JR西日本広島支社の男性運転士(46)が乗務中、同乗していた男性運転士(28)と運転席で私語を交わし、乗客に注意されていたことがわかった。 乗客によると、2人は談笑していたように見えたといい、同支社は内部規定に違反するとして2人を処分する。 同支社によると、46歳の運転士は3日午後、JR山陽線岩国発白市行き普通電車(4両)に乗務し、28歳の運転士は移動のために岩国駅から同乗。2人は少なくとも和木(山口県和木町)―玖波駅(広島県大竹市)の8分間、私語を交わし、同駅で停車した際に、降車した乗客に注意されたが、「まじめにしてまーす」と、ちゃかすような返事をした。乗客の通報を受けた同支社の調査で、2人は「久しぶりに会って、つい私語をしてしまった」と、認めた。 同支社の白砂正博・運用車両課長は「お客様に不信感や不安感を抱かせ、おわびします」と話していた。