ローマ教皇、被爆地から核廃絶演説 「保有、平和への答えにならず」―長崎・広島 2019年11月24日20時54分 広島平和記念公園での「平和のための集い」で、核廃絶を訴えるフランシスコ・ローマ教皇=24日午後、広島市中区 来日中のフランシスコ・ローマ教皇は24日、被爆地の長崎、広島両市を訪問した。長崎では「核兵器や大量破壊兵器を所有することは、平和と安定の望みへの最良の答えではない」と世界に向けて核兵器廃絶を求めるメッセージを発信。広島でも「戦争のために原子力を使用することは犯罪だ」と訴えた。 教皇は「広島と長崎から人類は学んでいない」と発言するなど、2013年の就任以来一貫して核兵器廃絶の必要性を呼び掛けてきた。 24日午前、雨が降る中、教皇は長崎市の爆心地公園を訪れた。原爆の犠牲者に対して献花し、約2分間黙とうをささげた。その後、被爆者ら約1000人を前に、スペイン語で核兵器廃絶に向け
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