「新海は輝かしい青春の魂を描き切った」とル・モンド紙が評価するなど、日本のアニメ愛好者の多いフランスでも話題を呼んだ新海誠監督の「君の名は。」。 同国のメディアが同作におおよそ好意的な評価を示す中、一般フランス人の感想は、「背景はきれいだけど人物の絵が馴染めなかった。シンプル過ぎて表情がない」「東京を思う存分満喫している作品。いつ大きな災害が起こるかもしれないという不安が織り込まれてると感じた」など両極端に分かれた印象だ。 フランスの多くのメディアも分析しているが、これまでさまざまな日本のアニメを楽しんできた人、または日本文化に興味を持ってきた人は同作になじみにくいと感じ、これまでアニメを全く見たことがないような人や若年層は肯定的な印象だった。さらに前者の多くはジブリ作品と同作を比べ、絵柄、テーマ、女性キャラクターなどに言及する声も多い。 フランスでも大ヒット フランスでも根強い人気を誇り
以下は、科学朝日92年7月号に「無名の研究者が出した一発必中のベストセラー物語」というタイトルで掲載されていたものです。これは筆者が最初の本をどうやって出したかの手記なのですが、完全に八方塞がりの状況から理詰めの戦略を用いて劇的な逆転を果たしていったという、ちょっと珍しい内容となっています。 実はこれは筆者にとっての戦略なるものの原点であり、机上の理論ではなくむしろ自身が生き延びるために厳しい実戦にそれらを用いてきたという特異性が、恐らく「無形化世界・・」の中にも何らかの形で反映されているのではないかと思います。 私が世に出ることになった最初の著書『物理数学の直観的方法』は、あらゆる点で普通とはかけ離れた方法で出した本である。そのせいか一体どうしてあんなことが可能だったのかと質問を受けることが多い。それを語るのはもちろんこれが初めてのことだが、その実態はおそらく大方の聞き手が目を丸くするよ
どうも、炒飯大好き出版プロデューサーの西浦です。 今でこそ出版プロデューサーをしていますが、それ以前は学研という出版社で書籍のマーケティングをしていました。つまり営業畑の人間なんです。だから「売れるかどうか」には敏感だし「どう売るか」から逆算してプロデュースをしていきます。 さてベストセラーと言うと編集者にライトが当たりがちですし、たしかにその役割は非常に大きいのですが、実はその裏で「営業」がものすごく活躍しているのです。今回は元営業だからわかる「営業エースの重要性」について書いてみます。 営業エースについて動画で観る ベストセラーの仕掛け人「営業エース」について、動画で観たい方、ながらで聴きたい方はぜひ下記もご利用ください。 書籍のマーケティングってどんな仕事? 出版社によって営業のやり方は全然違うのですが、僕がやっていた仕事を簡単に言うと「販売方法の決定」と「書店営業部との交渉」「増刷
HTML5などのWeb技術の策定を行うWorld Wide Web Consortium(W3C)と、EPUB 3など電子書籍フォーマットの国際標準を作成するInternational Digital Publishing Forum(IDPF:国際電子出版フォーラム)が、組織を統合する契約を締結したことを発表しました(W3CとIDPF正式統合 - 出版の未来形を描くロードマッピング - W3cのプレスリリース)。 We are happy to announce IDPF and W3C have completed combination, embracing the roadmap for future of #publishing https://t.co/ZwhxgcEhKL pic.twitter.com/unAVniY5UW — W3C (@w3c) 2017年2月1日 両者
日本出版学会春季研究発表会(2015年)発表資料(完成版)です。公開まで時間がかかったことをお詫びします。Read less
このところ興味深い「読書論」の本を続けて読んだ。いずれも「読書の秋」に向けて出版された本だと思うが、これらを手がかりに今回は読書について考察してみたい。 そもそもなぜ、秋は「読書」の季節なのか。秋分を過ぎて日が短くなり、夜の時間が長くなるからだと思いこんでいたが、戦後まもなく制定され現在に続く、「読書週間」なる活動の影響も大きい。公益社団法人読書推進運動協議会のウェブサイトでは、読書週間がはじまった経緯が次のように紹介されている。 終戦まもない1947年(昭和22)年、まだ戦火の傷痕が至るところに残っているなかで「読書の力によって、平和な文化国家を作ろう」という決意のもと、出版社・取次会社・書店と公共図書館、そして新聞・放送のマスコミ機関も加わって、11月17日から、第1回『読書週間』が開催されました。そのときの反響はすばらしく、翌年の第2回からは期間も10月27日~11月9日(文化の日を
1冊から作れる「POD(プリント・オンデマンド)」だから、著者負担なしで紙の本を出版できます こんな方にオススメRecommendation 出版社向け電子出版サービス《NextPublishing》が、ついに著者の皆さまにもお使いいただけるようになりました。出版可能なPDFデータがあれば、どなたでも紙の本を出版できます。 自分の作品を紙の 書籍で発刊したい 自分の知識・ノウハウ を出版物として 社会に発信したい 紙の本をアマゾン で出版・販売したい 在庫リスク・費用 負担なしで 紙の本を出版したい 過去に出版した書籍 を再出版したい (絶版書籍の復刊) 書籍の出版には、日本最大のネット書店アマゾンでの販売が欠かせません。著者向けPOD出版サービスでは、紙の本をアマゾンで製造・販売するまでの一連のプロセスをサポートしています。 当社は、アマゾンが日本でプリント・オンデマンド出版を始めた頃か
著者に聞く 『化石に眠るDNA』/更科功インタビュー 近年、DNAの解析速度は飛躍的に向上し、かつては不可能だと思われていたことが次々と実現しつつある。となれば、恐竜やマンモスの復活も夢ではない? 現時点での達成と限界とは? 『化石に…[続きはこちら] 2024/04/28 著者に聞く 『長篠合戦』/金子拓インタビュー 天正3年(1575)、現在の愛知県新城市で、織田信長・徳川家康の連合軍と武田勝頼率いる軍勢が激突した。長篠合戦である。鉄砲の威力の前に武田方が大敗を喫した戦いとして知られるが、そう…[続きはこちら] 2024/04/26 特別企画 [特別寄稿]一条天皇の即位/榎村寛之 「光る君へ」第11回「まどう心」では、花山天皇の後、懐仁親王が即位する場面がありました。わずか7歳の新天皇は、一条天皇として知られています。花山のときには即位式は描かれず、今回の一…[続きはこちら] 2024
H.A.B出版部の新刊『山岳新校、ひらきました』(奈良県立大学地域創造研究センター撤退学研究ユニット・編)を刊行いたします。→コチラ
※ほぼ半分を無料公開しているノートです(結城メルマガVol.043より) 「本を書く心がけ」では、結城が本を書くときに心がけていることなどを書いています。今回は、ライター(書く人)とエディター(編集する人)について。 ●ライターとエディターの違いライターは「書く人」であり、エディターは「編集する人」です。 この二人の役柄は重なっているところもあります。人に見せる文章を作り上げるときに、ライターとエディターの仕事と関心はかなり重なります。ライターの仕事の一部をエディターがやったり、エディターの仕事の一部をライターがやることもあるでしょう。文章を読む力、文章を書く力はライターとエディターの両方に必要です。でも、その根底には大きな違いがあります。 結城は、ライターかエディターかでいえばまちがいなくライターです。企画を立てたり、ゲラ読みをするときなどはエディター的な作業も行いますが、結城の関心は基
こんにちは、きんどるどうでしょうです。Amazonのプレスリリースで「KDPの売上だけで生きている」というクロサワコウタロウさん特集を紹介していますのでご案内。 「今はKDPの売上だけで生活しています。といっても、1人で食べていくのに困らないという程度ですけど」 クロサワ コウタロウさんがオートバイでのユーラシア大陸横断と北米・南米大陸縦断の旅をまとめた『珍夜特急』を、Kindleダイレクト・パブリッシング(KDP)で出版を始めたのは、2013年のこと。最初の旅に出てから、実に14年もの歳月が流れていた。 「2つの旅を終えて日本に戻り、地方のホテルで働いていた時に、夜は何もすることがなかったので、忘れないうちにまとめておこうと、ノートに書き始めたんです。でも量が膨大だったので、とても書ききれなくて。途中でやめて、結局そのままになってしまった期間が長かったですね」 (……) 現在、クロサワさ
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