国際電気通信連合(ITU)と総務省が2日・3日、シンポジウム「ITU/MIC Strategic Dialogue on Safer Internet Environment for Children(安心・安全なインターネット環境整備に関する戦略対話プログラム)」を東京で開催している。日本と世界各国の政府関係者や通信業界関係者、学識経験者、NGOなど、25カ国から約200人が参加し、児童ポルノ対策などオンラインでの児童の保護をテーマに、それぞれの取り組みや課題について情報の共有を図る。 2日午前には、ITU事務総局長のハマドゥーン・トゥーレ氏があいさつし、「オンラインでの児童の保護は、我々の時代で最も重要で、かつ差し迫ったテーマ」と述べるとともに、ITUの理事会でも重要な課題の1つとして認識していることを説明した。また、ITUの政策アナリストであるクリスティーナ・ブエティ氏は、ITUのイ
今年2月、首相官邸の執務室。首相は鳩山邦夫総務相と会い、日本郵政の6月の株主総会で西川社長を含む取締役を一新するよう指示した。「ポスト西川」の候補として、NTTの和田紀夫会長、生田正治・元日本郵政公社総裁、西室泰三・東京証券取引所会長らの名を記したリストも手渡し、水面下の調整をゆだねた。 首相の意を受けた鳩山氏は5月に入り、日本郵政の取締役人事を決める指名委員会の一部委員に「首相は西川氏を代えるつもりだ」と伝え、「西川辞任」に向けた多数派工作を始めた。 しかし、直後から巻き返しにあう。 指名委員会は、委員長を務める牛尾治朗・ウシオ電機会長を始め、郵政民営化など、小泉元首相が進めた構造改革に積極的な財界人が名を連ねる。そうした委員を通じて鳩山氏の動きを察知したのは、構造改革の旗振り役だった竹中平蔵・元総務相だった。 竹中氏は小泉氏に相談した。小泉氏は2005年、竹中氏を通じて西川氏と知り合い
日本郵政の西川善文社長の更迭を求める鳩山総務相に対し、自民党の4日の派閥総会などで批判が相次いだ。 麻生派の中馬弘毅座長は「最終的には麻生総理にお任せし、その決断に我々も従っていく」と強調。伊吹派の伊吹文明会長は「人を批判したら国民は拍手喝采するかもしれないが、政権担当能力を付与してくれるほど甘くない」と鳩山氏を批判した。 民営化推進派の中川秀直元幹事長も記者団に「内閣一体として適切な結論を出していただけるだろう」と述べ、鳩山氏を牽制(けんせい)。鳩山氏も出席した党代議士会では、小泉チルドレンの中川泰宏衆院議員が「指名委員会は(続投を)決定した。それを内閣が変えるなら、明日解散し国民の民意を聞く。もしくは1人で騒いでいる鳩山総務相にお辞めいただく」と辞任を要求した。 日本郵政の社長人事の混迷については、経済界も懸念を強めている。 経済同友会の桜井正光代表幹事は2日の会見で「社長人事
メディア朝日「死に神」報道に法相激怒 「死刑執行された方に対する侮辱」 今月17日に宮崎勤死刑囚(45)ら3人の死刑執行を指示した鳩山邦夫法相を、朝日新聞が18日付夕刊で「死に神」と報道したことについて、鳩山法相は20日の閣議後会見で、「(死刑囚は)犯した犯罪、法の規定によって執行された。死に神に連れていかれたというのは違うと思う。(記事は)執行された方に対する侮辱だと思う」と強く抗議した。 「死に神」と鳩山法相を表現したのは、18日付朝日新聞夕刊のコラム「素粒子」。約3年の中断を経て死刑執行が再開された平成5年以降の法相の中で、鳩山法相が最も多い13人の死刑執行を行ったことに触れ、「2カ月間隔でゴーサイン出して新記録達成。またの名、死に神」とした。 会見で、鳩山法相は「私を死に神と表現することがどれだけ悪影響を与えるか。そういう軽率な文章を平気で載せる態度自身が世の中を悪くしていると思う
昨日の死刑執行について、各種メディアから取材が相次いでいる。鳩山大臣が、死刑執行のペースをあげて半年間で13人という大量処刑の道をひらいたことが、この国の刑事司法のあり方を大きく変化させたことは、間違いのないことだ。今後、裁判所で確定する死刑囚の数も増加していく。そして、私たちが何もしなければ、裁判員裁判でたった3日間のスピード審理の結果、死刑判決も増えるのではないか。つい先刻終わった取材は、「鳩山法相支持」「鳩山法相ガンバレ」の声がテレビ局にたくさんきたことについてどう考えるかというインタビューだった。私たちのこの国は、21世紀の初頭に世界の趨勢に逆行して「死刑の積極的推進」に舵を切っていいのだろうか。 日本で育った若者がヨーロッパやカナダなどの死刑廃止国に留学して「死刑の存在しない社会」にふれた時、何か戸惑いがあるだろうか。むしろ「日本ではなぜ死刑が存置されていて、日本人の多くが支持し
【宮崎勤死刑】 死刑廃止議連、怒り…「死刑増、異常だ!」「日本、人権主張する資格なし」「死刑に抑止力なし」「死刑で国民が幸せになるのか!」 1 名前:☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★ 投稿日:2008/06/17(火) 17:57:21 ID:???0 「執行増は異常」「抑止力ない」=法相あてに抗議書−死刑廃止議連 宮崎勤死刑囚(45)ら3人に対する刑の執行に抗議し、国会議員でつくる「死刑廃止を推進する議員連盟」(亀井静香会長)は17日、 法務省を訪れ、死刑制度の見直しを求める鳩山邦夫法相あての 申し入れ書を提出した。 衆議院議員会館で記者会見した亀井会長は「新たに3人の命が国家権力に消された。 何か国民の幸せにつながっていくものが生まれたのか」と批判。凶悪事件は減って いないとして、「(死刑制度による)抑止力がないのは明白」と主張した。 保坂展人事務局長も「執行数が
知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう 【橋本勝さんのコメント】 2007年12月7日、日本で3人の死刑が執行された。鳩山法務大臣はその3人の実名を公表した。 12月18日、国連総会は死刑執行の停止を求める決議案を賛成多数で採択した。だが、日本はアメリカや中国などと共にこの決議案に反対した。 2009年から、日本でも国民が裁判に参加する、裁判制度が始まる。ということは裁判員6人の中の一人となったあなたが、被告に死刑の判決を下すことがありえるかもしれない。凶悪な犯罪を憎むあなたの、勇気ある判決というわけである。さらにあなたのその正義の裁きをより実感してもらうために、死刑執行の場に立ち会ってもらいましょう、いや、いっそ絞首の綱を引っぱっていただこうか。人を裁くことの責任の重大さが身をもって感じられる、貴重な体験となること間違いな
先日、参議院議員である松浦大悟さん(松浦大悟 - Wikipedia)から問い合わせのメールをいただきました。今国会で争点として取り上げられそうな「学校裏サイト」「出会い系サイト」「有害サイト規制」について質問するため、これらに関する情報を提供して欲しいとのことだったので、下記のようにお答えさせていただきました(文面はブログ用に若干修正しています)。 ========================= ■前提として 出会い系サイト規制の前提として、「出会い系サイトを利用した児童買春事件が急増している」というクローズアップがよくされているが、これだけをみて論じるのは間違い。まず統計的に見ても売春が「急増」しているわけではない。ネット・ケータイユーザーが単純に増加したことで、ネット・ケータイを通じてこれまで行われていたことが<可視化>されるようになったこと、およびこれまでであってもコミットしや
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