九州を一回りした「まるごと特区」。数々の地域イチ押しの取り組みを堪能してきた、特区部長TOGGY(トギー)さんの鼻息が荒い。「私のふるさとの北九州も、実はすごいんですよ~」。世界文化遺産に一部の施設が登録された八幡製鉄所が有名だが、知る人ぞ知る驚きの建築物がたくさんあるのだという。勢いに押され、部長補佐のミカエラ・ブレスウェートさんと出かけると――。 市立中央図書館 北九州市役所そばの市立中央図書館(小倉北区)。日本を代表する建築家磯崎新の設計。開館40年の昨年、建築系出版社が出した「日本の最も美しい図書館」に紹介された――。 という説明が不要なほどに有名になり、多くの若者が全国から見学に訪れるのは、映画「図書館戦争」のロケが敢行されたからだ。 情報統制が進む中、「本を読む自由」を守る図書館の自衛組織と、武力行使を厭(いと)わない国家組織との戦いを、淡いラブストーリーをからめて描く。劇中で
![「図書館戦争」「MOZU」の舞台 北九州の「イケ建」:朝日新聞デジタル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5bed3a0e813ae4f5c51825e68143fc3cd35a8447/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.asahicom.jp%2Farticles%2Fimages%2FAS20160113003155_comm.jpg)