主要都市は、個々に独立して点在しています。

    人の流れ、都市のつながりが見える地図
  • 北朝鮮レポート(2) 純朴な美味、それが朝鮮料理。

    北朝鮮レポート第2回、気になるレポです。 さて、北朝鮮に行くと、一番多い質問は「行けるのか」「帰って来れるのか」です。 次いで多いのが「洗脳されるのか?」ですが、それはありません。ただ、現地民は日で言う神社仏閣以上の宗教の如く、精神的支柱にしている(させられている)面は大きいでしょう。旅行ルートでそういった史跡を回るので、その一端をトレースすることになりますが、ただ「無礼のないように見て回る」程度で、特に思想教育等はありません。 ・・・北朝鮮に関する内容は、マスメディアへの掲載ができません。報道関係者の入国はできませんが、私も報道関係者者ではないため、許可を得て入国できています。この記事の内容や写真の転載は不可です。今後のレポートのためにも、よろしくお願い致します。 北朝鮮レポート(1) 近代化の前のリアリティを体感するフィールドワークとして 北の料理のお味は? その次に多いのは、「料

    北朝鮮レポート(2) 純朴な美味、それが朝鮮料理。
    Guro
    Guro 2016/03/18
  • 北朝鮮レポート(1) 近代化の前のリアリティを体感するフィールドワークとして

    ・・・北朝鮮に関する内容は、マスメディアへの掲載ができません。報道関係者の入国はできませんが、私も報道関係者者ではないため、許可を得て入国できています。この記事の内容や写真の転載は不可です。今後のレポートのためにも、よろしくお願い致します。 中国の丹東(丹东)から北朝鮮の新義州(신의주)に入る際、国境の鴨緑江(鸭绿江/압록강)から見える風景です。右側が丹東、左側が新義州で、対照的な風景です。中国側の丹東が大都会に見えますが、川沿いの景観が良いためか、高層ビルは川沿いにのみ立地しています。そのため過剰に都会に見えますが、それにしても左側、新義州とはコントラストが感じられます。 丹東市街地の賑いは、日の人口30万人の都市くらいです。中国の「市」は日の県より大きく(地級市)、市の中に市や区、県があり、このうち区の部分が日の中核都市、市が県内の地方都市、県がそれ以外の地方、になります。そして

    北朝鮮レポート(1) 近代化の前のリアリティを体感するフィールドワークとして
  • 立川と八王子の比較

    八王子VS立川! 多摩の「首都」はどちらか検証する http://j-town.net/tokyo/column/gotochicolumn/213721.html という記事がありました。 1990年代までは八王子が中心だったのが、2000年代から逆転して立川に中心性が移ってきています。 拠点性の地盤沈下が続く八王子と、拠点性の成長が著しい立川の差はなかなか際立っていますが、私はその両市に挟まれた日野市で90〜00年代を過ごしたこともあり、その変化を感じざるを得ませんでした。まず、家族での外出が、90年代までは問答無用で八王子だったのが、00年代からは立川にシフトしていきます。2001年に多摩モノレールの開通で南北の軸が完成し、同時に多摩地区で最も情けなかった立川伊勢丹が、多摩地区で最もシッカリした百貨店へと変貌を遂げる等、謎の進化を遂げました。 さて、八王子と立川を比較しようとすると、

    立川と八王子の比較
    Guro
    Guro 2015/11/30
    とても興味深い。「民力」みたいなかんじ。こういう図をパッと見られる統計APIが欲しいかな。
  • <開催報告>「中村市をめぐる万物収集報告展」(@HAGISO)

    東京・台東区谷中「HAGISO」での展示「中村市をめぐる万物収集報告展」は日最終日ですが、足を運んでいただいた皆様、ありがとうございました。 展示の様子を簡単に紹介しますと・・・ 右側には、空想都市・中村市をつかむさまざまな情報があります。地理感覚をつかみたい方は、地誌のような解説、地形、人口(ちなみに並べた西京市の統計は大幅に間違っています)、地理感覚がない人にはイメージでつかめるようなタウンガイドやグルメガイド、ロゴです。 こういった街の断片を頭の中で継ぎ合せるだけでも、少しずつ街のイメージが見えてくるのではないでしょうか。(※このうち半数はWebでも見られますが、半数は今回初公開です。おいおいWebにもアップします。) 中央部には大判で中村市の空想地図が展示してあります。この空想地図はWebでも見られますが、じつは「地図を遠くから眺めて、全体感をざっとつかむ」ことで、いつも見えない

    <開催報告>「中村市をめぐる万物収集報告展」(@HAGISO)
    Guro
    Guro 2015/11/30
    あっ。展示されていたのか。。気づかなかった。
  • 100万人の地図 ―100万人単位に割って見る―

    ※2006年に制作した「100万人の地図」について、2011年に記事にしたものを、2015年にリメイクしたものです。大まかには人口の変動はないかと思いますが、微細な人口の変動を反映していないことをご了承ください。 その都市の「都会」度は、都市人口の多さ? 「都会」度…と喩えてみましたが、都市の集客力や中心性、街の賑わいは、都市人口の多さで語られるのが一般的です。たしかに、おおよそ都市の人口に比例しますが、完全にそうとも限りません。岡山県倉敷市(47万人)と香川県高松市(41万人)は、人口では倉敷市が多いものの、市街地は高松市のほうが賑わっています。これは倉敷市が合併を繰り返して人口が増えていることと、さらに大きな岡山市の衛星都市として発展しているためです。 このような事情を乗り越えるのは、核都市と周辺市町村をまとめた「都市圏」単位で人口を見るという方法があります。しかし、仙台都市圏の人口(

    100万人の地図 ―100万人単位に割って見る―
    Guro
    Guro 2015/10/14
    かなり興味深い
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