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*book*と*進化*に関するNihonjinのブックマーク (90)

  • 人生が整うマウンティング大全

    2024年2月14日紙版発売 2024年2月14日電子版発売 マウンティングポリス 著 四六判/208ページ 定価1,540円(体1,400円+税10%) ISBN 978-4-297-13951-3 Gihyo Direct Amazon 楽天ブックス ヨドバシ.com 電子版 Gihyo Digital Publishing Amazon Kindle ブックライブ 楽天kobo honto このの概要 人間関係あるところにマウントあり,マウンティングを制する者こそが人生を制する。 3万以上の事例を収集・分析してきたマウンティング研究家が,80億総マウント社会を乗り切るためのナレッジを集大成。 一流の人こそこっそり活用しているマウンティングの最強パターンとは ステルスマウント×マウントさせる=最強のビジネススキル イノベーションはテクノロジーからではなくMX(マウンティングエクスペ

    人生が整うマウンティング大全
    Nihonjin
    Nihonjin 2024/01/16
    「Starbucks ~スタバでMacbookをカタカタしながらおしゃれに作業している自分という体験を提供~」
  • 書評 「ダーウィンの呪い」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    ダーウィンの呪い (講談社現代新書) 作者:千葉聡講談社Amazon 書は千葉聡による「ダーウィンの自然淘汰理論」(特にそれが社会にどのような含意を持つかについての誤解や誤用)が人間社会に与えた負の側面(書では「呪い」と呼ばれている)を描く一冊.当然ながら優生学が中心の話題になるが,それにとどまらず様々な問題を扱い,歴史的な掘り下げがある重厚な一冊になっている. 冒頭ではマスメディアがしばしばまき散らす「企業や大学はダーウィンが言うように競争原理の中でもまれるべきであり,変化に対応できないものは淘汰されるべきだ」という言説を,まさに「呪い」であると憂いている.そしてそれが「呪い」であるのは,「進歩せよ,闘いに勝て,そしてそれは自然から導かれた当然の規範である」というメッセージがあるからだと喝破している(それぞれ,「進化の呪い」「闘争の呪い」「ダーウィンの呪い」と名付けられている). 第

    書評 「ダーウィンの呪い」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
    Nihonjin
    Nihonjin 2024/01/03
    「「方向性のない進化」は幸福な未来を保障せず,虚無をのぞき込むような恐ろしい世界観とつながるものであること(そして「進化の呪い」はそれを封印する護符」「社会的理想を持つものには滑落が生じやすい」
  • 書評 「広がる! 進化心理学」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    広がる! 進化心理学 朝倉書店Amazon 進化心理学は基的にヒトの行動や心理を進化的な視点から理解しようとする試みであり,極めて学際的な営みになる.書はそのような進化心理学の周辺分野の専門家たち(その多くは同時に進化心理学者でもある)による進化心理学が周辺分野に与えてきた影響,あるいはその親和性を解説する一冊になる.編者は小田亮と大坪庸介. 冒頭の「まえがき」は「なぜ書店の『心理学』の棚には『進化心理学』というコーナーがないのか」という面白い掴みから始まっている.基的に新しい分野でまだ認知度がなく,そういう書名のが少ないからだと思われるが,ここでは,進化心理学は他の○○心理学と異なり,○○にあたる内容を研究するのではなく,進化はその視座を表しているからだと説明されている.つまり進化心理学は認知科学,社会心理学,発達心理学のような内容による区分に横串を通すような分野であり,そのよう

    書評 「広がる! 進化心理学」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
    Nihonjin
    Nihonjin 2023/06/28
    「文化はヒトにとって重要な環境であり,文化を持つことは一種のニッチ構築だと考えられる」
  • 書評 「生物学者のための科学哲学」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    生物学者のための科学哲学 勁草書房Amazon 書は生物学にかかわる科学哲学の主要トピックについて科学哲学者や科学史家たちが解説したもの.編者は科学哲学者のカンプラーキスと生物学者のウレルで,書名にもあるように想定読者としては生物学者が念頭に置かれている. これまでの生物学の科学哲学の入門書だと「種とは何か」「自然淘汰の単位は何か」「系統樹の推定はどのような営みか」「利他行動の進化とマルチレベル淘汰」「発生システム論」などの個別の各論のトピックが主要テーマになっているものが多いが,書が取り上げるものは必ずしも「生物学の科学哲学」に限らないということで,「説明」「知識」「理論とモデル」「概念」などの基礎ブロック的なテーマが数多く取り上げられていてなかなかハードな内容になっている.原題は「Philosophy of Science for Biologists」. 第1章 なぜ生物学者は科

    書評 「生物学者のための科学哲学」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
    Nihonjin
    Nihonjin 2023/06/28
    「第6章は生物学的(そして科学一般の)概念のほとんどがメタファーであることについて」
  • 書評 「進化的人間考」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    進化的人間考 作者:長谷川眞理子東京大学出版会Amazon 書は長谷川眞理子による「ヒトの特殊性」についてのになる.もともとは東京大学出版会のPR誌「UP」に2010~2012年にかけて「進化的人間考」として連載されたもので,それに少子化,犯罪,進化心理学についてのいくつかの雑誌寄稿*1を加え,最新の知見等にあわせ一部改訂し,一冊にしたものだ. 第1章ではヒトを探究する学問についての俯瞰的な解説がなされている.もともと人間についての探求は哲学として始まり,法学,経済学,社会学,倫理学,心理学,民族学,文化人類学と広がり,片方で自然人類学がある.自然人類学は長らく化石からの考察が中心だったが近時ゲノム解析が進み生態学,行動学,神経科学を取り込んで包括的に人類進化を解明できるようになった.そしてこれらを統合できないかというのが著者が長年取り組んできたことになる. ここから社会生物学論争,人

    書評 「進化的人間考」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
    Nihonjin
    Nihonjin 2023/06/28
    「そもそもほしい子どもの数は女性の方が少ない,また男性も多くの配偶相手を獲得するより子育て投資を重視(…)女性の投資戦略が子育て投資一辺倒から,自己投資(教育,仕事,夢の実現)や配偶者選択投資に」
  • 書評 「進化心理学」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    進化心理学 (放送大学教材) 作者:大坪 庸介放送大学教育振興会Amazon 書は進化心理学者大坪庸介の手になる進化心理学の教科書だ.今2023年度から放送大学で「進化心理学」が開講され,その教材として出版されたものだ.放送大学なら(BS視聴環境があれば)誰でも視聴でき,このようにテキストも出版されているので,初学者にとってはとてもうれしい学習環境になったというべきだろう. 冒頭の「まえがき」でいきなり,「進化心理学について学びすぎないようにしてください」とあって驚かされるが,教科書に書いてあることを鵜呑みにするのではなく自分で考えることによって理解が深まるのだという趣旨のようだ.そして進化心理学は「進化・適応」という大原則から統一的な理解が得られるという面白さがあること,進化的な説明が現代の倫理観とかけ離れたものであることが多く,誤謬のリスクがある反面,価値中立的に事実を評価することに

    書評 「進化心理学」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
    Nihonjin
    Nihonjin 2023/06/28
    「*9:これがセクシャルハラスメントや強制わいせつと関連する問題であることが指摘されている」
  • ピーター・ターチン「フェミニストから見た人類の社会進化:デヴィッド・グレーバーさんかなり変ですよ その2」(2019年2月16日)

    人類が進化する過程で、不平等の水準は劇的に変化してきている:祖先である類人猿の社会階層から、狩猟採集民の平等主義の小規模社会に、そして権力・地位・富の分配で大きな格差がある大規模な階層的社会へと A Feminist Perspective on Human Social Evolution February 16, 2019 by Peter Turchin 人類が進化する過程で、不平等の水準は劇的に変化してきている:祖先である類人猿の社会階層から、狩猟採集民の平等主義の小規模社会に、そして権力・地位・富の分配で大きな格差がある大規模な階層的社会へと。枢軸時代(紀元前800~200年)は、不平等の進化において、別の注目に値すべき変容――より大きな平等主義への移行の始まりがもたらされており、現在まで続いている。結果、不平等の軌跡はZのように見えるため、私はZ曲線と呼ぶことを以前から提唱して

    ピーター・ターチン「フェミニストから見た人類の社会進化:デヴィッド・グレーバーさんかなり変ですよ その2」(2019年2月16日)
    Nihonjin
    Nihonjin 2021/02/07
    「女性が母親と一緒に暮らしている地域では、男性が食料の分配をコントロールしての支配権の確立がほとんど不可能」
  • 政策立案は生物学の一分野である──『社会はどう進化するのか:進化生物学が拓く新しい世界観』 - 基本読書

    社会はどう進化するのか——進化生物学が拓く新しい世界観 作者:デイヴィッド・スローン・ウィルソン出版社/メーカー: 亜紀書房発売日: 2020/01/24メディア: 単行人間個人も、人間社会も、進化による大きな影響を受けている。ゆえに、現代の諸問題を解決し、政策を立案するにあたっては進化論を前提とした確かな知識が必要とされる。単純化してしまえば、それがこの『社会はどう進化するのか』の主張である。 進化の仕組みが我々を現状の機能と特徴を持つ個体にしたのはそうだろうけど、現代の問題を解決するためにその知識が必要だというのはなんか違くない? と思うかもしれない。が、実はそこには深い繋がりがあり、進化論を無視して問題を解決しようとしてもうまくいかないのだ──ということが一冊かけて訴えかけられていくのだ。 書の課題は、政策立案が生物学の一分野であることを示す点にある。政策の標準的な定義は、「政府

    政策立案は生物学の一分野である──『社会はどう進化するのか:進化生物学が拓く新しい世界観』 - 基本読書
    Nihonjin
    Nihonjin 2020/02/08
    「もっとも繁殖率が高いわけだから、その血筋だけを残したら卵がウハウハになりそうなものだが、実際にはメンドリが産む卵の数は少なくなっていった。それは単純に檻に入ったメンドリが殺し合っていたから」
  • Daily Life:placebo

    March 03, 2010 placebo Placebo: Mind Over Matter in Modern Medicine 著者:Dylan Evans 販売元:HarperCollins Publishers Ltd 発売日:2004-01-19 クチコミを見る プラセボ効果について勉強中。Evansのはプラセボのメカニズム、進化的な背景、倫理問題などに踏み込んでいておもしろい。著者の仮説はimmune conditioningとよばれる仕組みのバリエーションがプラセボ効果ではないか、ということ。 このでは、ひとつの仮説として、「メガプラセボ効果」、つまりある種のプラセボは同じ症状に対する最良の医学的治療より高い効果を持つ、という仮説が提示されている(pp.155-157)。同一条件下ではもちろんEBMでみとめられた治療がプラセボより効果が高い(ほとんどEBMの定義により

  •  「したがるオスと嫌がるメスの生物学」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    したがるオスと嫌がるメスの生物学 昆虫学者が明かす「愛」の限界 (集英社新書) 作者: 宮竹貴久出版社/メーカー: 集英社発売日: 2018/03/16メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る 書は昆虫学者宮竹による性的コンフリクトを扱った一冊.序章にあたる「はじめに」がかなり率直で楽しい.まず虫にも個性があることが強調され,そして昆虫の交尾行動を研究し続けてきた著者による「虫のオスにとってのモテの極意」が述べられている.それはまず「アクティブ&マメであること」だが,さらに重要なのは「アクティブになるタイミング」なのだそうだ.そして最後に著者の学者としての心意気も書かれている.現在岡山大学の教授である著者は数年前に管理職となる.そして「これを続けていくと,管理職手当は増え,定年退職後には新たな就職先も準備され,困らない老後を過ごせる」のだが,やってみるとそれは苦痛

    Nihonjin
    Nihonjin 2019/06/20
    「さらに負けたオスは,逃走中にメスに出合うとちゃんと交尾を試み,その際には精子数が(そうでないときに比べて)倍増する」
  •  「The Better Angels of Our Nature」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    The Better Angels of Our Nature: Why Violence Has Declined 作者:Pinker, Steven発売日: 2011/10/04メディア: ハードカバー 書は認知科学,認知言語学,進化心理学者であるスティーヴン・ピンカーによる最新刊で,ヒトの歴史における暴力減少傾向という現象を扱っている. この「ヒトの社会において,暴力は歴史を通じてほぼ一貫して低下する傾向にあった」という主張は多くの読者にとっては驚きと懐疑をもって迎えられるだろう.特に文明が起こり,国家間戦争が生じるようになる前の狩猟採集社会が非常に暴力的であったことはあまり知られていないし,中世の農村社会は平和だったと思っている人も多いだろう.さらに二つの世界大戦とホロコースト,さらに全体主義国家による大規模な粛正を経験した20世紀,現在の途上国における内戦による荒廃や自殺テロの

     「The Better Angels of Our Nature」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
    Nihonjin
    Nihonjin 2019/06/15
    「ここで悪魔については「自己欺瞞」が加わると事態が非常に悪化することを指摘している.本書はトリヴァースの「The Folly of Fools」と同時期に刊行されている」
  • ジョセフ・ヒース「社会構築主義:基礎編」(2018年5月26日) — 経済学101

    Social constructivism: the basics Posted by Joseph Heath on May 26, 2018 | philosophy 筆者の同僚のジョルダン・ピーターソンがこれほどの有名人になった理由の一つは、彼の批評の多くがあまりにも難解だからだ彼の批判者の多くがあまりにも混乱しているからだ。ピーターソンの論争は、(このようなたとえ話が許されるなら)ナイフでの白兵戦に銃を持ち込む奴のように見えることが一度ならずあった。このことは、ピーターソンの社会構築主義に関するさまざまな議論で特に顕著であり、その中には「樽の中の魚を撃つ」(訳注:アホらしいほど簡単な、という意味の慣用的比喩)ような質の議論もあった。その主な理由は、何かが「社会的に構築された」と言うことが何を意味するのか、そして、それが政治的に何を意味するのかについて、学者や運動家を含む多くの人たち

    ジョセフ・ヒース「社会構築主義:基礎編」(2018年5月26日) — 経済学101
    Nihonjin
    Nihonjin 2018/06/03
    「やっかいなのは社会への普及なのだ。その理由の一端は、人間の注意や記憶には、生物学的起源の強力なバイアスがかかっていて、特定の種類の物語に他より説得力を感じてしまうこと」/パスカル・ボイヤー、フロイト
  •  「What Women Want」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    Mate: Become the Man Women Want (English Edition) 作者: Tucker Max,PhD, Geoffrey Miller出版社/メーカー: Little, Brown and Company発売日: 2015/09/15メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る 書*1は,酒と女性についてのユーモアエッセイストとして有名なタッカー・マックスが,「Mating Mind(邦題:恋人選びの心)」でヒトの多くの特徴について性淘汰産物ではないかと議論したジェフリー・ミラーと一緒に書いた,いわば「オタク*2のための進化心理学的な知見を生かした『女性とつきあうためのハウツー書』」である. 序章で書執筆にいたる経緯が書かれていて面白い. 書はある年のサンクスギビングにミラーがガールフレンドのいない若いいとこたちと話をしたときの

     「What Women Want」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
    Nihonjin
    Nihonjin 2018/01/14
    「私的には,これはおそらく初めての本格的な進化心理学の実践的応用の試みだというところに関心がある」
  • ショーンKYさんのツイート: "日本には女性に不利な《制度》がある、と言っちゃうと難しくて、世界銀行が出してる"WOMEN, BUSINESS AND THE LAW"だと日本はほぼ完全に男女差がない国の一つに数え

    には女性に不利な《制度》がある、と言っちゃうと難しくて、世界銀行が出してる"WOMEN, BUSINESS AND THE LAW"だと日はほぼ完全に男女差がない国の一つに数えられる。 https://t.co/iebCh9zQLQ

    ショーンKYさんのツイート: "日本には女性に不利な《制度》がある、と言っちゃうと難しくて、世界銀行が出してる"WOMEN, BUSINESS AND THE LAW"だと日本はほぼ完全に男女差がない国の一つに数え
    Nihonjin
    Nihonjin 2017/12/31
    この話題ではスーザン・ピンカーの『なぜ女は昇進を拒むのか』がオススメです。http://d.hatena.ne.jp/shorebird/20090713
  • デイヴィッド・ベネターの反出生主義 - ピラビタール

    先日の記事の最後で、「反出生主義」なる思想があることを紹介しました。「私たちは子供を産むべきではない」という考え方であり、その根拠は論者によりさまざまです。現在その論者として特に有名なのは南アフリカの哲学者デイヴィッド・ベネターであり、『生まれてこなければよかった――存在することの害悪』(Better Never to Have Been: The Harm of Coming into Existence)によって知られています。 Better Never to Have Been: The Harm of Coming into Existence 作者: David Benatar 出版社/メーカー: Oxford University Press, Usa 発売日: 2008/09/15 メディア: ペーパーバック 購入: 2人 クリック: 72回 この商品を含むブログ (1件)

    デイヴィッド・ベネターの反出生主義 - ピラビタール
    Nihonjin
    Nihonjin 2017/12/02
    デイヴィッド・ベネター『生まれてこなければよかった』について
  •  「Why everyone (else) is a hypocrite」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    Why Everyone (Else) Is a Hypocrite: Evolution and the Modular Mind 作者: Robert Kurzban出版社/メーカー: Princeton Univ Pr発売日: 2011/01/03メディア: ハードカバー購入: 4人 クリック: 174回この商品を含むブログ (25件) を見る 書は進化心理学者ロバート・クツバン*1によるヒトの心のモジュール性,そしてそれによる道徳と偽善の説明のである.ヒトの心がモジュール的であるというのは,進化心理学勃興時から強調されていたことで,コスミデスとトゥービイがこれをスイスアーミーナイフに例えていることは有名だ.多くの進化心理学のリサーチはその一つ一つのモジュールがどうなっているのかをみていくものだが,書では「ヒトの心が多くのモジュールの集合体である」というモジュール性から何が説明

     「Why everyone (else) is a hypocrite」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
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    Nihonjin 2017/10/19
    モジュール性から自己欺瞞
  •  「うそつきの進化論」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    うそつきの進化論―無意識にだまそうとする心 作者: デイヴィッド・リヴィングストンスミス,David Livingstone Smith,三宅真砂子出版社/メーカー: 日放送出版協会発売日: 2006/08メディア: 単行購入: 4人 クリック: 57回この商品を含むブログ (19件) を見る <少し長い前置き> 自己欺瞞の進化的な説明はトリヴァースに始まる.彼はドーキンスの「利己的な遺伝子」の初版の序文において,ドーキンスが描いた世界の延長のひとつの例として動物のコミュニケーションが相手を操作しようというものなら,嘘をつく方向,次に嘘を見抜く方向,そして嘘を見抜かれないように自己欺瞞をよしとする方向に強い淘汰圧がかかるだろうと記している. ピンカーは「心の仕組み」でトリヴァース説を紹介し,嘘をつくのが難しいこと,それはそうであるからこそ,そのような情動が進化したと考えるべきこと,そし

     「うそつきの進化論」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
    Nihonjin
    Nihonjin 2017/10/19
    「そして無意識に語られるストーリーの解釈の世界に入っていく.ここは非常に興味深いが,(著者自身も何回も何回も断り書きしているように)通常のリサーチプログラムとは異質の世界だ」
  • 『なぜ保守化し、感情的な選択をしてしまうのか』私たちの心には、保守化の虫が巣くっている - HONZ

    なぜ異なる文化・価値観をもつ者を傷つけてしまうのか? こんな心理学の実験がある。 ある女性が売春の罪で起訴され、留置所から保釈されるのを待っている(という架空の裁判事例の実験だ)。この実験に参加した実在の判事たちは、2つのグループに分かれていた。一方のグループは、売春婦に標準的な保釈金を課したが、もう一方のグループはその9倍以上にもなる高額な保釈金を求めた。 判事とは公正で理性的な判断を旨とする仕事だ。それなのに、何がこれほど大きな差をもたらしたのだろう?  実は高額な保釈金を課した判事たちは、こうした判断をくだす前に、あるアンケートに答えていた。そのアンケートの中には、「死」にかかわる質問が入っていた。一方、標準的な保釈金を課した判事たちには、このような質問はされなかった。 死を思い起こさせられることが、判事たちの価値観(法律を守ること)を、さらに

    『なぜ保守化し、感情的な選択をしてしまうのか』私たちの心には、保守化の虫が巣くっている - HONZ
    Nihonjin
    Nihonjin 2017/08/31
    「さらにこわいのは、特に知り合いでなくても、信念(たとえば宗教)の異なる者が事故などで死ぬと、自分の不安が和らぐことである」/存在脅威管理理論の本だった。
  • 2727-3 性犯罪の行動科学

    性犯罪の行動科学 発生と再発の抑止に向けた学際的アプローチ 田口真二,平 伸二,池田 稔,桐生正幸 編著 A5判 280頁 定価 体3200円+税 ISBN978-4-7628-2727-3 C3011 発生数と検挙数に落差があると言われ,実態が把握しづらい「性犯罪」という現象。書では,科学的エビデンスに基づいて,発生要因や被害・加害に関する研究成果を紹介する。犯罪・進化・社会・臨床分野の心理学や統計学・医学の専門家による,性犯罪の正しい理解と抑止に向けた取り組みの進展を企図した研究必携書。

    Nihonjin
    Nihonjin 2017/06/13
    加害者の特徴、ナンパにあいやすい人など。
  • 社会的な心 : 発達科学・発達心理学を考える

    2013年08月09日 13:32 社会的な心 この夏に読むべき2冊のを紹介します。両方とも社会的な心や脳の発達に関する書です。 一冊は、ロンドン大学千住博士の『社会脳とは何か』。千住博士の『社会脳の発達』は以前このブログでも紹介しました。そのもわかりやすい内容でしたが、今度は新書で一般の方にもよりわかりやすい内容で書かれています また、千住博士自身の経験を基に、研究者としての在り方やキャリア形成に関する話もかかれています。これらから研究者を目指す人、大学院生などには必読の書だと思います。 もう一冊は、現在の心理学においても最もインパクトのある研究をしている研究者の一人であるマイケルトマセロ博士の『ヒトはなぜ協力するのか』。前著『心と言葉の起源を探る』以降トマセロの研究がどのように進んだのかを知るためには必読の書です。子どもの協力行動は教育や学習の産物ではなく、むしろ生まれながらにして

    社会的な心 : 発達科学・発達心理学を考える