11月10日、昨年夏に配置変更が行われた近代史資料室を見学しました。「図書館とともだち・鎌倉」の皆さんによる企画です。 近代史資料室の守備範囲 鎌倉市では、古代から近世にかけての文化財的内容は文化財課、中世から近世の書跡・古文書は鎌倉国宝館(文化財施設課)、幕末以降の資料は図書館(教育部)が受けもっています。近代史資料室は1977年に中央図書館内に設置されて、既に40年以上が経っています。 近代史資料の収集・保管・調査・研究などの資料室本来の業務と共に、同室では2014年からは長期保存の行政文書から歴史的公文書を選別する作業が行われるようになりました。現在は選別作業のために2人の会計年度任用職員を配置しています。 昨年夏のリニューアル 2019年7月、中央図書館3階の多目的室が「近代史資料室書庫(収蔵庫)」に改造され、地階にあった和漢籍も含め、館内各所に分散保管していた約100のコレクショ