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ブックマーク / sk-44.hatenadiary.org (8)

  • 「獣」などいない - 地を這う難破船

    ⇒http://d.hatena.ne.jp/hokusyu/20091206/p1 ⇒http://d.hatena.ne.jp/hokusyu/20091206/p2 何から書いたらよいものか。いや、hokusyuさんに対してということではない。むろん批判でもない。 「獣」などいない。社会化された悪意に基づく人間のあまりに人間的な行為と、それによって裁かれる者しかない。そして、そのような者をもってして「獣」のレトリックを週刊新潮誌上で用いる――社会化された悪意に基づく個人の暴力を「獣」という「男性の性」へと手間味噌に変換する――高名な作家先生がいる。その社会化された悪意がある。そういう話。そのような構造とその問題の話。その、理不尽極まりない暴力の話。それがなぜここまでこじれるか。この件について言及した人の中で、渡辺淳一の発言それ自体に同意した人を私ははてな界隈で見たことがない。 少な

    「獣」などいない - 地を這う難破船
  • 自由の核心にあるもの - 地を這う難破船

    些か応答が遅れて申し訳ありません。更新の時間が取れませんでした。 ⇒ロクでもないけどこれしかない - 地下生活者の手遊び ■ まず第一に、国がマンガの美術館を作るということは何ら不自然ではない。すでにある国立の美術館に並んでいる芸術作品と同じくらいの気合で、我々はマンガを描いている。国立のマンガ美術館、やれるものならやってください、でも無理でしょう? というのが僕の考えだ。 アート全体にも言えることだが、マンガの中には政府や政治家にとって都合の悪いもの、眉をひそめるようなものがたくさんある。そういうものがほとんどだ、と言ってもいいくらいだ。国や政府が保護したり育成したりバックアップできる代物ではない。 例えば非常にエロチックなもの、あるいはくだらないもの、「くだらない」とくくられるもの、そんなマンガがすべて、国の建設した建物の、劣化を防ぐために空調が完備された部屋の棚にズラーッと並べられ

    自由の核心にあるもの - 地を這う難破船
  • 暴力と擬似暴力、ベタとメタ - 地を這う難破船

    ⇒「レイプレイ」と言論の自由 - モジモジ君のブログ。みたいな。 ⇒「レイプレイ」と言論の自由、その2 - モジモジ君のブログ。みたいな。 ⇒「レイプレイ」と言論の自由、その3 - モジモジ君のブログ。みたいな。 そのような話をするのなら、「陵辱」を「陵辱」として愉しむことと人と人の間に暮らすことは普通に両立する、でFAです。「陵辱」を「陵辱」として愉しむことはヘイトスピーチではない。「陵辱」を「陵辱」として愉しむことと人と人の間に暮らすことは普通には両立しない、という結論は「差別意識は顔に出すな」以外のどこから出てくるのか。見当は付きますけど。メディアがメッセージとして機能している以上、ヘイトスピーチに等しい陵辱表現の、その意義を説け――か。 先日、交際相手からレイプゲームについて訊かれて心停止しかけた。ブログが彼女バレしたら死ねるが、そうではなかった、よかった。レイプシミュレータってな

    暴力と擬似暴力、ベタとメタ - 地を這う難破船
  • 表象は読み解かれなければならない - 地を這う難破船

    ⇒言論・表現への法規制に抗するために - 地下生活者の手遊び 仰りたいことはわかりました。趣旨には同意です。「まとめ」の部分にはほぼ異論はありません。率直に言って、NaokiTakahashiさんのブログのコメント欄での応酬を拝見した限りは、もっと突っ込んだ議論を展開されるのかと思っていました。 「女を痴漢して強姦して孕ませて堕ろさせるゲーム」の表での流通が「人権侵害と認めるところからはじめ」るというのは、相当に強い議論です。DV等を見るまでもなく、児童虐待を見るまでもなく、そして人身売買を見るまでもなく、私的セクターにおいて、あるいは商行為の名のもとに、侵害されている人権の回復には強制力の執行を伴います。その強制力を市民は国家に付託しています。むろん数多の非営利団体が活動していますが、彼らは強制力もまた強制的な執行の権限も持ち合わせません。そうした社会を、私たちは選択しているし、私は「自

    表象は読み解かれなければならない - 地を這う難破船
    NORMAN
    NORMAN 2009/05/30
    "表象は読解とその文脈に左右される。ゆえに、表象の差別性を論じる際は当該表象の読解の文脈とその多様性とセットで論ずべき。表象に対して構造的な人権侵害を問題とするなら読解の文脈とその多様性を前提すべき。"
  • 差別的であることは銀の弾丸ではない - 地を這う難破船

    エロゲが差別的って、当然のことです。ポルノってのはそういうジャンルで、文学ではないし文学的価値もない。「文学ではないし文学的価値もない」というカテゴリーとしてポルノというジャンルは位置付けされている。「文学的価値」という概念が無批判に社会に流通して銀の弾丸と化していることを改めて確認した次第です。 男流文学論 (ちくま文庫) 作者: 上野千鶴子,富岡多恵子,小倉千加子出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1997/09メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (14件) を見る 『男流文学論』というのが昔あって、そのコンセプトは「文学的価値」なる概念とその無批判な社会的流通に対する批判だった。文学と見なされている三島や吉行や谷崎の小説はかくも差別的で、時にポルノでしかない、と指摘し批判した。その批判を指して、君たち小説が読めていないよ、と言ったのは蓮實重彦だけど

    差別的であることは銀の弾丸ではない - 地を這う難破船
  • 俺たちに明日はない、か - 地を這う難破船

    はてなブックマーク - 元詐欺師・逮捕歴有りの新風のオヤジが在日韓国人青年に喧嘩売る→ぶっ倒され泣き言(笑) - Transnational History 動画⇒動画 - はてなダイアリー ⇒自称愛国者が今日ヘイトスピーチをばらまく呼びかけをしていることに思う - U´Å`U ⇒昨日の続き - U´Å`U この弁士の方に申し上げたいのは、言論に暴力で対応するくらい誠実な対応はないということ。鼻をつまんで通り過ぎるとか、あるいは一瞥して通り過ぎるとか、そういう不誠実な対応を退けてきたのが右翼であって、だから歴史的に右翼は、動画の青年のような情念の受け皿として機能してきた。人種主義に対する憤りの受け皿として。その憤りを、連帯の基盤として。右翼とは一種のインターナショナリズムなのでもちろん国粋主義ではないし「在日」だって受け入れる。 そして、たとえば動画の青年が右翼になって万一テロでも起こし

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  • 江東区女性殺害事件地裁判決、雑感 - 地を這う難破船

    ⇒http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090218/trl0902181002005-n1.htm 上級審の判断を待つべきことではあるが、妥当な量刑と思う。判決の認定では、また検察の立証においても、殺害と死体損壊は性的な意図に基づくものではなかった。強姦を目的とした略取ならびに発覚を恐れての殺害。証拠隠滅のための死体損壊。報道を意図した検察の立証方法が妥当だったとは思えない。しかし判決は、裁判員制度の格好のPRにはなっただろう。一貫して言っているが、私は裁判員制度には賛成。だから、このような検察の立証には反対する。 強姦事件においてこのような報道を意図した立証を検察は行わない。強姦目的の略取の挙句の殺人事件だから、つまり被害者は亡くなっているから、そして遺族の了解があるから、報道を意図した立証を行う。もちろん遺族は被害者人ではない。「死者の尊厳」

    江東区女性殺害事件地裁判決、雑感 - 地を這う難破船
    NORMAN
    NORMAN 2009/02/20
    他者危害禁止原則を再び犯すおそれのある者を生涯隔離する―なら、傷害罪や殺人罪などの区別は無意味になる。なら、いまのような刑務所を維持していく必然性もなくなるのでは
  • はてサヲチャーが非ヲチャーの彼女にはてなサヨクを軽く紹介するための10Diary - 地を這う難破船

    改変元:アニオタが非オタの彼女にアニメ世界を軽く紹介するための10 まあ、どのくらいの数のはてなサヨクヲチャーがそういう彼女をゲットできるかは別にして、「ヲチャーではまったくないんだが、しかし自分のヲチ趣味を肯定的に黙認してくれて、その上で全く知らないはてなサヨクの世界とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持ってる」ような、ヲチャーの都合のいい妄想の中に出てきそうな彼女に、はてなサヨク略してはてサのことを紹介するために見せるべき10idを選んでみたいのだけれど。(要は「啓蒙」の正反対版だな。彼女に左翼を布教するのではなく 相互のコミュニケーションの入口として) あくまで「入口」なので、時間的にヲチに過大な負担を伴うはてサブックマーカーは避けたい。できればダイアリ、はてブを使用していてもダイアリと兼用しているidにとどめたい。あと、いくらはてなサヨク的に基礎といっても古びを感じすぎるものは避け

    はてサヲチャーが非ヲチャーの彼女にはてなサヨクを軽く紹介するための10Diary - 地を這う難破船
    NORMAN
    NORMAN 2008/08/02
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